転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

吉祥寺第12回大会試合レポート(決勝戦)

2009-02-28 00:00:00 | デッキ(アヴァロン)
という訳で今週日曜は吉祥寺で大会な訳ですが、
今回はその前の大会(1月4日開催)の本大会の、
決勝戦の様子をお送りします。
色々あって公開が遅れていましたが、
ひとまずお楽しみ下さい。

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決勝戦(ミフミ、クロトリ、フォックス、おのっち)

去る1月4日、
吉祥寺はアメリカヤにて第12回となる大会『吉祥寺聖戦』が開催された。
今大会は休暇期間中ということで、
通常の大会と『燕祭り』の2部構成で行なわれたが、
今回はその第1部である無制限トーナメントの様子をお送りしよう。

この日は冬休みシーズンということで、
神奈川や千葉だけでなく東海方面からも遠征者が来訪し、
出場者16人の枠は早々と埋まる盛況ぶり。
そんな中で4試合行なわれた予選を勝ち抜き、
決勝へと駒を進めたのは以下の4人となった。

・競技会では厳しいといわれる『白焼きチャイレン』で勝ち上がった『珍獣ラブ』ミフミ
・初参戦で決勝進出を決めた『久米川からの刺客』クロトリ
・個性的なアタッカー・魔法の起用が光る『たこやきブラザーズの次兄』フォックス
・黄焼きからの泥試合を生き延びた『豆腐大好き』おのっち

この中での注目株はやはり初参加で予選通過を果たしたクロトリ。
予選では特に防衛戦闘がうまく決まっており、
攻め込む際には注意が必要となる存在だ。

<<<試合開始>>>

マップは博物館(夕方)、北西スタート。
まずはクロトリが歩いて鍵を獲得するも、
その隙を突いてフォックスが《ダゴン》+白2枚で祠待ちをスタンバイさせる。
これに対しクロトリは《ブルーザガ》でソリューションを探すものの、
決定力は掴めず《ダゴナイト》+黄緑白で止まってしまう。

この隙を逃すまいと攻め込んだのは、
《幸福のラッパ》で自身の《ダゴン》を消しつつ動いたフォックス。
しかし必殺技ともいうべき《バルキリー燕》+《トリックスター》は《ブラッギス》で止められてしまい、
折角のチャンスを棒に振ってしまう。

序盤の攻撃を凌いだクロトリだが、
次の祠には今度はおのっちの《アライクパ》が手札黄赤白で待ち構えていた。
これに対しクロトリは冷静に《ナイトキャット》+《フィールドアーマ》で攻め込む。
即死無効や《トリックスター》が恐いところだが、
おのっちの支援は――《フィールドアーマ》。

これでクロトリがまず祠1つで先制。
続くチェイサーターンでは、
リベンジに燃えるフォックスが《ブレスト伯爵》で鍵を奪うが、
その隙を突いて開幕から配置数を増やしていたミフミが、
祠に《チャイレン》を置きつつ《破壊の業火》を発動。
『白焼き』発動でいよいよ泥試合の予感である。

この『白焼き』で白支援(と、手札の《玉文明の聖地》)が割られたフォックスは、
《チャイレン》への決め手を失ってしまい、
そのまま《キマイラ》を配置しつつ逃げモードに。
途中おのっちのライフアウトを挟み、
暫く睨み合いが続く中、
動いたのはやはりクロトリ。
《ジラコバルト》+《エンペラー》という完璧なソリューションで《キマイラ》を討ち取り、
フォックスをライフアウトに追い込む。

しかし次の祠には依然ミフミの《チャイレン》が残っている。
タイミング良く現れたライフアイテムのお陰で、
ミフミは前ターンでのライフアウトをぎりぎり免れていたのだった。
これに対しクロトリが取った行動は――《ケルピー》で《エイイアン》《チャイレン》を破壊。

しかしクロトリには祠を攻める手段も、
チェイサー3人から鍵を守る手段も残されてはいなかった。
おのっちの《ラフリア(冬)》で《メカニモンク》を討ち取られ、
クロトリもここでライフアウト。
同時に珍獣達を撒き続けていたミフミもライフアウトを迎え、
残り3分というところで漸くおのっちも祠を1つ手にしたのだった。

マップが昼に変わって迎えたチェイサーターン。
時間的に祠1つ周れるかどうかというところだが、
1番を取ったのは最後の逆転に望みを託すフォックス。
前ターンに配置した《カク象》で育った《キマイラ》と《コアラ先生》でおのっちの《アライクパ》を討ち取ると、
次の祠は空。
そのまま祠を1つ獲得したところで、
ディアドラ校長が現れたのだった。

<<<試合終了>>>

クロトリが初参加初優勝を果たすのか、
それともフォックスが最後の最後で逆転するのか、
最終結果に視線が集まる。
その結果――1点差でクロトリの優勝が決定。
祠数、ライフアウト数、ホルダーターン共に拮抗していたが、
戦闘結果を見てみると、
クロトリの2勝2敗1分に対し、
フォックスは2勝1敗1分。
わずか1回の戦闘回数の差が明暗を分ける結果となった。

ホームは久米川というクロトリは『吉祥寺聖戦』初参加にして初優勝。
決勝では予選程の粘り強さを見せることは出来なかったが、
堅実なプレイングで見事タイトル獲得となった。

<<<最終結果>>>

1位: クロトリ (移動バランス)
2位: フォックス (キマイラ育成)
3位: おのっち (石像バランス)
4位: ミフミ (白焼きチャイレン)
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Shiinaさん来店

2009-02-27 00:00:00 | デッキ(アヴァロン)
昨日は色々あって午後から吉祥寺入り。
久々にエミュレータで遊んだりもしたのですが、
やはり今回はShiinaさんが久々に来店して下さったことが大きかったです。
実は火曜日にも来店されていたのですが、
今回は途中で合流したコバさんを交え、
3人で沢山対戦をすることが出来ました。

19時くらいになってShiinaさんが退店すると、
その後は専らコバさんとサシ対戦。
お互い色々とネタを出し合ったのですが、
やはりコバさんの白単が強力でした。

そんなこんなで20時半頃になって解散。
私は他の店を軽く覗いてから帰路に就いた次第です。
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港北第19回大会試合レポート(決勝戦)

2009-02-26 00:00:00 | 大会
という訳で次々と公開していきます。
先週日曜にクラブセガ港北で行なわれた、
第19回大会の決勝戦の様子をお送りします。
無制限ということで《破壊の業火》が吹き荒れるだろうと予想された本大会でしたが、
決勝では『ある1手』が試合の流れを大きく変える結果となりました。

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決勝戦(ハヅキ、Kimberly、ルドルフ、おのっち)

予選5試合が終了し、
決勝に残ったのは前大会優勝のハヅキ、
そしてKimことKimberly、ルドルフ、おのっちの4人。
今回は無制限ということで《破壊の業火》が猛威を奮うと予想されていたが、
その予想通りハヅキとKimの2人が《業火》入りのデッキで決勝進出を決めている。
但しハヅキは《ピノ》をメインアタッカーとした『白焼き』型、
Kimは黄マス業火でデッキをリセットしつつ《ボルカノ》+《威圧のオーラ》に繋ぐ、
というギミックを盛り込んだ『黄焼き』型を採用しており、
その方向性は全く異なったものとなっている。
勿論残る2人も《業火》対策はしっかりしてくると予想され、
「焼けば勝ち」とは最早言えない状況といえるだろう。

それぞれの思惑が交錯する中、
いよいよ決勝の幕が開かれる。

<<<試合開始>>>

マップは月光の庭園(夕方)、南スタート。
開幕《天女の羽衣》を発動させたルドルフがまず鍵を獲得するが、
おのっちの《ダゴン》+《フィールドアーマ》による祠待ちに対するソリューションを引けず、
最初の祠はおのっちが獲得となった。

リベンジに燃えるルドルフはすぐさま《ミスブラッディー》+《魔王の鼓動》で鍵を奪うも、
そこに事前に先回りしていたKimの黄マス《破壊の業火》――『黄焼き』が突き刺さる。
これで他3人が浮き足立ったところに、
Kimが召喚するのは――もう1つの切り札にしてKimの代名詞、51/14の《グラディウス》。

これで無防備状態となっていたおのっちから鍵を奪ったKimはそのまま祠1つを獲得。
配置《ボルカノ》、手札黄2白1と守りも万全――かと思われたが、
ルドルフの《バルキリー燕》+《心眼》の前には流石に無力であった。

再三祠へ行けるチャンスを得たルドルフだったが、
まだ黄焼きの効果が残っているのかなかなか祠へ近付くことが出来ない。
その隙におのっちは《現世の歩兵》で強化された《ガルダ》で祠待ちを試みる――が、
ここで再びKimの『黄焼き』が吹き荒れる。
「《ガルダ》が小さくなる」とおのっちが悲鳴を上げる中、
何とか持ち直したルドルフは《スカルマン》+《心眼》でおのっちの《ガルダ》を辛くも討ち取り、
漸く祠1つを獲得することに成功するのだった。

しかし一難去ってまた一難、
今度はKim渾身の《ボルカノ》+《威圧のオーラ》――デッキリセットでほぼ最大火力の《威圧》だ――が襲いかかる。
これで鍵を奪ったKimはそのまま祠2つ目を獲得。
《Mr.ジェントル》+手札黄1魔法1という陣容で、
入城リーチに1番乗りを名乗り上げる。

ちなみにこの戦闘の間にハヅキは祠での《業火》――『白焼き』を試みるのだが、
この時点でハヅキのライフは1。
ライフアウトとなると『白焼き』も無効化される為、
ここは痛いプレイミスといえるだろう。

試合の方に戻ろう。
Kimの独走を阻止すべく、
おのっちは《ダゴン》+《心眼》で《ジェントル》の能力を封じつつ鍵を奪取。
しかし『黄焼き』の影響か、
ホルダーターンと共に白支援が3枚も被ってしまい、
おのっちは立ち往生を余儀なくされてしまう。

この隙を突いて事前に《リッチー》で祠待ちをしていたハヅキは、
満を持して祠で《業火》を発動。
これで遂に『白焼き』発動と思われた直後――、

《メイドラマイマイ》の効果で祠のマスは黄色に。

実はハヅキが《業火》を発動するより早く、
Kimが『《メイドラマイマイ》で祠周りを黄色にしつつ《業火》で黄焼き発動』という、
『メイドラ業火』のコンボを発動させていたのだった。
白焼きを狙いたかったハヅキにとっては、
まさに予定外の展開だ。

勿論この隙を逃す様なおのっちではない。
幸運にも《天女の羽衣》を引けたおのっちは一気に祠へ飛び込む。
そして戦闘に現れたのは――色支援を無効化する《ピノ》。
手札に色支援しか無いハヅキには、
どうすることも出来ないのだった。

これでおのっちも祠2つで追い付くが、
マップチェンジと共に戦闘1番を取ったのは、
既に入城リーチがかかっているKim。
現れたのは、やはり来た《ボルカノ》
これに《威圧のオーラ》を付けてオーバーキル――と思われたところに、
狙い澄ましたおのっちの《かすめ取り》!
オーバーキルされたのは、Kimの方であった。

「《グラディウス》で攻められていたら終わっていた」とはおのっちの弁だが、
ともあれここでのKimの入城は阻止され、
鍵は2番手ルドルフの手に。
そのルドルフが2つ目の祠を獲った後、
やっとの思いで鍵戦闘に絡めたハヅキが鍵を奪取。
試合時間30分を過ぎて漸く祠1つ目を手に入れたのだった。

しかし試合は既に終盤戦、
残る3人は全員が入城にリーチをかけている。
配置《リッチー》、手札黄1赤2で待ち構えるハヅキに対し、
3人全員がホルダーを目指すが、
戦闘1番を取ったのは、おのっち。
そのおのっちは《魔神の麓》で侵略を行ないギャラリーを驚かせるが、
大事なのは戦闘結果だ。

おのっちの支援――《フィールドアーマ》。

ハヅキの支援――無し。

これで鍵を奪ったおのっちは、
「《キラーレディー》以外ありえない」と《麓》の能力で黄色いカードを回収。
戦闘に絡めなかったKimが祠待ち出来なかったこともあり、
おのっちは《キラーレディー》でテレポートしつつ、
3つ目の祠へと到達したのだった。

入城ムービーに重なって現れる「35分経過」の表示が、
長い決勝戦を締めくくった。

<<<試合終了>>>

終わってみれば『アンチ業火』の2人がワンツーフィニッシュとなったこの試合。
やはり勝負の決め手となったのは、
Kimの《ボルカノ》+《威圧のオーラ》のコンボを、
おのっちが《かすめ取り》でカウンターパンチを決めたところだろう。
先制、避け無効、反射無効と『ほぼ』無敵というコンボの、
丁度盲点を突く形となった。
ここでKimが1段階でも育っていた《グラディウス》で戦闘を挑んでいたならば、
また違った結果となっていたことだろう。

ルドルフは序盤、祠に辿り着けなかったり戦闘の決定力を欠いたりの『事故』が、
終盤大きく響く結果となった。
最後のおのっちとの早押し勝負で勝っていれば、
というのもあるが、
序盤で祠をもっと多く周っていれば、
より余裕を持ったプレイングが出来ていたことだろう。

ハヅキは予選で見せた『白焼きからの《ピノ》』を決めることが出来ず、
終始3人の白支援に振り回される形となった。
ライフ1の時に《業火》を温存し、
復活と同時に白焼きを発動することが出来れば、
また違った結果となっていたことだろう。

<<<最終結果>>>

1位: おのっち (《ダゴン》入りバランス)
2位: ルドルフ (《スカルマン》入りバランス)
3位: Kimberly (黄焼き《ボルカノ》+《グラディウス》)
4位: ハヅキ (白焼きカメピノ)
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津田沼第15回エース杯レポート(決勝戦)

2009-02-25 00:43:20 | デッキ(アヴァロン)
という訳でお待たせしました。
先々週行なわれた第15回エース杯の決勝戦の様子をお送りします。
それでは、お楽しみ下さい。

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決勝戦(どーしてさぁー!【AO.】、ルドルフ、おのっち、クー)

エース杯優勝経験を持つおのっち、クーに対し、
初優勝を目指すAO.、ルドルフが挑むという形となった決勝戦。
試合時間無制限ということで長期戦が予想されるが、
果たして最後に笑うのは一体誰となるのか注目だ。

<<<試合開始>>>

マップは太陽の庭園(夕方)、北東スタート。
おのっち、クーの《天女の羽衣》早押し合戦はまずクーが制し、
まずは祠1つを獲得。
しかし祠に行く途中で配置されたモンスターを見て、
ギャラリーからは驚嘆の声が挙がった。

《ディナセーバー》――。

長期戦の可能性のある時間無制限の試合では、
必勝の策となりうる1枚だ。

とはいえまだ試合は始まったばかり。
育ち切る前ならとすかさずAO.が鍵を奪うが、
次の祠で待ち構えるおのっちの《ダゴナイト》を前に、
決定打を掴むことが出来ない。

結局鍵はルドルフを経由しておのっちに渡り、
そのまま祠1つを獲得。
しかしリベンジに燃えるルドルフは、
すかさず《アサシン》+《悪夢の戦い》で《ダゴナイト》を討ち取り、
おのっちをライフアウトさせる。
同時にライフアウトを迎えたAO.を尻目に、
ルドルフも祠1つ獲得となった。

何とかして追い付きたいAO.だが、
ルドルフの《ダゴナイト》を《隼丸》+《口寄せの儀式》(《ガルダ》口寄せ)で討ち取るものの、
ホルダーターンを迎えた途端に移動事故に見舞われてしまい、
祠とは逆方向に移動を余儀なくされてしまう。

《冥斧ヴァル》+手札白で立ち往生したAO.に対し、
おのっちはほぼ鉄板というべき《バルキリー燕》+《心眼》で攻め込み、
支援を使う余地も与えずに鍵を奪う。
しかしAO.の止まった位置は祠から非常に遠く、
更に手札に加わった白支援がおのっちの足を引張る。
その隙を突いてルドルフが《バルキリー燕》+《威圧のオーラ》でおのっちをライフアウトさせ、
そのまま一気に2つ目の祠へ。
配置《カメポポン》、手札白2枚とほぼ万全の体勢でチェイサー達を待ち構える。

マップが朝に変わったところで、
ここまで鍵に全く触れていなかったクーが動く。
現れたのは――遂に出た、攻耐40オーバーの《ディナセーバー》!

そう、ここまでクーは途中1回のライフアウトを挟み、
『《ディナ》配置→戦闘予約』の動作を繰り返し、
着々と自身の戦力を強化していたのだ。
いよいよ《ディナ》の大驀進が始まる――かと思われた瞬間、
クーのサテライトから悲鳴が上がる――クー渾身の《かすめ取り》を、ルドルフは無支援でやり過ごしてしまったのだ!
過剰な強化が仇となってしまい、
クーは2度目のライフアウトを迎えることとなったのだった。

あとは3つ目の祠を取るだけのルドルフ。
しかし次の祠を《ガルダ》+白で守るおのっちに対し、
有効な手段を引くことが出来ない。
その間に遂に60/60の《ディナ》量産体勢に入ったクーが遂に鍵を奪い返し、
試合は一気に緊迫を増す。

このまま『《ディナ》マーチ』をされてはたまらないと、
AO.が《黒の称号》の力を借りてクーから鍵を奪うが、
やはりおのっちの《ガルダ》は止められず、
祠から2マス前で《リンリン》を置いて止まってしまう。
祠待ちから攻め込んだおのっちの《ネオン》+《封じ込め》は《フィールドアーマ》で凌ぐものの、
2番手ルドルフの《アラクノフォビア》は止められない。
おのっちもライフアウトして祠も空となり、
これで勝負あり――と誰もが思った瞬間、
ルドルフのサテライトから呻き声が上がった。

祠への進路には事前にAO.の《ケルベス》が置かれており、
これさえ乗り越えれば祠3つで試合終了なのだが、
ルドルフの手札には配置越えの手段も、
迂回して祠に入れるだけの移動要員も残っていなかったのだ。
この隙を突いてクーが渾身の60/60《ディナ》を召喚、
更に《魔王の鼓動》を付けて襲いかかる――が、

それをあざ笑うかの様にルドルフの支援、《刹那の見切り》が公開される。

『避け132%』――。

誰もがルドルフの勝利を確信した瞬間、
画面に表示された文字は――、

<<反射>>

《魔王の鼓動》の6%反射が何とここで発動。
まさに天国から地獄、
まさかの逆転劇にギャラリー達からは大歓声が上がるのだった。

ルドルフの入城を奇跡的に阻止したクーは、
おのっちを対象に《ポッコロ》の能力を使用しつつ祠へ。
これでクーも祠2つで並び、
60/60の《ディナ》も配置されて万全の体勢。
しかしおのっちの《ピノ》+《ヤドカリン》に対してクーは支援を使わず、
60/60の《ディナ》要塞は遂に陥落してしまったのだった。
クーは《かすめ取り》空振り狙いの無支援突撃と読んだ様だったが、
ここは裏目になったか。

ともあれこれでおのっちも祠2つで並び、
祠を周っていないのはAO.ただ1人に。
そのAO.は何とか1番を取って鍵を奪うものの、
次の祠にはクーの《フリィーキィー》が手札白で待ち構えていた。
時間的に余裕の無いAO.は《シータンク》で支援を戻しつつ、
《ケルベス》で侵略を挑む。

そして戦闘が始まった瞬間、
AO.のサテライトからは溜め息が上がった。

クーの支援は、おのっちから《ポッコロ》で奪ったばかりの《封じ込め》。

AO.が戻した支援は、
《ガルダ》を『口寄せ』する筈だった《口寄せの儀式》であった。

<<<試合終了>>>

「無制限の競技会なら最強」と評価の高い《ディナセーバー》を大胆にも起用したクーが、
『《ディナ》マーチ』で3人を圧倒しつつ入城を決めた。
《魔王の鼓動》の6%反射に助けられた感も無い訳では無いが、
やはり何度倒されても繰り返し現れる巨大モンスターの厄介さは、
多くのプレイヤー達の印象に残ったことだろう。

ルドルフは全般的な立ち回りでは常に優位に立っていたものの、
やはり終盤の移動事故が足を引張る結果となった。
おのっちは序盤の祠待ちからの鍵取りや、
終盤での支援の攻防などが光ったが、
やはり中盤での出遅れがネックとなってしまった。
そしてAO.は何度か鍵を手にしたものの、
祠待ちに対する決定力を欠いた上に移動面でも多くのトラブルに見舞われ、
結局祠を1つも取ることが出来ずに終わってしまった。
次回の奮起に期待したい。

1位: クー (ディナセーバー)
2位: ルドルフ (《スカルマン》入りバランス)
3位: おのっち (《石像》入りバランス)
4位: AO.(ギャンブル型口寄せ)
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港北第19回大会キャラ分布

2009-02-24 11:51:48 | 大会
という訳で日曜に行なわれた、
クラブセガ港北での第19回大会の使用キャラ分布を公開します。

カルノ **
イーノ ***
ローザ ***
シズマ ***
コッペ ****
アリュ ***
ダグリ *
デアラ *


今回は飛び抜けて使用率の高いキャラは無く、
ほぼ全キャラが満遍なく登場した感じです。
取り敢えず大会レポートなどについてはまた後ほどということで。
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港北第19回大会、他

2009-02-23 00:46:32 | 大会

     相手が先制持ちなら
ヽ(A)ノ ピアスの出番にょろよ

     相手はボルカノですよ
Σ(き)ノ 支援無しで大丈夫なんですか



(A )ゞ にょろーん



さておき昨日は第19回となる大会に参加すべく港北へ。
今回は定員16名のところ20人が参加し、
5ブロックかつ予選のポイント上位4名が決勝進出、
という特別ルールが採用されました。

私は予選でおのさんフォックスさんハミルトンさんと当たり、
この面子なら『焼き』は無いと読んで石像デッキで参戦。
結果開幕天女→石像と繋がったものの、
ワープゾーンをハミルトンさんに塞がれた上に祠も遠ざかり、
そのまま事故って終了。
結局おのさんに祠3タテされて終了となりました。

そして決勝はそのおのさんが35分に渡る激戦を制して優勝。
取り敢えずお約束でブーイングはしておきました。

大会後は久々にセンター南まで出て皆で焼き鳥屋へ。
きりたんぽ鍋を食べる案もあったのですが、
色々あって普通に鶏鍋に。
おのさんのデッキ診断もあったり、
色々充実した晩餐となりました。
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AOU2009でアヴァロン

2009-02-22 00:45:49 | その他
昨日はAOU2009の様子を見る為に昼から幕張へ。
例によってゲームは大してプレイせず、
雰囲気を味わうという感じでした。
ちなみに某ライブでアヴァロンの曲を演奏していたのが印象的でした。

その後は京葉線に乗って千葉まで行き、
MIRAさんと合流。
マジックのシールド戦をやったのですが、
やはりデッキ構築から考えておくべきだと思った次第です。

という訳で色々やってから帰路に就いたのでした。
ちなみに日付が変わって今日の港北の大会ですが、
例によって人数次第で参加ということになりそうです。
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津田沼第15回エース杯レポート(準決勝ダイジェスト)

2009-02-21 00:00:00 | 大会
昨日は色々あって午後から吉祥寺入り。
レベル上げですが今回目出度く魔法反射が1つ上がりました。
緑マスに囲まれていないマスで止まるのがポイントかも知れません。

という訳で第15回エース杯レポートの続きです。
今回は準決勝2試合のダイジェストですが、
実は試合内容よりもブロック分けの方が面白いことになっていたのでした。

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予選5試合の結果、
準決勝に駒を進めたのはゼロ、フォックス、AO.、ブカブカ、おのっち、クー、KANON、ルドルフの8名。
そして試合前にブロック分けが行なわれた訳だが、
大会優勝経験者にして津田沼大会決勝常連でもあるクー、おのっち、ゼロの3人が第2試合に集中し、
同じブロックに放り込まれたブカブカは、
思わず悲鳴を上げるのだった。

第1試合(ルドルフ、どーしてさぁー!【AO.】、kanon、フォックス)

一方こちらはエース杯での優勝経験の無いプレイヤー同士の対決。
全員がエース杯初優勝を賭けた戦いを挑む展開である。

試合は鍵取りに成功したルドルフが祠1つで先行するが、
AO.が次の祠を《ケルベス》で押さえると、
そこから先は互いに決定力を欠いて泥試合の展開に。

試合が動いたのは中盤、
ホルダーのルドルフがドローアイテムで禁止カードの《破壊の業火》を引き、
『白焼き』を発動させたところから。
この隙を見逃さなかったAO.が《ピノ》でルドルフの《リッチー》を討ち取り、
鍵を奪うとそのまま1つ目の祠を取ってルドルフに並ぶ。

その後フォックス、KANONも鍵を手にするが、
肝心なところで移動事故に見舞われて祠獲得ならず。
結局AO.とルドルフの2人が祠1つずつで決勝進出となった。

1位: AO.
2位: ルドルフ
3位: フォックス
4位: KANON

第2試合(クー、冥弓ファンクラブ【ブカブカ】、おのっち、ゼロ)

津田沼決勝常連同士の『潰し合い』となったこのブロック。
『ミスターエース杯』ゼロの連覇がかかる中、
巻き添えとなったブカブカの逆転はあるのかに注目がかかる。

試合は開幕で《天女の羽衣》を唱えたクーがまず先制。
その後ゼロ、ブカブカと鍵が動くが、
おのっちの《ダゴナイト》による祠待ちを前に、
ひたすら『逃げ』の展開に。

そして試合が10分を過ぎ、
ホルダーとなったゼロがおのっちの白支援付き《ダゴナイト》に挑む。
直前のターン、おのっちが祠周りを歩き回っていたこともあり、
《フィールドアーマ》を警戒したゼロは、
《ポイズンスパイク》+《珍獣の羽》で攻め込むが、
おのっちの使った支援は何と《心眼》。
余りにも露骨な『ブラフ』に、
ギャラリーからはお約束とばかりのブーイングが上がるのだった。

その後ゼロは再び祠を獲るチャンスを得るも、
ブカブカの《ガルダ》+《グリゲーター》に《ポイズンスパイク》を止められて万事休す。
結局祠を獲れたのはおのっち、クーの2人だけであった。

1位: おのっち
2位: クー
3位: ゼロ
4位: ブカブカ
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一生アヴァロンします

2009-02-20 00:05:54 | 
昨日は夕方から新宿を見て周った後、
何時もの通り吉祥寺へ。
専らレベル上げばかりやっていたのですが、
魔法反射を全く上げらずに終了。
やはりCPUディアラ頼みでは厳しい様です。

という訳で今回は以前紹介したSDB31用ポスターイラスト案の、
フルサイズ版をお送りします。
テーマは相変わらず『一生アヴァロンします』なのですが、
色々描き足しがあったりするので要注意です。
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津田沼第15回エース杯レポート(予選ダイジェスト)

2009-02-19 00:13:51 | 大会
という訳で久々となります試合レポートです。
今回は先週津田沼エースにて行なわれた、
第15回エース杯の予選5試合のうち、
私以外の参戦した4試合の様子を、
ダイジェストでお送りします。
例によって敬称略でお送りしますことをご理解下さい。

<<<予選ダイジェスト>>>

第2試合(kanon、YOEI、フォックス、ロンファ)

KANON、YOEIの久米川勢と、
フォックス、ロンファの『たこやきブラザース』の対決となったこのブロック。
試合は序盤KANONが《トットー》による避けに助けられて優位に試合を進めるものの、
フォックスの《クワガドス》《ガルダ》《ブレスト伯爵》の『重量打線』が、
一気に試合の流れを変えることとなった。

1位: フォックス
2位: KANON
3位: ロンファ
4位: YOEI

第3試合(どーしてさぁー!【AO.】、Kimberly【きんばりぃ】、ARK、カルム)

ご存知『赤い戦人』のARK、
『赤い剣』のきんばりぃ、
と個性的なデッキの使い手がこのブロックで激突。
しかし試合の流れを掴んだのは、
きんばりぃ渾身の《グラディウス》を、
『《リンリン》口寄せ』で討ち取ったAO.であった。

1位: AO.
2位: カルム
3位: きんばりぃ
4位: ARK (A )ゞ にょろーん

第4試合(ルドルフ、冥弓ファンクラブ【ブカブカ】、ピッチュと遊ぼ!【コバ】、MIRA)

ブカブカの《冥弓アルテナ》とコバの《エンゼルピッチュ》の『嫁』対決に期待が集まったこのブロック。
試合は手堅いデッキ構成のルドルフが序盤リードを奪うものの、
コバの移動事故の隙をうまく突いたブカブカが、
『嫁』同士の直接対決を制して1位通過を達成した。

1位: ブカブカ
2位: ルドルフ
3位: コバ
4位: MIRA

第5試合(おのっち、ルイーゼ【霧沢】、てーらXth、めがぎが(弐))

何とアヴァロンズゲートの管理人、
めがぎがが電撃参戦となったこのブロック。
試合は霧沢が最初の祠を得て先制するものの、
おのっちが《審判の石像》で鍵を奪うと、
そこから先は『おのっちタイム』発動。
他3人の事故にも助けられて祠3タテで入城を達成、
ギャラリーからはブーイングが上がった。

1位: おのっち
2位: 霧沢
3位: てーらXth
4位: めがぎが

<<<ダイジェストここまで>>>

以上の結果、
各試合1位となったゼロ、フォックス、AO.、ブカブカ、おのっちがまず予選通過を確定。
そして各試合2位のうちポイントで上位となったクー、KANON、ルドルフの3名が、
追加で予選通過の枠を獲得したのだった。
コメント (3)
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