転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

COJショートショート:エージェント・イン・スイムスーツ

2014-07-31 00:00:00 | 創作物(M・o・Aちゃん他)
昨日は所用の関係で夕方から吉祥寺入り。
COJはパックをちょっと剥いてみようと思ったのですが、
1発めで出てきたのは6枚目の《伝説の道化師》。
《女神の息吹》が引ける日は遠い様です。

さて突然ですがCOJショートショートの新作が完成したので公開します。
今回は既に公開している連作とは異なる単発もので、
「夏」をテーマにしたものとなっています。
楽しんでもらえればと思います。

・過去作品
クエスト・フォー・ザ・ムーン その1
クエスト・フォー・ザ・ムーン その2
クエスト・フォー・ザ・ムーン その3

<<<エージェント・イン・スイムスーツ>>>

作:Nissa(;-;)IKU

夏である。夏といえば海水浴は欠かせないという人は多いだろう。海で泳いだり浜辺でスイカ割りやバーベキューを楽しんだり、その楽しみ方は様々である。

エージェントとして日夜アルカナ内で戦いを繰り広げている7人も、今回幸運にも揃って休暇を取ることが出来た為、1泊2日の予定で海水浴に出かけることになった。仁と軍司が交替で運転するバンが向かった先はとある寂れた漁村。平日は人の入りも少なく、海水浴場としてはかなりの穴場である。

――

車と荷物を宿に預け、目的地の砂浜に辿り着いたのは正午を少し回った頃。この日は他の客の姿は無く、実質貸し切り状態である。

最初に海に飛び込んだのはアフロヘアーも荒々しい色黒の大男、軍司だ。赤白ボーダー柄のタンクトップにスパッツ型のボトムというレトロなデザインで、サーブボードを抱えて競泳用ゴーグルも付けてどこまでも泳ぐ気満々だ。

本人は「ブーメラン」こと競泳用のマイクロビキニで出る気満々だったが、女性陣に不評だった為に「プランB」としてこれを着ることになったのである。

大人げなく海ではしゃぐ軍司を遠目で見ながら、バーベキューコンロを組み立てているのは光平と仁である。これで少し遅目の昼食のバーベキューを焼こうという算段だ。食材の仕込みは既に光平が済ませており、火が入ればすぐにでも焼ける仕組みだ。

仁は黒地に赤のラインの入ったトランクスタイプ。光平は黒地に黄色のラインの入ったボクサーブリーフタイプの水着である。軍司の様に奇をてらうこともなく、オーソドックスなチョイスである。

コンロが組み上がり、木炭に火を入れようとしたところで、反対側から黄色い声が飛んできた。振り向くと更衣室から2人の「少女」が近づいてきていた――だが様子がおかしい。

緑白ボーダー柄のタンクトップにスパッツ型のボトムという「タンキニ」スタイルのまりねに手を引かれてやってきたのは、水泳帽に旧型スクール水着に身を包んだ金髪碧眼の「少女」である。その胸元に貼られたゼッケンには、サインペンで名前が書かれていた――「くろの」。

そう、「彼女」こそまりねの手にかかり、「この日の為に用意しておいていた」という女児用水着を着せられてしまった時矢なのだった。いくら第三者の視線の無い環境とはいえ、余りの仕打ちに時矢の顔面は既に真っ赤である。

少し遅れて更衣室から出てきたのは、パレオの付いたピンクのリゾートビキニ姿の綾花だ。彼女の手にはビデオカメラが握られており、嬉々としてレンズを時矢やまりねに向けている。「エージェントの懇親活動の一環」のレポートとして提出するという話をすると、時矢の顔面は蒼白になった。

ひと泳ぎ済ませてきた軍司が海から戻ってきた。彼が自分の水着がまりねとペアルックっぽいと指摘すると、まりねは思わずひっくり返った。相当ショックだった様だ。

一方その頃、沙夜は少し離れた岩陰でビニールシートを広げ、パラソルの下で一人くつろいでいた。大胆にも真白いハイレグのワンピースを身にまとい、両足を包む褐色のタイツは、年齢不相応な程に妖艶な光沢を放っていた。

どう見てもこれから泳ごうという雰囲気を感じさせない佇まいだが、勿論これも考えのあってのことである。日差しの強い日中の時間を避け、気温も落ち着く夕方辺りから海に入ろうという算段だ。

そこにやって来たのはコンロの作業を一段落させた仁である。バーベキューの準備が出来たので、沙夜を昼食の席に呼ぶ為である。

沙夜はハイヒールのサンダルを履き直し、パラソルを掲げながら、仲間たちのもとへと向かった。その姿は旧世紀のデータに伝わる「レースー・クイン」を思わせた。

仁・光平・軍司の「成人組」が缶ビールを、残りが麦茶やコーラを掲げて乾杯したところで、一同は異変に気づいた。今まで晴れ渡っていた筈の空の一部が、厚い雲に覆われはじめていたのだ。その雲からは、不吉な雷鳴が鳴り響いている。「ゲリラ雷雨」――一同の脳裏に不吉な言葉がよぎった。

せめてコンロと食材を雨から守らなければ――仁達はパラソルを砂浜に挿し、これから降り出すであろう大雨に備えた。だがその目論見は予想外の出来事で破られた。

突如、村内のスピーカーが一斉にサイレンを鳴らせたのである。同時に地震と津波を警告する早口のアナウンスが砂浜全体に鳴り響く。綾花のカメラに付属の無線端末からも、同じく地震警報と津波警報が届けられていた。

雨が降り出すのと地面が激しく横揺れを始めるのとはほぼ同時だった。最早荷物やコンロを気にしている余裕は無い。足元がおぼつかない中、一同はパラソルだけを抱えて一目散に反対側の高台へと向かった。ハイヒールの沙夜は仁が背中に、足の遅い時矢は軍司が脇に抱え、高台に向けて、ただひたすら走り続ける――。

――

高台に建つ村の公民館。激しい暴風雨の中、一同は村人たちと共に憔悴した様子で、会議室の床に座り込んでいた。津波と大雨が重なったことで、海岸沿いの道路にまで海水が流れ込んだとのことだ。これでは旅館で一泊どころか、明日帰れるかどうかも怪しい。

着替えを持って来る余裕もなく、水着のまま避難してきた一同に、保温シートが分け与えられた。親切な事務員が気を利かせてくれたのだ。当面着替えの出来ない彼ら、特に女児用水着のままの時矢にとってはありがたい心遣いである。

非常食のビスケットをかじりながら、綾花は携帯端末で今の災害の様子を調べていた。この大雨が明日未明まで続くこと、津波で帰りの道路が一部寸断されていることを知り、綾花はため息をついた。その横では沙夜が窓の外を眺めている。外は依然大荒れで、海では津波で流されたボートや車が右往左往している。

果たして無事に帰ることは出来るのだろうか。いずれにせよ今晩はこの避難所で過ごすことは確実である。疲れの取れないであろう長い一晩が始まろうとしていた。

<<<エージェント・イン・スイムスーツ 完>>>

――

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400日目の朝

2014-07-30 01:41:19 | ダライアスバーストAC/CS
…と誰にも通じないネタはさておき、
少し前の話になりますが、
この度通算400日ログイン称号「終わりなき闘争」を獲得しました。
ロケテと合わせてここまでプレイを続けていたと思うと、
色々感慨深いものです。

さて昨日は色々あって夕方から新宿入り。
新宿では主にパック購入をメインでやっていたのですが、
通算32パック目で出たSRがまたしても《伝説の道化師》。
これで《道化師》5枚(うち1枚フォイル)に対し《女神の息吹》0枚と、
かなり偏った状況になっています。

流石に《裁きのマーヤ》と《卑弥呼》の時のような「SR格差」は無いと信じたいので、
適度にトレードを募集していきたいところです。

その後は高田馬場へ移動してミカドのダラバー部活動に。
以前グラボが壊れたという4号機も解放率据え置きで無事復帰、
話によると既に残りエリア数は70台まで減ったとのことで、
ゴールも見えてきた感じです。

ひとまずダナカ星系・カキタモ星系が残り僅かだったので、
さっくりと埋めてきました。
忘れた頃にやってくる《ヘビーグラトンズ》や《ダークフレイム》が相変わらず厄介で、
逆に《G.T.V.》が来ると安心するという色々おかしな状況でした。

そんな感じで23時半ぐらいまでミカドで遊んできたあと、
新宿南口で日付変更直後のログインスタンプを回収してから帰路に就いた次第です。

――

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COJショートショート:クエスト・フォー・ザ・ムーン その2

2014-07-29 01:25:20 | 創作物(M・o・Aちゃん他)
そんな訳で久々にSSの更新です。
COJの登場人物の1人、「京極院 沙夜」がエージェントになる前という設定の連作、
「クエスト・フォー・ザ・ムーン」の第2話をお送りします。
既に第3話は公開していたので、
時間的にはそれより少し前ということになります。

公式と若干設定が異なるところがありますが、
「こういう解釈もある」ぐらいの気持ちで読んでもらえればと思います。

尚、これに伴いまして当ブログの新カテゴリーに「創作物(COJ)」を追加しました。
これはショートショートや診断メーカーネタ、イラストなど、
色々なネタものを公開する際に使われる予定です。
こちらもチェックしてもらえればと思います。


・過去作品
クエスト・フォー・ザ・ムーン その1
クエスト・フォー・ザ・ムーン その2

<<<クエスト・フォー・ザ・ムーン その2>>>

作:Nissa(;-;)IKU

下町の小さなマンション。居間ではパジャマ姿の少女がポテトサラダとハムサンドをつまんでいる。その足元にはリュックサックと水筒が置かれていた。

やがて台所から手ぬぐいをバンダナめいて頭に巻いた青年が戻ってきた。その手にはハンカチで包まれた箱が2つ握られている。「お待たせ!」青年はそのうちピンクの包みを少女の手元に置いた。「今日はお兄ちゃんのスペシャルメニューだぞ!」

「わーい、ありがとー!」少女は嬉しそうに包みを持ち上げた。今日は彼女の学校の遠足の日。この日の為に彼は2人分の弁当を作っていたのだ。「中身は何かなー?」

「それは開けてからのお楽しみ!」彼は軽くウィンクしながらテーブルの前に腰を下ろし、自分のハムサンドを1つつまんだ。「そうだ、遠足から戻ってくるのは何時ぐらい?」

「うーん、4時ぐらい?」「よし、じゃあ4時半ぐらいにいつものスタジオで落ち合おう!」「うん!」「それと…」彼は何か伝えたさげに一瞬言葉を詰まらせたが、「楽しんで来いよ、遠足!」すぐに屈託のない笑顔に戻った。

――

(…ちゃん…沙夜ちゃん…)暗闇の中、誰かが呼びかける声が聞こえる。目を閉じていたせいだと気づくのに、暫く時間がかかった。

うっすらと目を開けると、薄緑色の格子模様と赤毛の少女の顔が目に映った。胸から下を覆う布の重み、そして背後から伝わる柔らかな綿の感触――ここで漸く、彼女は自分がベッドの上で、天井を見上げていることに気づいた。

「あ、起こしちゃった?」「…節子…さん?」ベッドの少女が少しだけ頭を上げると、銀色に輝く髪が静かに揺れた。「今、わしの…いや、私の名を…」

「今丁度来たところなの、沙夜ちゃんの様子を見に」赤毛の少女は自然な笑顔で応えた。「それと、保健の先生は今席を外しているから、いつもの話し方で大丈夫よ」

「そうか…どうも俗世の口調は慣れなくてのう…」銀髪の少女――沙夜は上体を起こすと、ベッドの背もたれに肩を預けた。山奥で祖父と2人暮らしを続けていた彼女はどうしても祖父の口調が抜けず、それ故校内や街中では使い慣れない「現代語」を「意識して」使う必要があった。

だがこの赤毛の少女――節子の前では、不思議といつもの口調に戻ってしまうのだ。それは地方から出て都心で暮らす若者が、地元の家族や友人と電話で話す時にはつい方言に戻ってしまうのに似ている。何故2人がここまで心を許せる仲になったのかについては、いずれ語る日が来るであろう。

「それにしても不甲斐ない…あんな時に倒れてしまうなんて」「気にしなくていいのよ、朝礼の時には毎回誰か彼か倒れるものだし」やや落ち込み気味の沙夜に、節子は水の入ったコップを手渡した。沙夜が一口飲むと、わずかに付けられていたミントとレモンの香りが周囲に広がっていった。

「うむ…」水を二口ほど飲んだところで、沙夜は漸く落ち着きを取り戻した様子だった。「どうも近頃心が落ち着かなくてのう、もしかしたらそれが溜まり溜まったが故なのかも知れぬ」

「落ち着かないって…幽霊のこと?」節子は思い切って訊いてみることにした――正確には、訊かずにはいられなかったのだ。沙夜が強い霊感の持ち主であることは本人から既に聞かされていた。そんな彼女がここまで狼狽えた表情を見せている。何か良からぬことが起きているに違いない――少なくとも節子にはそう思えたのだ。

「それよりもっと悪いもの…」沙夜の答えは節子にとって予想外のものだった。「何かの予兆といおうか、警告といおうか…」話しながら、沙夜は今朝の出来事を思い出していた。

――

事の発端は朝礼の時間に遡る。普段なら校庭で行われる朝礼であったが、この日は特別に体育館で、かつ教員全員による厳重な警備のもとで行われていた。勿論沙夜も生徒の一人として参加していた。

朝礼は校長の訓示から始まった。最近になって都心で続発している謎の失踪事件、そしてバラバラ死体遺棄事件。犯人、動機、関連性など一切不明の一連の事件の影響を受け、黒髪の若き女校長は、終業後は寄り道をせずに真直ぐ帰ること、可能な限り集団下校をすることなどを全校に呼びかけた。

訓示が終わり、校長が一礼する。他の教員達も生徒達も、勿論沙夜もそれに合わせて深く一礼する。頭を上げ、視線を壇上に戻したその時だった。

上手へと向かう校長の頭上に、突如雲のような塊が現れたのである。それが自然現象ではないことに気づくのには少し時間がかかった。周りの生徒達も教員達も、校長すらも「雲」に気づいていない様子である。つまり自分一人だけがそれを見ているのだ。

沙夜は「幽霊」の出現を直感したが、すぐに否定した。彼女には幽霊が青白い半透明の存在として見えていた。だがそれは20世紀のテレビの「砂嵐」を思わせる、形のはっきりしないものであったのだ。

入れ替わりで教頭が壇上に歩み寄ったとき、砂嵐は体育館の天井にまで広がっていった。沙夜は文字通り上の空で砂嵐の広がりを眺めていた。

やがて砂嵐はいくつかの塊に別れ、それらは無数の人型の「影」になった。砂嵐の体を持つ影達は体育館の中を激しく走り回りだした。何かの災害に見舞われ、逃げ惑っているような動きであった。

突如、何かが爆発した様な砂嵐が現れ、それに巻き込まれた影の一つが腰から上を失った。足だけとなったそれは暫く頭上をのたうち回った後、手前の生徒たちの間をすり抜け、床の下を突き抜ける様に落ちていった。

他の影達も異状に気づいたのか、蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。だが爆発が彼らを捉えるのが早かった。爆発し、首や胴体を失った影達は次々と体育館内に降り注ぎ、沙夜の視界に覆いかぶさっていった。そして――、

――

「そして、気づいたら保健室のベッドにいた、という訳ね?」沙夜の話をひと通り聴いた節子は小さく頷いた。「私も沙夜ちゃんが倒れた時には本当にびっくりしちゃった」

「急な出来事だったからのう、建物の中であの様な『砂嵐』に巻き込まれたのは、わしも初めてじゃ」沙夜は軽く微笑むと、ベッドから降りるべくシーツを丁寧にめくり上げた。黒いタイツに包まれた細い足が顕になり、床に置かれていたローファーに収まった。

「あら、もう立てるの?」「うむ、それより今は何時ぐらいじゃ?」「もうすぐ昼休みの時間よ、午前中の授業のノートは、後で貸してあげるから安心して」節子は沙夜の手を取り、立ち上がるのを助けた。「それと、今日は沙夜ちゃんにお薦めのメニューがあるのよ」

「メニュー…昼食の?」「うん、『ミネストローネ』っていってね、トマトをたっぷり使った美味しいスープなのよ」「『みねすと・ろーね』…」節子に手を引かれて立ち上がった沙夜は、聞き慣れない単語を復唱しながらその味を想像した。「…そこまで薦めるのであれば、試してみる価値はありそうじゃ」

二人は丁度部屋に戻ってきた養護教諭に軽く挨拶をすると、そのまま食堂へと向かった。沙夜は節子の薦めるまま、ミネストローネと豆腐ハンバーグのセットを注文した。トマトとひき肉をふんだんに使った、若干とろみのあるスープの甘酸っぱい香りが、沙夜の五感に強く訴えかけていた。

<<<その2おわり、その3につづく>>>

――

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久々にダラバーの話を

2014-07-28 00:42:11 | ダライアスバーストAC/CS
昨日は午後から新宿経由で秋葉原へ。
旧館の大会を覗いていたのですが、
14時開催で終了が19時近くという長丁場でした。
特に準決勝・決勝が2本先取だったのが大きかったです。
決勝は黄緑明天対珍獣ワンハンという感じで、
黄緑の固い守りをいかに珍獣がこじ開けて打点を取るかという、
最後まで気の抜けない試合でした。

その後は色々と見て回って、
久々にHeyでダラバーをプレイ。
今回のテーマは「アイタリ星系ナデモに外伝で挑む」というもので、
先日吉祥寺での9消しでやった時には尽く道中で大こけし、
結局裏機体のフォーミュラでクリアというしまらないものでした。
今回はそのリベンジになります。

このエリアの特徴は「初期アームが少ない攻撃力上昇」という点。
初期アームが4枚と少ない中、
長い上に被弾を避けるのが難しい道中を戦わされるので、
非常にプレッシャーがかかります。
特に厄介なのが最初の道中で、
序盤の隕石+中ボス「ヘビーマフラー」のラッシュを、
貫通力が無くブラックホール爆弾ゲージの伸びの悪いミサイルで切り抜けなければなりません。
ここで被弾しまくって1ミス以上して捨てゲー、
というのが一番多い負けパターンです。

そんな訳で出来るだけパワーアップしたいところなのですが、
そのパワーアップアイテムも出現率が低めにされていて、
アイテムを持つ敵を倒しても点数アイテムしか出ててこないということもしばしばです。
この辺りは引きの良さを祈るしかない感じです。

あと外伝のテクニックとして有名な「緑大ウェーブ1段階(ゲージ効率が一番良い形態)止め」ですが、
赤アイテムを避けるのが面倒な道中が多かったり、
そもそもそこまでレベルが上がらないこともあったりもするので、
少なくともクリア狙いならフルパワーで行った方が楽かもしれないと感じました。

そんな感じで今回は3回目のプレイで何とか1クレジット完走。
結局残機0でのクリアとなりましたが、
地味に店舗ハイスコアを更新出来たのが嬉しいところです。
やはり早い段階でフルパワーになると精神的にも楽になる印象です。
そのうち「緑大ウェーブ1段階止め」でのクリアもやってみたいところです。

――

その後は22時近くになって新宿に向かい、
NO-NAMEさんと一寸お話しながらCOJのイベントをやっていたりしました。
デッキについてはまたのちほど公開したいと思います。

――

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1.2EX終了のお知らせ

2014-07-27 01:14:36 | 雑記(COJ他)
昨日は昼ごろに1回、
夜にもう1回吉祥寺入りしました。
昼は1パック(通算25パック)購入してみたのですが、
《テューポーン》が4枚目となりました。
《カンナ》も割りと余っているので、
《沖田》《ティターニア》とトレードしたいところではあります。

そして夜はふと思い立って《クリムゾンナース》を使ってみることに。
ウェブで見たところでは余り評価が高くなかったのですが、
本作では貴重な「パンスト枠」となれば使わざるを得ません。
そしてデッキを組んでCPU相手に1プレイ後…、


デッキは解体されました。


重いカードが多すぎるとか低コストが全体的に脆すぎるとかの、
構築上の問題もありました。
しかしそれ以上に心を折ったのは、
「モデリングが生足だった」ということでした。
つまりイラストは詐欺だったということに。

そんな訳で今その枠は赤単になっています。
時間の関係でまだ回せてはいないのですが、
そのうち公開できる筈です。
ひとまずアルカナカップで回してみる感じになるでしょう。

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メモ:1.2EXの引き具合について

2014-07-26 00:12:16 | 雑記(COJ他)
そんな訳でバージョンアップ直後恒例ということで、
今の引き状況などを公開してみます。

ここで挙げているのはメインに3枚無いカード達で、
1.2以前のものも若干含まれています。
一部足し算の記号がありますが、
これは「ノーマルの枚数+フォイルの枚数」を表しています。

<<<カードリスト>>>

守神・不動明王1
ダークマター1

剣聖・武蔵1
無限の魔法石2

蝿魔王ベルゼブブ2
絶望の天魔アザゼル2
光神アマテラス0
海王ポセイドン1
世界創生1
人身御供1

ソードダンサー1
シザードール1+1
天剣の沖田2
熱愛のフェリア2
ティターニア2
力の暴走2
聖女の祈り1
トリックスター2
女神の息吹0
光の福音1
エターナルシャイン2
サマー・バケーション1

<<<リストここまで>>>

昨日までで24パック分剥いていて、
お陰で《女神の息吹》以外はひと通り手に入りました。
何気に《テューポーン》《伝説の道化師》が3枚揃ったのが大きいです。
まだ足りないカードもいくつかあるので、
今後も少しずつ買い足してゆく感じになるでしょうか。
もしトレードしたいという方がいらっしゃいましたら、
声をかけてもらえればと思います。

――

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1.2EXカードレビュー(その4)

2014-07-25 01:00:00 | 雑記(COJ他)
カードレビューも今回が最終回です。
稼働から1ヶ月ぐらいしてから見なおしてみたいというのもあるので、
急いで作っている次第です。
果たしてどのような使われ方がされるでしょうか。

◎赤属性インターセプト

死の焦熱空間
C
CP2
あなたのユニットがフィールドに出た時、対戦相手のトリガーゾーンにカードがない場合、相手のユニットを1体選ぶ。それに6000ダメージを与える。

3点…《アザゼル》などを使えば発動条件は比較的満たしやすいが、2コスというのがネック。それでも追加の《ブロウ・アップ》としてそれなりの需要はあるのでは。

グラウンド・ヘヴィ
R
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、それに【固着】と【無我の境地】を与える。 その時あなたの手札が0枚の場合、あなたの全てのユニットに【固着】と【無我の境地】を与える。

1点…前評判は非常に高かったこのカード。過去の能力付加系のインターセプト(《ハンティング・アイ》《ブレイブソウル》など)はどれも不人気だったが、果たしてそれを覆せるか。一番の問題は赤で火力を削ってまで入れる枠があるかどうかだろう。

封札の煉獄炎
UC
CP0
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、そのユニットのレベルによって以下の効果を与える:
レベル1~2…フィールドに出たユニットに3000ダメージを与える。
レベル3…フィールドに出たユニットに10000ダメージを与える。

2点…今回各色に追加された「封札」サイクルの1つで、相手ユニットが出た時に撃てて、それがレベル3なら追加効果が発動するというのが基本フォーマット。赤の封札はオーバークロック対策としては優秀だが、レベル2以下の効果が今ひとつ。一番の問題は赤にこういった「待ち」の火力を入れる余裕があるかどうかだろう。

◎黄属性インターセプト

光の福音
C
CP0
あなたのユニットがフィールドに出た時、そのユニットに【次元干渉/コスト3】を与える。

1点…《グラウンド・ヘヴィ》の項で書いた通り、能力付加系のインターセプトは評価が低めということでこの数値。《天龍のレイア》で《ゴーレム》などをタップしつつ3コス以上はこれですり抜ける、といった使い方が有効か。

エターナル・シャイン
R
CP2
対戦相手のターン開始時、あなたのユニットを2体選ぶ。それらの行動権を消費する。そうした場合、対戦相手のユニットを2体まで選ぶ。それらの行動権を消費する。

2点…やっていることはトリガーの《ツインロック》に近い。テキストを見た限りでは自分が選ぶユニットは行動権を消費しているもので良いように思えるので、こちらはダメージを通しつつ相手には攻撃はさせない、といった使い方が出来ると強そう。
(追記:アンタップ状態のユニットを2体以上残していないと使えないとのことです。)

封札の煌浄光
UC
CP0
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、そのユニットのレベルによって以下の効果を与える:
レベル1~2…フィールドに出たユニットに【呪縛】を与える。
レベル3…フィールドに出たユニットを消滅させる。

3点…黄の封札はレベル3への殺傷力に特化したタイプ。その分レベル2以下の効果は若干弱め。黄はどちらかというと「自分のターンに動く」色なので、これを入れる余裕があるかどうかは未知数。

◎青属性インターセプト

阿鼻叫喚
C
CP1
あなたのユニットが戦闘した時、戦闘中の相手ユニットがレベル2以上だった場合、それを破壊する。

4点…やっていることは《ムーンセイヴァー》に近いが、相手のターンに使えるというのが特徴。戦闘に絡まない「システムクリーチャー」の処理は苦手だが加護持ちも除去でき、青の「構えて迎え撃つ」戦略とも合っているので意外と見る機会は多そう。

黒炎浸蝕
R
CP3
あなたのユニットがクロックアップした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを破壊する。

2点…新たな青の「3コス除去」枠。重いのがネックだが、今回《力の暴走》などの能動的にクロックアップできるカードが増えたので、うまく使えば不意打ち的に除去できることもあるだろう。

封札の死壊石
UC
CP0
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、そのユニットのレベルによって以下の効果を与える:
レベル1~2…フィールドに出たユニットのレベルを+1する。あなたの捨札にあるカードを1枚ランダムで手札に加える。
レベル3…フィールドに出たユニットを破壊する。

4点…青の封札はレベル2以下の効果が特徴的。単体ではユニットを除去できないが、捨札回収が出来るのは便利。これでレベル3まで上げてから他の封札のレベル3モードが使えるかどうかは不明。
(追記:これでレベル3に上げてもレベル3モードを使えるとのことです。情報ありがとうございます。)

◎緑属性インターセプト

潜在解放
C
CP0
あなたのユニットが戦闘した時、対戦相手のトリガーゾーンにカードがある場合、ターン終了時までこのユニットのBPを+5000する。

3点…何にせよパンプ。基本的にトリガーを構えない赤系に対しては今ひとつだが、追加の《不可侵防壁》と考えれば十分出番はありそう。

サマー・バケーション
R
CP4
あなたのターン開始時、あなたの全てのユニットの基本BPを+4000し、行動権を消費する。

1点…兎に角大味な1枚。通常のカードで《マッシヴサージ》に迫る数値を叩き出せるのは驚異だが、不屈持ちなどがいない限りその恩恵を受けられるのは次のターン以降。その前に殴りきられてしまうと目も当てられない。赤系相手への嫌がらせとしてはそれなりの効果は期待できそう。

封札の聖王具
UC
CP0
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、そのユニットのレベルによって以下の効果を与える:
レベル1~2…フィールドに出たユニットの基本BPを-2000する。
レベル3…フィールドに出たユニットの基本BPを-5000する。あなたはカードを2枚引く。

4点…緑の封札はレベル3への除去性能はやや劣るがカードを2枚引け、レベル2以下の効果も比較的腐らないのが特徴。緑も青同様「相手ターンに動く」のが得意なので、その意味では使いどころが多そう。

――

今回の属性インターセプトは各色に追加された「封札」サイクルが注目となるでしょうか。
特に「構えて迎え撃つ」のが得意な青と緑のは、
実戦でもよく見かけるのではないでしょうか。

そんな訳でカードレビューについては以上となります。
1ヶ月ぐらいしたら使用率などと比較しつつ「反省会」をやってみたいところです。

――

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1.2EXカードレビュー(その3)

2014-07-25 00:00:00 | 雑記(COJ他)
そんな訳で1.2EX稼働が始まり、
パックを買ったりゲリラ雷雨が直撃したりと色々あった様です。
ともあれカードレビューの続きを始めます。
最初は今回で全部終わる予定だったのですが流石に多かったので、
先に無色のカードだけやります。

◎トリガー

死人召喚
C
あなたがプレイヤーアタックを受けた時、あなたの捨札にあるユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

2点…今回の「アヴァロン枠」は無色カードからの引用となっている。取り敢えず1枚回収はできる。ただプレイヤーアタックを受けなければならないので、やや後ろ向きな効果。除去連打で更地にされてもこれでカードを取り返せる、と考えればそれなりに使いどころはありそう。

力の暴走
C
対戦相手のターン開始時、お互いのユニットを1体ずつ選ぶ。それらのレベルを+1する。

3点…ありそうで無かった「味方のレベルを上げる」カード。ある程度能動的にオーバークロック能力を発動できるので、それなりの需要はありそう。《明天凶殺》しつつ《プロメテウス》をこれでオーバークロックさせて「毘沙明天」を再現、とかどうか。

整理整頓
UC
あなたのターン終了時、全てのユニットのレベルを1にする。

1点…効果そのものは《マネキーニャ》のそれに近い。相手のレベル2除去を躱したりクロックアップ時の効果を使いまわしたりといった使い方が考えられる。ただそれだけの為にカードを費やす価値があるかどうかは未知数。《チェインフレイム》という天敵が横行しているのも逆風だ。

盗賊の手
C
対戦相手のユニットがフィールドに出た時、対戦相手の捨札にあるカードを3枚選ぶ。それらを消滅させる。あなたはカードを1枚引く。

4点…アヴァロン枠その2。今回墓地利用や墓地参照が増えたので、その対策としてそこそこの需要がありそう。ドローがおまけで付いているのも優秀。

拒絶する世界
UC
ユニットがフィールドに出た時、フィールドにユニットが9体以上いる場合、お互いのプレイヤーは手札を全て捨てる。

1点…そもそも戦場に9体ユニットがいる状態を作れるかどうかが1つ。そして手札を捨てた後どうアドバンテージを取り返すかが一番の問題。JOKERは流されてしまうが、ドロートリガーやインターセプトで引き直すことは問題なくできるので、うまく使えば地雷デッキが出来るかも。

聖女の祈り
R
あなたのターン開始時、あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合、あなたはカードを1枚引く。あなたのCPを+2する。

2点…所謂「トリガーコントロール」向けのカードだが、除去が溢れかえっていて毎ターンこちらを更地にしてくる相手ばかりの環境なら、素で引けることもありそう。天敵はやはり《アザゼル》などのトリガー破壊。

女神の詩
VR
あなたのユニットがフィールドに出た時、デッキの中から神ユニットのカードを1枚ランダムで手札に加える。
あなたの神ユニットが破壊される時、その神ユニットは捨札に送られる代わりにあなたの手札に戻る。

4点…「《戦神・毘沙門》を出した返しに《蝿魔王ベルゼブブ》+《レイニーフレイム》などで撃ち落とされる」といった被害を若干緩和できる。《人の業》などの対策にはならない(先にドローが解決されるため)点には注意。

伝説の奇術師
SR
あなたのユニットがプレイヤーアタックに成功した時、あなたは手札を1枚選んで消滅させ、あなたの捨札にあるトリガーカードを2枚までランダムで手札に加える。 あなたがプレイヤーアタックを受けた時、あなたのデッキにあるトリガーカードを2枚までランダムで手札に加える。

5点…帰ってきたトリガー2枚ドロー。条件は厳しくなったが、アドバンテージを得られるのは変わらず。これでデッキを圧縮してデッキを回すというのが今後の基本戦略になるかも。

◎無属性インターセプト

絶対者の理
C
CP2
あなたがプレイヤーアタックを受けた時、あなたのユニットを1体選ぶ。それをオーバークロックさせる。

4点…「オーバークロック」という響きだけを見るとロマンカードの様に思えるが、これによってユニットの行動権が回復するというのを忘れてはならない。「どの色でも使える《土下座》」と思えば、割りと需要がありそうな雰囲気。

複製の技法
C
CP1
あなたのユニットがフィールドに出た時、フィールドに出たユニットと同じ種族のユニットカードを1枚ランダムで手札に加える。

2点…アヴァロン枠その3。どの種族でも使える「部族サーチ」。現状部族サーチの無い戦士や魔導士などを使う分には便利だが、やはりCPがかかるのがネック。これを使ってまでサーチして活躍させたい種族がどれだけいるかは未知数。

トリックスター
UC
CP3
あなたのターン終了時、対戦相手の全てのユニットをオーバークロックさせる。
対戦相手のターン終了時、全てのレベル3ユニットを破壊する。

1点…アヴァロン枠その4。《魅惑のテレス》と組み合わせたり、これを2枚使ったりなどで相手のユニットを一掃する、といった使い方が考えられるが、重い上に悠長すぎる。火力や《アザゼル》が暴れまくる環境ではやや厳しいか。

黒影王の巨手
R
CP1
あなたのユニットが戦闘した時、あなたのユニットを1体選ぶ。それを消滅させる。そうした場合、ターン終了時まで戦闘中の相手ユニットのBPを-4000する。

3点…やっていることは《セコンド》に近い。自分のユニットを消す必要があるが、補正値4000と大きいのが売り。《裁きのマーヤ》と組み合わせて《魔将・信玄》を溶かす、といったギミックも考えられるが、素直に追加の無色パンプとして使うのが良さそう。

歴戦の勇士
VR
CP0
あなたのユニットが戦闘した時、あなたのフィールドにユニットが1体以下の場合、ターン終了時までそれのBPを+10000する。

2点…何と1枚で補正値10000。あの《ダークアーマー》を越えてパンプ界最大記録を達成である。これを構えて返しに《ファントム》されて台無し、というのもつまらないので、《加護》などの除去耐性持ちと組み合わせるのが無難か。序盤の殴り合いでは非常に強いので、「お守り」として1枚挿す、といった使い方がされそう。

女神の息吹
SR
CP1
あなたのターン終了時、あなたの手札が0枚以下の場合、あなたの捨札からカードを2枚選んで手札に加える。

5点…アヴァロン枠その5、にしてアヴァロン枠では初のSR。ハンデスデッキでの追加の《忘れられし地下書庫》として使う、といった手段が考えられるが、手札が無いといった状況は割りと起こりやすいので、使えるデッキは思ったより多い印象。地味に「選んで」戻せる辺りも優秀で、これ対策に《盗賊の手》というのも十分ありそう。


――

そんな訳で無色についてはこんな感じです。
個人的な注目は《盗賊の手》です。
今回墓地を参照したり墓地を使いまわしたりのカードが増えたので、
思ったより出番が多いのではと考えています。
何気に《女神の息吹》対策としても使えるので、
今後よく見るのではないでしょうか。

次回はいよいよ最終回、
属性インターセプトのレビューに入ります。

――

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1.2EXカードレビュー(その2)

2014-07-24 00:14:38 | 雑記(COJ他)
そんな訳で続きです。
翌日の夜にまったりやろうかと思っていたのですが間に合いました。
青緑のレビューです。

◎青属性ユニット

ファンガスガール
精霊
CP2 BP3000/4000/5000
【どくどくフィールド】青属性の珍獣ユニットのBPを+1000する。 青属性以外の珍獣ユニットのBPを-1000する。

2点…《裁きのマーヤ》の調整版というべき能力。1コス援軍を並べる「珍獣」相手には効果的だが、自分も影響を受ける点には注意。地味に青珍獣は強化されるので、《ドン・ペロッツアーノ》でビートするというネタも。

蒼炎の魔術師ヒトミ
魔導士 C
CP3 BP5000/6000/7000
【ブレイク・クロック】このユニット以外のあなたのユニットが破壊されるたび、ユニットを1体選ぶ。それのレベルを+1する。
【蒼炎のグロウアウト】このユニットがクロックアップした時、対戦相手のレベル3以上のユニットを1体選ぶ。それを破壊する。

1点…クロック系のカードは全体的に評価が低めなのでこの数値に。これやカウンタークロックなどで相手ユニットのレベルを上げて《ハデス》で一掃、などのプレイが考えられるが、やはり悠長すぎる感はある。

ヒュプノス
不死 R
CP2 BP4000/5000/6000
【スリーピングホロウ】あなたの効果によって対戦相手が手札を捨てた時、このユニットのレベルに応じて以下の効果が発動する:
レベル1~2…あなたの捨札にあるカードを1枚ランダムで手札に加える。
レベル3…対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを破壊する。レベル3の効果が発動した時、このユニットのレベルを-2する。

5点…各色に追加された「レベルと引き換えに強大な力を発揮する」サイクルの1つ。コストが2と軽いのが一番の魅力。ハンデス系で序盤を凌ぐ要員として使われそう。

シザードール
機械 C
CP4 BP6000/5000/4000
【無慈悲な冷笑】このユニットがフィールドに出た時、以下の効果が発動する:
お互いのプレイヤーはユニットをランダムで1体破壊する。
お互いのプレイヤーは手札を1枚ランダムで捨てる。
お互いのプレイヤーはトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで破壊する。

4点…1枚で広い範囲に影響を及ぼすことが出来る。ハンデス攻勢でガス欠になった相手をこれで介錯、という流れになると最高だが、押されている時には役立たない点には注意。

角端
神獣 UC
CP5 BP1000/1000/1000
【加護】
【破滅谷の神獣】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のBPが最も高いユニットをランダムで1体破壊する。

2点…地味に対象を取っていないので加護持ちも殺せるが、やはり5コスは重い。《エンジェルビルダー》などへの対策として1枚「お守り」として入れるというのはありそう。

天剣の沖田
侍 VR
CP2 BP3000/2000/1000
【秘技・無明剣】このユニットが戦闘した時、戦闘中の相手ユニットを破壊する。このユニットの行動権を消費する。
【病弱の天才剣士】あなたのターン開始時、このユニットの基本BPを-1000する。

2点…《ドラゴンゾンビ》の調整版というべき性能。コストは軽くなったが、除去耐性を失い、戦闘を絡めなければならなくなった。レベル1も殺せる《マッドシスター》と考え、大型ユニットへの牽制手段として使うのが良さそう。

◎緑属性ユニット

グラスホッパーガール
昆虫 C
CP1 BP2000/3000/4000
【貫通】

2点…貫通持ちなので、1コス援軍にチャンプされないというのが一番の売り。《ギザルゴン》や《センターポジション》などで底上げする手段も考えられるが、《弱肉強食》で即死する1コスにそこまで頑張るのはやり過ぎ感が。

魅惑のトリア
舞姫 UC
CP3 BP5000/6000/7000
【カウンター・クロック】あなたがプレイヤーアタックを受けるたび、ユニットを1体選ぶ。それのレベルを+1する。
【魅惑のドリンク】このユニットがクロックアップするたび、あなたのユニットを1体選ぶ。それに【貫通】を与える。

1点…やはり「カウンター・クロック」ならではの悠長さがマイナス。《デーメーテール》などとセットで運用できると強そうだが、そこまで生き延びられるかどうかが問題。

クロウテング
忍者 UC
CP3 BP5000/6000/7000
【忍術指南】このユニットがフィールドに出た時、あなたの忍者ユニットを1体選ぶ。 それのレベルを+1する。
【忍法・木遁の術】あなたのレベル3以上の忍者ユニットに【次元干渉/コスト3】を与える。

5点…一見地味だが《ケロルド・ハンゾウ》《獣忍・狼牙》などの「打点要員」を強化できるのは侮れない。最悪自身をクロックアップさせられるので、思わぬところで活躍しそう。

アームズドラゴン
進化 亜竜 R
CP3 BP3000/4000/5000
【不屈】
【バースト・カタストロフ】このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それの基本BPを1/2にする。
【アームズ・バトルシフト】このユニットが戦闘した時、ターン終了時までこのユニットのBPを3倍にする。

1点…今回唯一の進化ユニット。「BP14000まで育った《ジャンヌダルク》を7000まで下げられる」と書くと強そうだが、戦場からどかせられる訳ではないのが厳しい。戦闘では実質BP9000だが、それ以外では火力に弱いのが気になるところ。

熱愛のフェリア
獣 C
CP4 BP6000/7000/8000
【フィーリング・ラブ】対戦相手のユニットがフィールドに出るたび、それの基本BPを-1000し、【スピードムーブ】を与える。

2点…これも《マーヤ》の調整版というべき能力。効果は永続だが既に戦場にいるユニットには効果が無い。何より4コスと重いので複数並べるのがきついというのが一番の問題。今回の注目株である《サン・エレファント》とコストで被るのもマイナス要素。

ティターニア
精霊 VR
CP3 BP5000/6000/7000
【深緑の守護者】あなたのユニットが戦闘した時、このユニットのレベルに応じて以下の効果が発動する:
レベル1~2…戦闘中の相手ユニットの基本BPを-1000する。
レベル3…対戦相手の全てのユニットの基本BPを-3000する。 レベル3の効果が発動した時、このユニットのレベルを-2する。

4点…永続的な弱体化の嫌らしさは《鼓舞の精ノーム》で実証済み。追加の《ノーム》として運用する手段が考えられるが、赤いデッキには戦闘する前に焼かれそうなのがネック。

――

今回面白いと思ったのは《クロウテング》でしょうか。
忍者は打点を取る能力に優れたカードが多いので、
それをサポートするという面では注目に値します。
1.2現在ではローグデッキのイメージが強い「忍者」ですが、
もしかしたらトップメタに上り詰めてくるかも知れません。

そんな訳で今回はここまでです。
次回トリガー・インターセプトを一気にやっていきたいと思います。

――

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1.2EXカードレビュー(その1)

2014-07-24 00:00:00 | 雑記(COJ他)
そんな訳でカードリストがいつもの場所に上がったということで、
早速カードレビューを開始します。
評価は5段階でやっているところが多かったので、
それに合わせてやってみます。

◎赤属性ユニット

肉焼き当番ピクシー
魔導士 C
CP2 BP4000/5000/6000
【アツアツのお肉】あなたのユニットがアタックした時、ターン終了時までそれのBPを+3000する。あなたの全てのユニットに1000ダメージを与える。
【巨大肉に大やけど】このユニットがフィールドでレベル3にクロックアップした時、全てのレベル1以下のユニットに5000ダメージを与える。

1点…赤の2コス4000枠。能力に制約が多い割には自分へのメリットに還元しづらいのが難点。

地獄のシャレコウベ
不死 C
CP3 BP2000/3000/4000
【怨念爆弾】あなたの不死ユニットが破壊されるたび、対戦相手の全てのユニットに2000ダメージを与える。

4点…3コスとやや重いが、比較的楽な条件で全体火力が飛ぶのは侮れない。何気に味方を巻き込まないのがポイント。

サン・エレファント
獣 UC
CP4 BP7000/8000/9000
【固着】
【巨象の粉塵炎】あなたの獣ユニットがフィールドに出るたび、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに2000ダメージを与える。
【巨象の業塵炎】このユニットがオーバークロックした時、対戦相手の全てのユニットにあなたのフィールドにいる獣1体につき2000ダメージを与える。

3点…COJ生で大暴れしたユニット。似た能力を持つ《パピヨンガール》に比べると除去耐性の高さが光るが、4コスという重さと獣援軍の欠如が気になるところ。昆虫に比べると1コスが充実しているのは救い。

メリュジーヌ
亜竜 R
CP3 BP3000/4000/5000
【トリガーロスト】あなたのターン終了時、対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで破壊する。

1点…除去を《ジャンプー》に頼った黄単系にはそれなりに刺さる。しかし即効性のなさや打たれ弱さを考えると、《アザゼル》の方が安定しそう。獣である《ヘルハウンド》とも競合するのもマイナス要素。

クリムゾンナース
天使 UC
CP5 BP5000/6000/7000
【ブースト注射】あなたの天使ユニットに【スピードムーブ】を与える。

5点…本作では非常に貴重なパンスト枠…はさておき非常にロマン溢れる性能。《マネーゲーム》経由で《ニケ》を3体出して一撃死とかは一度は決めてみたい。一番の懸念は「ワンショット」に対して有効な対策カードが増えたことだろう。

テューポーン
巨人 VR
CP3 BP6000/7000/8000
【フレイムボルテックス】このユニットがプレイヤーアタックに成功した時、このユニットのレベルに応じて以下の効果が発動する:
レベル1~2…対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに5000ダメージを与える。
レベル3…対戦相手の全てのユニットに5000ダメージを与える。レベル3の効果が発動した時、このユニットのレベルを-2する。

5点…COJ生では大した活躍も無く退場したが、その正体は繰り返し使える5000火力だった。これを止めることも除去することも出来ないデッキは、苦戦を強いられることだろう。

◎黄属性ユニット

ソードダンサー
戦士 C
CP2 BP5000/5000/5000
【加護】

3点…そこそこ高いパラメータを持つ加護持ち。黄の2コス5000枠は割りと層が揃っているので、デッキオリジナリティと相談して選ぶ感じになりそう。

粛清の聖騎士
戦士 UC
CP3 BP4000/4000/4000
あなたのフィールドの戦士ユニットのBPを+2000する。
このユニットがブロックした時、このユニットのレベルが1以下の場合、ターン終了時までこのユニットのBPを+[あなたの捨札の数×500]する。

2点…取り敢えず3コス6000。《ソードダンサー》を守る手段としてはそれなりに優秀。それより戦士にトリガーや援軍などのアドバンテージ要員が存在しないことの方が問題になりそう。《ダルタニャン》1体でどこまで頑張れるか。

黄金蝶の少女
昆虫 C
CP4 BP3000/4000/5000
【加護】
【黄金蝶の鱗粉】あなたのフィールドの神獣ユニットのBPを+3000し、【不滅】を与える。
【幻の黄金蝶】対戦相手のターン終了時、このユニットをあなたの手札に戻す。

1点…《麒麟》がBP6000になって、2コス5000に止められなくなる、というのが主な使い方になるだろうか。自身のBPが低いため、全体火力対策としては今ひとつか。

エンジェルビルダー
巨人 UC
CP4 BP7000/8000/9000
【煌めく筋肉】あなたのフィールドの巨人ユニットに【加護】を与える。
【ビルドガード】あなたのユニットがブロックするたび、ターン終了時までこのユニットのBPを+2000する。

4点…COJ生で無駄に存在感を発揮していたユニット。《ゴーレム》《アメノタヂカラヲ》などの軽い巨人との相性が良いが、単純に加護つきのBP9000は赤いデッキでは非常に突破しづらく、序盤の壁要員として活躍しそう。

スペリオルドラゴン
亜竜 R
CP5 BP8000/8000/8000
【シャイニングオーラ】相手のユニットがアタックした時、このユニットのレベルに応じて以下の効果が発動する:
レベル1~2…お互いのユニットを1体ずつ選ぶ。対戦相手のユニットの行動権を消費する。あなたのユニットの行動権を回復させる。
レベル3…対戦相手のユニットを2体まで選ぶ。そのユニットを消滅させる。レベル3の効果が発動した時、このユニットのレベルを-2する。

5点…能力があからさまに「ワンショット」対策。これ1体でビート系は大きな減速を余儀なくされるだろう。プレイヤーアタックを受けなくても良いのも高評価だが、《ファントム》には要注意。

白夜刀のカンナ
魔導士
CP2 BP4000/4000/4000
【神速の一閃】このユニットがレベル1の時、このユニットはブロックされない。
【無我夢中の鍛錬】このユニットがプレイヤーアタックに成功した時、このユニットのレベルを+1する。
【白夜の封剣】このユニットがオーバークロックした時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それの行動権を消費し、【呪縛】を与える。

3点…2コス4000とパラメータは低めだが、黄属性らしい能力が揃っている。レベル2の時にブロッカーを立てられないと、3つ目の能力がほぼ決まってしまうので、かなり嫌らしい。これもDOBと相談して使う形になりそう。

――

そんな訳で今回はここまで。
個人的に注目しているのはやはり《クリムゾンナース》。
能力も面白いですがなんといってもパンスト要員としての活躍が期待されます。
尤も「実はガーターだった」というオチもありうるので油断は禁物です。
カードイラストやモデリングの公開が待たれます。

次回は1.2EX稼働後となりますが、
青緑ユニットを取り上げてゆくことになります。
こちらも色々興味深いカードが多いので、
今から楽しみです。

――

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