転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

大会前の微調整

2008-08-31 00:47:48 | 釣果/ロケ情報
昨日は久々に久米川まで出てみました。
久米川ではみなも大会用のデッキの微調整やレベル上げなどを行なっていたのですが、
暫くして吉祥寺大会以来のYOEI君が来店。
イビルポセイドンデッキの研究中だった様で、
ひとまず色々アドバイスをしてみました。

その後は新宿に立ち寄り、
『まものろ』の隠しキャラを使ってみました。
火力面では頼もしいのですが、
使いこなすにはやはり慣れが必要かも知れません。

という訳で大雨の中色々堪能してきた次第です。
明日(というか今日ですが)はみなも大会ですが、
電車が止まらなければ行くことでしょう。
あとは大会参加者数次第でしょうか。
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津田沼第12回エース杯レポート(決勝戦: 後編)

2008-08-30 01:57:52 | 大会
という訳で1日空いてしまいましたが、
第12回エース杯の決勝戦の続きをお送りします。
今日で一気に決着まで行きます。

----

決勝戦(おのっち、セイ、クー、MIRA)

<<<前回までのあらすじ>>>

開幕《天女の羽衣》で鍵を手に入れたと思われたクーだが、
『鍵ずらし』が裏目に出てしまってセイに鍵を奪われてしまう。
このままセイが独走するかと思われたが移動事故がそれを許さず、
結局セイ、MIRA、クーが1個ずつ祠を獲得する展開に。
そしてクーが裸で祠に着き、
マップが太陽の庭園(昼)に変わったところから、
試合の続きが語られることとなるのである。

<<<つづき>>>

迎えたチェイサーターン、
ホルダーから一番近かったおのっちが戦闘1番を予約する一方、
MIRAは手札に青2枚を残して、『もう1人の主役』《風風》を祠に配置。
その様子を見て動揺したのか、
おのっちはここでの侵略で《ダゴナイト》を使ってしまう。

MIRA「助かった~」

確かに《ダゴナイト》さえ温存しておけば、
手札に青しか無いMIRAには《トットー》ぐらいでしか守る手段が無い訳で、
ここはおのっちの判断ミスといえるだろう。
しかしここで嘆いていても始まらない。
気持ちを切り替えておのっちは祠を目指し、
《ピノ》による侵略を試みる。

おのっち「『あのパターン』だったら泣く!」

そして戦闘画面に変わった時――おのっちは、泣いた。

《風風》、攻撃値・耐久値ともに上昇。

おのっちの支援は、《目くらまし》であった。

MIRA「《ダゴナイト》使われてたら勝てなかったよ」

《風風》《雷雷》両方を手札に抱える『あのパターン』でおのっちを2度目のライフアウトに沈め、
見事祠待ちを成功させたMIRAは、
手札を黄1枚青3枚白1枚としてターンエンド。
試合開始から20分経過にして祠2つ目1番乗りを達成したのは、
『風雷祭り』のMIRAであった。

続くチェイサーターン、
セイは1番手でホルダーに飛び込むものの決め手に乏しかったか、
後続のおのっちに戦闘1番を譲ることに。
その頃次の祠へ先回りを敢行していたクーは、
ドローアイテムで引いたカードを見ておもわず苦笑。
そして次の祠に着いたとき、
クーはその苦笑いの原因を配置する――《ケイオスウォール》。

戦闘の方に移ろう。
おのっちの侵略モンスターは、《バルキリー燕》。
これを見て思わずMIRAは《亡者の盾》を使うが――、

「燕返し!」

おのっちの《目くらまし》で燕返しが発動。
攻撃値3倍の《バルキリー燕》が、《風風》を一刀両断にしたのだった。
MIRAにとってはここは無支援が安定だったのだが、
この『プレイミス』によって試合の流れがまたしても変わることとなるのである。

さてこの時点で祠待ち中のクーの手札は青白各1枚。
戦闘をしなければ次ターンのうちにライフアウトとなると踏んだおのっちは、
クーとの戦闘を避けて逃げモードに。
その際ドローアイテムを立て続けに取って行くのだが――、

おのっち「面白いの引いちゃった!」

十分間合いを離したところでおのっちが配置したのは――禁止カードの《ユキ・ダルマン》!
更に駄目押しとばかりに唱えるは――エース杯の永久禁止カード、《破壊の業火》!
そして吹き飛ばされるのは――青!
まさかの禁止カードラッシュにギャラリーは大興奮だ。
そして《風風》《雷雷》を根こそぎ吹き飛ばされたMIRAは――、

MIRA「丁度デッキが1週して助かったよ」

とはいえ『逃げ』に徹したおのっちを追うのは困難だったらしく、
MIRAは祠横に付けるのみ。
そしておのっちの思惑通りクーは追い付けずにライフアウト。

おのっち「吹っ飛べよ!白2枚で追い付ける訳ないんだから!」

結局このターンの戦闘は、
セイの《現世の歩兵》除去のみ。
セイの侵略、《ミスブラッディー》+《トリックスター》に対し、
《心眼》では守れる筈もなく、更に即死まで食らってしまう。

とはいえひとまず鍵を守り通したことには変わりは無い。
祠も空いたということで、
おのっちは《天女》を使って冷静に1つ目の祠を獲得。
《ガブラント》を配置して手札は白1枚――と《ユキ・ダルマン》が引いてきた赤1枚だ。

マップが再び夕方に戻って迎えたチェイサーターン。
手札にソリューションが無かったか、
MIRAが次の祠へ撤退してゆく一方、
戦闘を仕掛けたのはセイ。
試合の流れを取り戻すべく《ピノ》で侵略するが支援は無し。
《かすめ取り》を読んだものと思われるが、
おのっちの支援は《死の鷲掴み》であった。

セイを2度目のライフアウトに沈め、
いよいよおのっちの反撃開始かと思われたが、
次の祠にはクーの《現世の歩兵》が手札白で待ち構えていた。
そしてターン開始と共に、おのっちは天を仰ぐ。

祠まで行く手段が無かったか、
それとも『弟子』を攻略する手段が無かったか、
恐らくその両方なのだろう。
おのっちは《審判の石像》を配置した後、
それと《ガブラント》の間に《アサシン》を置いてターンエンド。
手札こそ無いものの《アサシン》の先制即死は侵略側には良い牽制になるし、
仮に鍵を取られても自身のモンスターに挟まれた状態での脱出は困難な筈だ。

そんなおのっちの読みを狂わせたのは、
入城リーチがかかっているMIRAの《ユキ・ダルマン》除去であった。
このターンでライフアウトとなるMIRAは「死なば諸共」とばかりに《風風》で攻め込み、
手札の《雷雷》で攻撃値を9上げて《ユキ・ダルマン》を道連れにする。
そして配置を乗り越えて鍵戦闘を挑んだクーが《アマゾーネ》+《亡者の盾》で《アサシン》を討ち取った時、
おのっちのライフは丁度ゼロとなったのだった。

おのっち「あの『配置狩り』は想定外だったわ…」

これでMIRAは1回目のライフアウト、
そしておのっちは3回目のライフアウト――ということはクーの周りの配置モンスターは、無し!

移動の問題が解決したクーは、
ワープゾーンを《バルキリー燕》で塞ぎつつ2つ目の祠に《シータンク》を配置。
試合の流れが変わった瞬間だった。

序盤での不覚から一転、
試合を一気に掌握したクーに対し、
慌てふためいたのは残りの3人の方であった。
ホルダーに一番近い筈のセイは祠中央の《現世》に邪魔されて攻め込めず、
ライフアウトでホルダーから一気に突き放されてしまったMIRAはワープゾーンを通れず、
次の祠へ先回りすることしか出来ない。
残るおのっちは辛うじて次の祠に《アサシン》を置くものの、
手札を残すことが出来ない。

おのっち「もうこうなったら事故ってくれるのを祈るしかない!」

そんなおのっちの願いが通じたのか、
次のターンのクーの手札には白が3枚被る。

霧沢「でも1つは魔法だ!」

最早試合はクーの『詰め将棋』であった。
ワープゾーンを抜け、《天女の羽衣》で祠へ。
出てきたのは、《ジラクリムゾン》+《亡者の盾》。

<<<試合終了>>>

序盤のミスで流れを失ったクーが、
終盤でまさかの大逆転。
最後まで諦めることなく冷静に的確な判断を行なったことが、
勝利に繋がったといえるだろう。

この試合での敢闘賞は間違いなく『風雷祭り』で参戦したMIRAだろう。
『実用に値しない』と思われた『風雷デッキ』で場をうまく支配し、
試合を盛り上げてくれた。
おのっちの《バルキリー燕》相手のプレイミスが残念だったが、
「風雷でここまで出来る」というプレイングは、
多くのプレイヤーにとって印象深いものとなったことだろう。

久々に津田沼で決勝に上がったセイは、
立ち上がりは良かったものの直後の移動事故で流れを失い、
そのまま流れを取り戻せなかったのが残念だった。
おのっちは序盤の『アラクノゲー』をはじめ、
勝負所で波を掴み切れなかったのが痛かった。
それでも前回のSDBに続いて『師弟対決』が実現し、
一番試合を楽しんでいた様子であった。

試合終了と共におのっちがクーの手を掲げ、
『弟子』の勝利を祝福した。

<<<最終結果>>>

1位: クー (ディナセーバー育成日記)
2位: MIRA (風雷祭り)
3位: セイ (クワガドス育成日記)
4位: おのっち (害虫駆除)
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祝・『まものろ』クリア

2008-08-29 00:43:15 | その他
昨日はICカードの更新の為に夕方から川崎へ。
一番近場の吉祥寺は売り切れ中なので何処へ買いに行くか迷ったのですが、
結局何時も行っている川崎になりました。

ひとまずICを買ってからサイキック5をやってみたのですが、
序盤EXTRAが引けなくて悶絶。
7面でオールゴールドを取れなかったり、
8面で間違えて8倍をリセットしてしまったりしたので余り稼ぐ気にはならず、
結局800万台で終了となりました。

その後帰り際に新宿に立ち寄ったのですが、
遂に『まものろ』こと『まもるクンは呪われてしまった!』のクリアを達成しました。
稼いでないので点数は非常に微妙なのですが、
ひとまず一つ壁を突破して一安心といったところです。

取り敢えずこれからやってみたいという人の為に、
攻略記事へのリンクを置いておきます。
参考になれば幸いです。

まもるクンは呪われてしまった!攻略っぽいの(『厚木のとあるSTG好き日記』より)
まものろ自作マップ置き場
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津田沼第12回エース杯レポート(決勝戦: 前編)

2008-08-28 00:00:00 | 大会
という訳でお待たせしました。
第12回エース杯決勝の様子をいよいよお送りいたします。
今回は30分以上に渡る長期決戦だったこともあり、
前後編2本立てでお送りします。

----

決勝戦(おのっち、セイ、クー、MIRA)

予選6試合と準決勝2試合を勝ち抜いて決勝に上がったのは、
『害虫駆除』で予選を勝ち上がったおのっち、
《クワガドス》《アラクノフォビア》で『夏の自由研究』のイメージを出したセイ、
《シーワーム》と《クワガドス》を使い分けて決勝へと勝ち進んだクー、
そして何と《風風》《雷雷》《風雷の舞》で『夏祭り』を演出したMIRAの4人。
先月のSDBに続いて『津田沼2連覇』がかかっているクーをはじめ、
いずれのプレイヤーも各地の大会で結果を残しており、
まさに勝ち上がるべくして勝ち上がったといえるだろう。

《ネプチューン》はお呼びではない。

という訳で決勝の様子をお送り――する前に、
恒例の予選使用キャラ分布をお送りしよう。
尚、ここでは『代打』の分は省いてあることを了承願いたい。

カルノ *
イーノ *****
ローザ ***
シズマ ***
コッペ ***
アリュ ****
ダグリ **
デアラ *

今回は地味に大会参加者に人気のあるイーノが最多勢力で、
2番手にアリューシャ、
そしてローザ、シズマ、コッペリアが同数で3位という結果となった。

<<<試合開始>>>

マップは太陽の庭園(夕方)、南西スタート。
幸先良く《天女の羽衣》を唱えたクーに対し、
おのっちは次の祠へと先回り。
早くも祠待ちか、と思いきや配置したのは《審判の石像》。
祠横の他チェイサー達を出し抜く技、『逆石像』を決めてきたのだった。

祠横で待ち構えていたMIRAが頭を抱える一方、
クーは祠待ちをされたと思い込んだか、
鍵のマスからずれて1ターンをやり過ごす『鍵ずらし』を敢行。
この隙を見逃さなかったのが、
やや立ち往生気味に先回りを試みていたセイ。
十分に残していた手札を活かして勢い良く鍵に迫り――遂に鍵を奪取。
既にターンを終了していたクーには、どうすることも出来なかった。

おのっち「バーカバーカ!鍵取られてやんの!」

『弟子』の凡ミスのお陰で1ターン早く鍵を手にしたセイは、
やや遠ざかった祠に戸惑いながらも1つ目の祠に到着。
《アラクノフォビア》を置いた後、唱えるのは何と《異形の力》!
これで2枚の手札を白支援に変え、
チェイサー達に大きなプレッシャーを与える。

続くチェイサーターン、
1番を取ったのは勿論『逆石像』を決めたおのっち。
そのおのっちの侵略モンスターは、まさに『害虫退治』の化身、《ガブラント》。
これに《心眼》を付けて攻めるおのっちに対し、
セイの支援は――何と《熱帯魚の唇》!
勝負は確率に委ねられ、その結果――避け発動。
まんまと返り討ちにされてしまったのだった。

おのっち「クーのバカのせいで…!」

これで蒼ざめたのが2番手で戦闘を挑んだMIRA。
その侵略モンスター、《クマゴロウ》に対し、
MIRAも有効な支援を用意出来なかったか無支援で戦わざるを得ない。
そしてそこに突き刺さるセイの《刹那の見切り》!

必殺の『ダブル避け』を前にしては、
MIRAも膝を折らざるを得なかった。

おのっちの侵略を振り返ってみると、
《アラクノ》はデフォルトで避け無効を持っており、
心眼では先制を防げないのだった。
確率避けを上げない意味でも支援無しで攻め込んだ方が良かったかも知れないが、
やはり根本的な対策――避け無効――を用意できなかった時点で、
勝負は既に決していたといえるだろう。

『アラクノパワー』で見事鍵を守り切ったセイ。
残るクーが祠待ちをしていなかったこともあり、
早くも祠2つでリーチかと思われたが、
やはり《異形》で引いたもう1枚の支援が移動面で足を引張り、
なかなか手が動かない。
結局手札に青1枚白2枚を抱えたまま《キラーレディー》を置いて立ち往生。
序盤の快進撃に水を差す嫌な展開となってしまった。

この隙を突いたのが前ターンでは2番手となったMIRA。
その侵略モンスターは、今回のMIRAのデッキの主役のうちの1人、《雷雷》。
これに《ハコリス》を付けて攻め込むMIRAに対し、
セイの使った支援は――《黒の称号》!
確率的にはセイに有利な戦闘だったが、
ここはMIRAが踏ん張って避け発動。
見事鍵を奪い取ることに成功する。

そんな戦闘の最中、
クーのサテライトを覗き込んでいたギャラリーの間からは驚きの声が上がっていた。
そう、MIRAとおのっちが鍵を巡って争っている間、
クーは何と《ディナセーバー》――そう、かつて行なわれた『60モンスターバトル』を制した、伝説の怪物だ――をスタンバっていたのだ!

ともあれ鍵を手にしたMIRAは、
そのまま1つ目の祠を獲得。
手札は黄1枚青1枚白2枚、そして配置は――またしても《雷雷》だ。

試合から10分を経過したところでおのっちが1回目のライフアウトを迎える中、
クーは《シータンク》を置いて長考。
そして戦闘を予約して繰り出したのは――やはり《ディナセーバー》!
そこに待ってましたとばかりにMIRAは《堕天使の嘆き》をぶつけるが、
クーの支援が公開された時、蒼ざめたのはMIRAの方であった――そう、クーは《堕天使》を読んで《光の盾》をぶつけて来たのだ!

《雷雷》と《堕天使》のパラメータ上昇が加わっては、
反射は免れ得ないのだった。

漸く鍵を手に入れたクーだが、
開幕で手放してしまった流れは未だ遠ざかったままだ。
ターン開始時の手札を見てクーは長考の末――先ほどMIRAが使用した《雷雷》に何と無支援《レックスセーバー》で突撃!
慌てて《風雷の舞》を構えるMIRAだったが――捨て山枚数が不十分だったか、避けは発動しないのだった。

次のチェイサーターンでセイとMIRAも1回目のライフアウトを迎える中、
手札に緑白を抱える『弟子』に『師匠』おのっちが迫る。
その侵略は《現世の歩兵》+《死の鷲掴み》だったが、
クーの手には既に完璧なソリューション――《亡者の盾》――が用意されていたのだった。

『師匠』を返り討ちにした『弟子』クーは、
漸く手札に《天女》を引き込んで祠を目指すが、
やはり一度祠から離れた以上移動面は厳しい。
配置したかった筈の《ディナ》も移動に消費させられ、
漸く1つ目の祠に着いた時には、
手札はおろか配置するモンスターすら残らなかったのだった。

試合の波は、遥か彼方だった。

<<<つづく>>>
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修行の成果は

2008-08-27 00:59:32 | その他
昨日は夕方から新宿に出て、
ひたすら「まものろ」の練習。
取り敢えず最終面までは体力3つを残して行ける様にはなったのですが、
相変わらずラスボス第2形態の大玉ラッシュが辛いです。
それでも最終形態に体力を2つ残せる様になったのは進歩といえるかも知れません。
他の人がクリアしているのを見られれば良いのですが。

結局20時頃まで『まものろ』をやりつづけて、
吉祥寺まで出てみようと思ったら何と京王線が止まっていて大混雑。
お陰で色々出遅れる羽目となりました。

という訳でエース杯の決勝は明日からお送りできる筈です。
但し試合時間が非常に長かったので、
2回か3回かに分けて公開することになるでしょう。
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津田沼第12回エース杯レポート(予選第5試合)

2008-08-26 00:00:00 | 大会
という訳で日曜に行なわれた第12回エース杯のレポートをお送りします。
今回は予選の中で特に面白いと思われる、
第5試合の様子をお送りします。

目玉は何といってもエース杯3連覇のかかっているゼロさんの動きですが、
そのゼロさんはとある1人の為に散々な目に遭ってしまうのでした。

----

予選第5試合(じゅうべい、ゼロ、ウッソ君【BO.】、おのっち)

第10回、第11回とエース杯を連覇し、
『夢の3連覇』を成し遂げるかどうかに注目が集まる『兎に角偉い人』ゼロ。
今回は事前に『昆虫、というか《マンティガン》の偉い人』で参戦すると宣言しており、
その戦いぶりに期待が集まるのは確実だ。

対するは既に予選通過を決めた『弟子』クーの追撃を狙うおのっち、
地元八千代台からの撤去にめげずに大会に挑むAO.もといBO.、
そして津田沼の大会は久々の参戦となるじゅうべいの3人。
それぞれの思いを胸に試合が始まるのだが、
この試合は実に予想外の展開となったのである。

<<<試合終了>>>

マップは図書館(夕方)、南スタート。
開幕と共にガッツポーズを決めたおのっちの初手は、
手札白1枚からの《ゴースト》、通称『神のゴースト』。
これで鍵を手にした上に《ガブラント》を配置し、
『昆虫の偉い人』ゼロにプレッシャーを与える。

何故か《異界の扉》を唱えつつも祠から4マスの位置に付けたじゅうべい、
先回りをして祠から2マスの位置に付けたBO.に対し、
スタート位置の悪かったゼロは《ミスティコクーン》を置きつつワープゾーンへ向かい、
2ターン後の鍵取りに賭け――た所に何とおのっちは《絶命の波動》を発射!
そしてターン終了と共に、緑の《ミスティコクーン》が虚空へと旅立って逝ったのだった。

これで終わりではないとばかりに、
ホルダーとなったおのっちは1つ目の祠に《リーン》で進入、
そして――ゼロから《マンティガン》を奪取!
そう、今回のおのっちのテーマは『害虫退治』だったのだ。

手札に白1つを残して祠1つを取ったおのっちに、
先回りしていたBO.がまず戦闘を予約、
そしてじゅうべいは、今度は何と《挑戦状》を唱えて2番手で戦闘を予約。
そのBO.の侵略は、ほぼ確実と思われた《パックル》+《死の鷲掴み》。
対するおのっちの支援は、《刹那の見切り》。
『避け28%』の表示に表情を曇らせるBO.だが――やはり避けが発動。
相変わらずの運の無さにBO.はまたしてもサテライトに突伏すのだった。
結局鍵は「対ゼロ用モンスター」《ガブラント》に《目くらまし》を付けて攻めたじゅうべいの手に。

試合開始から5分が経過し、
祠に着いておのっちに追い付きたいじゅうべい。
しかし配置越えの手段が無かったのか、
《断罪の矢》を唱えてから、祠横裸待ち中のゼロに突撃!
《冥斧ヴァル》+《心眼》で殴られたゼロは、
いきなり4点のライフを失ってしまうのだった。

最早踏んだり蹴ったりといった感じのゼロだが、
BO.が先程の《ガブラント》を除去に行く中、
《複製の技法》を唱えつつじゅうべいに戦闘を挑む。
ところがその間におのっちは、何と《ケルピー》で《ミスティコクーン》を踏んだ上、
更に2枚目の《絶命の波動》を発動!
ここまで露骨な『ゼロ対策』を決められると、
逆に清清しい気分である。

BO.が《プラテウム》で勝利した後、
ゼロの戦闘モンスターが現れる。
「これが正しい使い方だ」と言わんばかりに現れたのは、
《複製の技法》で強化されたマンティガン。
これに《ベビドーラ》を付けてじゅうべいの支援《アーマトード》を貫き、
漸く鍵を手にすることに成功する。

しかしおのっちの《ケルピー》と《絶命》の為に、、
ゼロは自慢の虫達の強化手段をほぼ失ってしまった。
手札に黄1枚青1枚白2枚を残して、
1つ目の祠に置くのは、ほぼ素のパラメータの《クワガス》。
《ミスティコクーン》が健在だったなら、
相当なプレッシャーとなっていたことだろう。

試合時間が半分を過ぎたところで、
先ほどの《プラテウム》の効果でBO.がゼロのいる祠に飛ぶ。
ライフに余裕のあるおのっちが大事を取って祠横に先回りする一方、
そうではないじゅうべいは2番手で戦闘を予約。
そして1番手BO.は《シーウエポン》+《覚醒》で勝負に出る――が、そこに襲いかかるゼロの《黒の称号》!
しかしここは『珍しく』即死は発動せず、
鍵は『珍しく幸運な』BO.の手に。

そのBO.は今一つ手札に恵まれず、
思わず唸りながらも移動を開始。
1つ目の祠に着いた後、
支援を引ければと《ポヨロール》を置くBO.だったが――引いたのは《天変地異》であった。

マップはそのままで迎えたチェイサーターン。
手札が無ければとおのっちが悠々と戦闘を予約する一方、
ライフが残り1点のゼロはマップ上のライフアイテムに賭けるが、
一足早く動いたじゅうべいにアイテムを全て取られて万事休す。
これでゼロはライフアウトとなり、
試合の流れから大きく後退することとなってしまった。

《レイクーン》+《珍獣の羽》で鍵を奪ったおのっちは、
残り5分を切ったところで祠2つ目を獲得。
《ダゴン》を配置した上に手札にも赤緑白が残り、
勝負をほぼ決定付けることに成功する。

続くチェイサーターン、
戦闘1番で攻め込んだじゅうべいに対し、
ゼロとBO.は位置が悪かったか、
それとも《ダゴン》に対するソリューションが無かったか、
次の祠に先回りすることしか出来ない。
BO.の《天変地異》のお陰で祠待ちは出来ず、
ここでおのっちが耐え切ってしまうと入城勝利がほぼ確定してしまう為、
2人はじゅうべいの健闘を祈るしか無い。

そのじゅうべいの侵略は、《暗黒魔王》+《パンダ師範》――だったのだが、
そこに狙い澄ましたおのっちの《かすめ取り》!、
これで耐久値が20となった《ダゴン》は《暗黒魔王》を返り討ちにし、
じゅうべいをライフアウトの底に沈めたのだった。

これでおのっちの入城を阻むものはいなくなった…と思われたが、
そんなおのっちの前に突如伏兵が現れた――《天変地異》の神の気まぐれだ。
これのお陰で祠から遠ざかってしまった上、
進路をBO.の《シーラドン》で塞がれてしまったおのっちは、
《インフィニティー》でこれを除去することに。
予想外の奇襲に慌てて《ハコリス》を構えるBO.だが、
やはり避けは発動しないのだった。

これでおのっち以外全員がライフアウトとなり、
ほぼ大勢が決まった感のある中、
恐らく時間的に最後となるであろうチェイサーターンが始まる。
全員がホルダーに飛び込む中、
最初に追い付いたのはBO.。
しかしモンスター選択に時間を取っている間にじゅうべいが追い付いて戦闘1番を奪取。
敢えて1番を譲った感もあるが、
ともあれBO.は2番手で戦闘を予約することに。
そして戦闘が始まる。

じゅうべいの侵略モンスターは、基本値が強化された《セクシーベル》。
これに対しておのっちは《ハコリス》で凌ごうとするがじゅうべいの支援は無し。
勝負は確率に委ねられ、その結果――避けは発動せず。
自分より高い確率の避けを掻い潜られて、
BO.はまたしても恨みの声を上げるのだった。

<<<試合終了>>>

結局これが最後のターンとなり、
唯一祠2つを周ったおのっちが1位となった。
ゼロ対策として用意された『害虫駆除』が悉く突き刺さり、
ゼロにペースを握らせなかったのが大きかったといえるだろう。
2位にはポイント差でBO.が付けたが、
終盤のライフアウトが致命傷となり、
予選通過とはならなかった。

3連覇のかかっていたゼロは、
おのっちの巧妙な『害虫駆除』のお陰で実力を発揮できず、
3位に終わった。
3連覇の壁の高さを実感させる試合であった。

<<<最終結果>>>

1位: おのっち(害虫駆除)
2位: AO.(《プラテウム》)
3位: ゼロ(《マンティガン》の偉い人)
4位: じゅうべい(魔法)
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津田沼第12回エース杯、他

2008-08-25 00:04:07 | 大会
一部に心配されているという方がいらっしゃるということで、
生還報告を兼ねて今回津田沼エースで行なわれた、
第12回エース杯の報告をいたしたます。

今回は曇天の中22人が参加し、
「ディナセーバー育成観察日記」で参戦したクーちゃんが優勝しました。
ちなみに3連覇のかかったゼロさんは、
3人全員からアンチカードを乱射されまくって予選落ちとなりました。

そして第13回エース杯のレギュレーションですが、
次の様に定まりました。

・レアカードは8枚まで
・《破壊の業火》《バルキリー燕》は使用禁止
・戦闘支援カードはデッキに4枚以上入れる
・メインデッキ30枚、サイドボード5枚
・事前に各プレイヤーのデッキ内容を公開した状態で試合を始める

某カードゲームのプレミアイベントに参加した人なら、
恐らく分かりやすいレギュレーションであるとは思います。
色々複雑なルールではありますが、
ひとまず色々考えてみると良いかと思います。

という訳でコバさんみぃ姉さんには、
この場を借りて感謝の言葉を送りたいと思います。
色々本当にありがとうございました。
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取り敢えず最終調整

2008-08-24 00:44:39 | 釣果/ロケ情報
昨日は夕方から川崎入り。
アヴァロンはエース杯用デッキの調整を行ない、
サイキック5は今回初めて1面捨てゲーを行いました。
1面のシークレットを落とした直後に死んだので、
流石に続ける気力が消えてしまったのでした。

その後は京急川崎前のゲーセンや新宿の西口セガで、
「まものろ」の練習。
ひとまず真ボス最終形態までは辿り着いたのですが、
そこまで体力を維持するのが困難です。
津田沼で初クリアが実現できれば良いのですが。

という訳で例によって午前様となってしまった次第です。
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久々の蔵前

2008-08-23 00:52:57 | パズル
昨日は午後から吉祥寺で軽くアヴァロンをやった後、
夕方頃から蔵前入り。
ニコリの新作パズル本の原稿を提出してきました。

他のパズル作家達と雑談をしつつ、
19時半頃から歩いて御徒町方面へ。
飲み屋での打ち上げ会で、
必要以上に飲み食いしてきたのでした。
というかお茶漬けを食べた辺りから急に満腹感が押し寄せてきて、
米の脅威を実感したのでした。

結局23時頃までスタッフや作家達と雑談を楽しみ、
その後は御徒町の駅前や駅プラットフォーム上で解散となった次第です。

という訳で私の提供した作品ですが、
12月頃の出版物で登場するものと思われます。
適当に公式サイトなどで調べてもらえれば幸いです。
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厚木で厚着

2008-08-22 01:48:40 | 釣果/ロケ情報
昨日はふと思い立って、
最近なかなか行けなかった厚木ゼットンへ。
ひとまずエース杯用のデッキの練習をしたのですが、
カードが30枚読み込まれない事態が多発して悶絶。
読み込み28枚の後、台を移ったら今度は25枚とか、
思わず投げたくなります。

辛くも30枚読み込む台が見付かったので、
それでひとまず動きを確認してから地下のリサイクルボックスへ。
戦闘支援カードだけで8割ぐらいを占めるという偏ったラインナップの中、
リーン姫を2枚見付けたので回収。
その後は軽くレベル上げをしてから、
歩いて本厚木へと向かいました。

本厚木ではレジャーランドへ行く案もあったのですが、
時間の関係もあって駅前のシルクハットへ。
「まものろ」を2回ほどやり、
最終面まで体力を温存できるぐらいには上達しました。
まあその最終面がまだまだ鬼門なので、
取り敢えずのんびり攻略していければと思います。

そして19時頃になってスコールの中を駅まで歩き、
電車で新宿へ。
大戦3の新バージョンのロケテストを横目で見てから、
帰路に就いた次第です。
コメント (1)
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