そんな訳で昨日の続きです。
昨日はVer.2.2EXのカードレビューを、
ひとまず点数だけ付けてみたのですが、
今回はカードの点数について細かく解説してゆく感じになります。
取り敢えずユニットの分を公開してみます。
全体の点数については、
次の記事をご覧ください。
カードレビューを行った他の記事へのリンクもあります。
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カードレビュー:Ver.2.2EX(暫定版&リンク集)
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◎ユニット
○赤属性
夢幻のアリエル 3
…今回追加された「1コス自壊ユニット」サイクルの1つ。
総じて有利状態での後押しでは強いが、
押されている状況では自壊のデメリットが大きくのしかかる。
進化ユニットの土台などの最低限の仕事はできるので、
DOB8点になった時などは要注意。
電獣戦士ロビン 5
…平たくいえば「2コスになった《ヘルハウンド》」。
自分のトリガーゾーンのカードを失うのは勿論リスクだが、
自身を含め「トリガーゾーンにセットする」効果が赤にあふれているので、
それらと組み合わせることでかなりのアドバンテージを稼げそう。
キマイラ 2
…《突撃の合図》内蔵ユニットだが、
自身が7コスと非常に重く、
普通に使っても大量得点は難しい。
「何らかのCPブーストと組み合わせる」「特殊召喚効果と組み合わせる」など、
他のサポートは必須。
デッキビルダーの腕が試される。
転生・ベリアル 4
…《蛮王ベリアル》がスピードムーブを持つユニットになって帰って来た。
「転生前」同様プレイヤーアタック時の効果も持っている為、
「敢えてレベル2で出してブロックをためらわせる」という往年の動きも可能。
全体火力が自軍も巻き込む点には注意。
未来探偵ホームズ 3
…既に雑誌で公開済みのSRカード。
効果は非常に派手で1枚で大量得点のチャンスもありうるが、
今回青や紫の「レベコン」能力がかなり推されているのが気がかり。
そうでなくても《英霊王ギルガメッシュ》のもう1つの能力で一掃されるリスクもあり、
「いかにそのターン中に仕留められるか」が重要になる。
○黄属性
牙忍・オルトロス 3
…「1コス自壊ユニット」の黄属性版は行動権消費。
単体の効果がやや弱めということもあり、
条件付きで自身が手札に戻る効果が備えられている。
《It's showtime》と組み合わせていきなり5コスユニットを釣るのもありかも知れない。
空戦型キャタピワラシ 3
…取り敢えず1枚で2体分並べられる。
機械には《龍将・政宗》《タケミナカタ》など複製して嬉しいユニットは多いが、
機械軸は相変わらずレベコン系が脅威となる。
単純に黄単のDOB要員として雇う展開もありそう。
巨盗タウロス 5
…まさかの《選ばれし者》内蔵ユニット
見られるカードは3枚だが、
手札を減らさずに盤面を作り、
消滅カードの枚数も稼げるので、
黄単以外からもお呼びがかかる可能性がある。
パティ・シエル 3
…《エテシンバル》が3コスになったら、
色々おまけが付くようになった。
コストが軽くなる効果はCIP持ちとの相性が良い。
起動能力も今回増加が予想されるレベコン系への対策として有効だが、
こちらのユニット数は通常増えないことには注意。
宇宙の歌姫アイリーン 4
…最近のSRにしては非常にシンプルな効果。
主に使うのはカードの「コピー」効果で、
これでレベル3《光翼神ホルス》を量産する動きがかなり強烈。
もう1つの能力も終盤ライフ1点差を争う状況での逆転の一手になりうるが、
最終ターンまでもつれるのが当たり前の環境になるかどうかが鍵となりそう。
○青属性
黒翼のルイス 3
…「1コス自壊ユニット」の青属性版は沈黙付与。
現行の《アムネシア》と違って永続的なので、
返しに《書神トト》などで処理するのが有効。
何気にインターセプト回収もおまけで付いて来るので、
《デスパレート》系のカードと組み合わせるのが良さそう。
ガンメタルドラゴン 2
…先述の《黒翼のルイス》との相性が良い。
もう1つの能力は加護を突破できず、
自軍に他のユニットがいないと自身を沈黙させなければならない為、
やや癖のある効果となっている。
各種<ウィルス>との相性は良い。
蒼の姫 4
…自軍の魔導士を戦闘や効果による破壊から間接的に守ってくれる。
これ1体で相手に無理なアタックや除去をためらわせられるだろう。
あとはこれで防げない沈黙や消滅除去がどれだけ流行るか次第。
玲剣・グラム 3
…1.1時代に存在していた《デスクラウン》の大幅強化版。
コストはそのままにBPが上がり、
「武身転生」により毎ターン効果が発動しうるおまけ付き。
とはいえ武身デッキ自体が環境的に苦しいのは相変わらず。
レベコン軸の青系で追加の《冥裁者ラダマンティス》として使われることが多そう。
海底王デスクラーケン 5
…強力な効果が冗談の様に詰め込まれたユニット。
単純に《冥王ハデス》のユニット版としてタッチ運用するのも悪くはないが、
アタック時の効果が非常に強力な為、
できるだけ青を濃くしてスピードムーブが得られるようにしたいところ。
《虹色のキャンバス》などで強引にスピードムーブを与えるのも有効。
○緑属性
爆撃獣カーバンくん 3
…「1コス自壊ユニット」の緑属性版は「置き《武器破壊》」といった感じの効果。
これだけ戦闘時に効果が発動するようになっている。
相手の足止めとして使う他、
「自壊」効果を活かしてレベル2ユニットをオーバークロックさせずに戦闘終了させる、
といった使い方も考えられる。
緑風アキレウス 3
…CIPの効果から緑版《マーメイド》といった雰囲気だが、
やはりメインはもう1つの効果。
火力の「重ねがけ」がほぼ無力化される為、
《魔界王子マモン》クラスの大火力がないと、
対処に困る場面が多くなりそう。
絆の剣士 2
…《心眼のナギ》の調整版というべき効果。
毎ターン侍をサーチしうるが、
自身のスペックが4コスにしては物足りないのがネック。
同じコスト域に《地剣の土方》《泰山の侍》などの強力な侍が多いので、
活躍できるかどうかは未知数。
暴戦士モルドレッド 4
…デッキを修復しつつ自軍の英雄を強化し、
更に強制防御付与で擬似的な除去効果も持っている。
「大三角」が《マッシヴサージ》を遥かに越える数値で強化される展開もありえ、
BPに依存しない除去がないデッキでは思わぬ天敵になる可能性がある。
巨狼少女フェンリル 5
…緑にも関わらず《大魔導士リーナ》同様の単体除去を持つという、
究極の「カラーパイ」破壊カード。
自身へのコスト軽減効果で序盤でもある程度の仕事はこなせ、
更に「インターセプト対策」というべき効果が紫相手に直撃する。
今から対策が必要なユニットの1つとなりそう。
○紫属性
グレンデル 3
…「1コス自壊ユニット」の紫属性版は「置き《封札の紫呪印》」といった感じ。
インターセプトドローと紫ゲージ増加がある分、
効果はやや弱めとなっている。
強力な進化ユニットを多用する黄単系に対しては効果が高い一方、
鰤ジズやOC珍獣の様に進化が1枚も入らないデッキもあるので、
その辺りは割りきって使うことになりそう。
ダンゴマシン 2
…ここに来てまさかの紫属性の昆虫が追加。
どちらかというと昆虫デッキというより、
紫単で2コスのゲージ要員として使われることが多そう。
DOB8点が付いた時には要注意。
クワガイスト 2
…「《ダンゴマシン》とセットで使って欲しい」という意志を感じるカード。
特殊召喚でユニットを並べやすくはなるが、
「紫ゲージ-2」は決して軽くはないコスト。
使われるかどうかは「紫昆虫」みたいなデッキが生まれるかどうか次第だろう。
ナイトシーカー 3
…比較的緩い条件で捨札から特殊召喚できる。
今までの紫系デッキではトリガーを使うことは余りなかったが、
これの為にトリガーを入れる構築が出る可能性はありうる。
問題は紫系のミラーになった時に、
《妖精王オベロン》の的になってしまうことだろう。
闇黒教授モリアーティ 4
…2.2で大成功を収めた青緑での、
新たな除去要員として期待できる。
自身もレベル1ならBP8000と非常に高く、
序盤の壁として使われることもありそう。
遊魔戦姫プルソン 5
…紫では初となる3コス進化。
爆発的な紫ゲージ供給力に加え、
《魔界王子マモン》的なトリガーセット能力を持ち、
更に単純に序盤の打点要員としても貢献できる。
序盤を支える紫の新たな主力となりうる。
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ユニットについては以上となります。
明日はトリガー及びインターセプトについて、
一気にまとめていきたいと思います。
以上、カードレビュー解説編その1でした。
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◎おまけ:M・o・Aちゃんが何か言う
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