という訳で久々の大会レポートです。
今回は先週行なわれたクラブセガ港北第20回大会の、
予選をダイジェスト形式でお送りします。
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去る3月22日、
クラブセガ港北にて第20回となる対戦競技会が行なわれた。
この日は風が強く雨も降っているということで参加人数に不安があったが、
蓋を開けてみれば定員16名が全て埋まるという大盛況の中、
熱戦が繰り広げられることとなった。
今回のレギュレーションは『レア以上限定』ということで、
移動や支援調達の面で困難が発生することが予想されたが、
予選第1試合開催の時点で問題発生。
そう、『読み込みエラー』でカード30枚が読み込まれず、
デッキに色支援が混じってしまったプレイヤーが現れてしまったのだ。
時間の関係で再試合は行なわれず、
『色支援は移動での使用は可、支援としての使用は不可』ということで落ちついたが、
改めてレギュレーション設定の難しさを実感させる出来事となった。
それでは、予選4試合の結果をダイジェストで見ていこう。
<<<予選ダイジェスト>>>
第1試合 (フォックス、ハリーポッター、やまなか、MIRA)
戦前の予想では《破壊の業火》が猛威を奮うだろうと考えられていたこの大会。
予想通り第1試合からやまなかが《破壊の業火》で場を荒らしまくるが、
その隙を突いてハリーポッターが《セラフィー・ルカ》で鍵を奪うと、
そこから先は《魔神の麓》無双。
必殺の『麓ループ』で22/25となった《麓》を前に、
他の3人はハリーの入場を指をくわえて眺めるしかないのだった。
1位: ハリーポッター (まさかの魔神ルカ)
2位: MIRA (クララ先制)
3位: フォックス (ドリルザーグテレポート)
4位: やまなか (業火+天使長)
第2試合 (クー、漢バアトル、ハミルトン、ルドルフ)
この試合でも漢バアトルが開幕から《破壊の業火》で『白焼き』を発動。
しかしほぼ全員が《シードラコ》を抱えている状況では効果は今一つ。
そんな試合の流れを決めたのは残り5分、
クーが目標の祠に残っていたルドルフの《ゴースト》に攻め込んだ所。
これを崩し損ねてクーはライフアウトしてしまうものの、
直後の『鍵落とし』でうまく鍵を取り返し、
最後はハミルトンの《スコルプ》による祠待ちを《バルキリー燕》+《特性侵食》で討ち取って勝負を決めた。
1位: クー (燕+現世パンプ)
2位: ルドルフ (ガルダ+ダゴン+現世パンプ)
3位: 漢バアトル (白焼き麓)
4位: ハミルトン (スコルプ即死)
第3試合 (ニノ、Kimberly、マテリア【サイア】、ロンファ)
大会優勝経験者が揃ったこの試合。
流れを決めたのは8分頃、
サイアから鍵を奪ったKimが白支援事故に見舞われ、
《クワガドス》+青1白3で立ち往生したところ。
これにサイアが《インフィニティー》+《かすめ取り》でKimの《光の盾》を奪い取ると、
《ダゴナイト》+《死の鷲掴み》で祠待ちしていたロンファを能力起動《フィフティニー》で粉砕。
攻撃値25と先制を兼ね備えた見習い天使を前に、
残る3人はサイアの入城を見送ることしか出来ないのだった。
1位: サイア (フィフ無双)
2位: ロンファ (ガルダ+ダゴナイト)
3位: Kimberly (暗黒魔王+クワガドス)
4位: ニノ (無念)
第4試合 (ぴゅあらん、ミフミ、カルム、ARK)
開幕で鍵を手にしたカルムはぴゅあらんの祠待ちから逃げた上に、
《破壊の業火》で『白焼き』発動と早くも逃げモード。
しかし試合は『カルム無双』とはならず均衡した展開に。
そして残り3分、
全員が祠1つの中ぴゅあらんの《シードラコ》にARKとカルムが攻め込む。
無支援《冥槍クロノ》で飛び込むARKに対し、
ぴゅあらんの支援は、《刹那の見切り》
避ければカルムの勝ち、避けなければARKの勝ちという分かりやすい勝負を制したのは――、
いつもやられ役
だと思ったら
ヽ(A)ノ 大間違いにょろよ
1位: ARK (ヴァル入り戦人)
2位: ミフミ (アラクノ+フィフティニー)
3位: カルム (白焼き+ルカ)
4位: ぴゅあらん (ミスブラ+クララ)
<<<予選終了>>>
振り返ってみると凝ったギミックを投入したデッキは少なく、
その一方で《魔神の麓》や《フィフティニー》といった、
単体で制圧力の高いモンスターが幅を利かせる結果となった。
また猛威を奮うと予想された《破壊の業火》も、
終わってみれば使用者全員が予選落ちという結果に終わってしまった。
確かにこのレギュレーションだと普通に《シードラコ》が入ってしまう為、
逆に相手を助けてしまう結果となった様だ。