(画像©SEGA)
(2015年2月25日:リンクを追加しました。)
そんな訳で恒例のカードレビュー行きます。
例によって1点~5点の5段階(端数無し)で、
高い数値ほど高評価という感じです。
◎ユニット
・赤属性
ブレイズシューター…4点
今回は各色に【カウンター・クロック】が追加されているが、
もう1つの能力がクロックアップ時の発動ではないというのが特徴。
単純に守りの面でも強く、
下手にチャンプブロックするとトリガー破壊が発動するので、
青系のデッキはかなり嫌な顔をするだろう。
赤系の3コス候補の1つにはなるが、
《テューポーン》などの枠を奪うにはやや力不足か。
ギガンテス…3点
今回の赤のテーマは「巨人」の様子。
軽い巨人ということで、
《エンジェルビルダー》入りの赤黄では選択肢になるかも知れない。
鳥人スパルナ…2点
何となくアヴァロンの鍵の《ガルダ》を思わせる外見と性能。
《無我の境地》があるので黄系には嫌がらせにはなるが、
戦闘時以外での基本BPの低さが気になるところ。
赤なので《虹色のキャンバス》で【不屈】が付くのは見どころかも知れない。
赤誠の沖田…4点
単純に軽い【侍】という点を評価。
効果はどちらも強いといえば強いが、
「侍」以外のデッキでは使いづらいのが難点か。
フルーレティ…2点
今回のもう1つの「サイクル」として、
【特殊召喚】を持つユニットが存在しており、
これは赤担当。
レアリティや条件はまちまちだが、
自身の種族と参照する種族とが異なっているというのは共通している。
使うとしたら「悪魔」だが、
CP4というと《蠅魔王ベルゼブブ》《暴虐のネビロス》などが手に届くレベル。
フル投入するとデッキが重くなりすぎる危険はある。
《戦神・毘沙門》の返しのリカバリーに使えると強いかも知れない。
地味に「自分のターンに特殊召喚できる」というのは見逃せない。
・黄属性
ハシビロ皇…3点
【特殊召喚】の黄属性担当。
戻せるコスト域が広めなのは嬉しいが、
特殊召喚のルールにより《グレイスウルフィン》《キャットムル》などが無能力になる点には注意。
単純に黄属性の2コス5000要員として選ばれる可能性もある。
グレイスウルフィン…4点
単純に高BPの【加護】持ちである点を評価。
コスト面でも丁度《ソードダンサー》と《エンジェルビルダー》の間を埋める形で、
無理なく「加護単」が組める可能性もある。
オトタチバナヒメ…4点
【カウンタークロック】の黄属性担当だが、CP1であるというのが一番のポイント。
《戦神・毘沙門》を擁する黄属性にとって、
無理なく《毘沙門》に繋げられるCP1であることの重要性は大きい。
あとはDOBと相談して使用を検討する形になりそう。
アメノホアカリ…3点
「手札を捨てて何かする」ユニットは《不知火伍式》《陽炎弐式》などどれも散々な評価だが、
トリガーが無ければ特に何もしないというのがポイント。
相手からはこちらの手札にトリガーがあるかどうか分からないので、
変なタイミングでタップアウトさせられてプランが崩壊するリスクがある。
手札管理がうまく出来れば化けるかも知れない。
タケミカヅチ…2点
今回唯一の進化ユニット。
書いてあることはどれも強いといえば強いのだが、
ユニットを並べることが前提であるので、
活躍できるかどうかは全くの未知数。
現行と同様に「更地環境」が続くのであれば、
ファンデッキの枠を超えるのは厳しいかも知れない。
・青属性
プリムラ…2点
【カウンター・クロック】の青属性担当は青らしくレベルが上がるとBPが下がるようになっている。
《冥王ハデス》などの「報復」能力があるからとはいえ、
ここまで来ると打たれ弱さの方が目立ってしまう。
地味に【サポーター/悪魔】があるが、
色的には「悪魔」よりも「不死」寄りの方が強いというのが悩みどころ。
フジツボ3姉弟…2点
まさかの《疑惑のロシアンルーレット》内蔵ユニット。
正確にはブロック時でも発動するので若干違うのだが、
最低でも《バンシー》には負けず、
運が良ければ《キャットムル》などを素で落としうるというのがポイント。
ただ青系のデッキでも「機械」でもCP2は割りと渋滞気味なので、
効果が運任せであるこのカードが入る枠を得るのは厳しいかも知れない。
アイアンメイデン…2点
対象を選ばない除去を持つユニットだが、
その分発動条件は厳しめ。
「《キャプテン・キッド》で即死しない4CP」という点をどう活かせるかが鍵となりそう。
青緑で《大いなる世界》と合わせてという運用も考えられるが、
オーバーキルな感は否めない。
ペルセポネー…2点
【特殊召喚】の青担当で、
動画で注目されていたカードの1つ。
《戦神・毘沙門》や《蠅魔王ベルゼブブ》などで更地にされてもユニットが戻りうるというのがポイントだが、
青系だと《冥王ハデス》《大魔導士リーナ》などでCP4以上が既に満杯なことも多いので、
最悪《ファフニール》と同じ運命を辿るかも知れない。
自身は【神】なので《バンシー》のサーチを阻害しない点は評価。
シェムハザ…3点
今回やや微妙と思える青ユニットの中では、
比較的期待感のある性能。
自身の行動権回復効果を活かし、
かつての「ハンデス神拳」の様なデッキが作れるかも知れない。
どちらかというと《聖天使ニケ》《ストライクナース》のいる黄属性より、
《絶望の天魔アザゼル》《ラミエル》のいる赤属性との方が相性が良いかも知れない。
・緑属性
リザードナイト…3点
【カウンター・クロック】の緑担当。
緑の3コス6000枠の中では「素で7000になりうる」点がポイント。
《ゴッドフィスト》《ローグソルジャー》などとのポイント争いに注目。
アステロイドガール…2点
オーバークロック時の効果は弱いわけではないのだが、
やはり自爆してしまうのがネック。
所謂「珍獣」系のデッキならば、
もう少し攻撃的な効果を持つユニットを入れたほうが良いだろう。
《スターフィッシュガール》の色替え版だが、
種族は海洋ではなく精霊である点には注意。
フレイヤ…2点
【特殊召喚】の緑担当。
発動条件は《ハシビロ皇》と同じだが、
コストの重さと戻せるユニットのコスト範囲の狭さがネック。
使うとしたら《残光の騎士》《神人ヤマトタケル》などを擁する「黄緑戦士」でだろうか。
玄武…5点
【四聖獣】の3体目はパラメータ強化の代わりに【不屈】付加能力を持っている。
1.3でも《白虎》で《軍神アテナ》をサーチするデッキが使われていたが、
こちらは《アテナ》と色も合っているという点がポイント。
緑系のデッキの陰の主役となるかも知れない。
ミューズ…5点
遂に登場した「スピム」対策カード。
これがいるだけで「スピム」だけでなく進化やオーバークロックユニットも足止めでき、
【秩序の盾】があるので除去耐性も十分。
最悪破壊されても2体目を引いてこれるので非常に隙が少ない。
《ライズアンドシャイン》《人身御供》などでどかされると無力化されてしまうので、
これ1枚で「スピム」「珍獣」を完封できるという程ではないが、
今後はこれの存在を常に考えてデッキを構築してゆく必要があるだろう。
◎トリガー
アンフェア・タックス…2点
序盤手札を抱えてオーバークロックを狙う「珍獣」相手にはかなりの嫌がらせになるが、
別に手札を空に出来る訳ではないので、
それ以外のデッキが相手の時は効果が薄いのが難点。
《意気投合》と組み合わせて無理矢理アド差を広げるという使い方も考えられるが、
やや回りくどいか。
これが多用されるような環境ならば、
《謀略の祝杯》ももしかしたら使われるようになるかも知れない。
呪われた財宝…3点
《蠅魔王ベルゼブブ》や《チェインフレイム》などで相手を更地にしてフルアタック、
という展開はそれなりに多いので、
それへのカウンターとしては悪くはない。
《聖女の祈り》とセットで使えればより効果が高いだろう。
選ばれし者…5点
1枚で5枚分デッキを回せる点を評価。
欲しいカードを消滅させてしまうリスクは高いが、
デッキ1周までの速度も上がるので、
そこまでリスクは高くは無いと思われる。
デッキ管理が上手いプレイヤーなら、
《無限の魔法石》以上のパフォーマンスを引き出せるかも知れない。
◎インターセプト
・無属性
ドクターラボ…2点
《一騎当千の神器》が【機械】限定になったらCP1になった。
軽い強化手段としては有望といえるかも知れないが、
問題は「強い『機械』デッキ」が作れるかどうかだろう。
皆既日食…2点
かなり胡散臭いカード。
相手ユニットも起き上がってしまうが、
相手のフィールドにユニットがいなければノーリスク。
所謂「ゴエモンワンショット」的なデッキが出来るかも知れない。
ライブオンステージ…5点
《聖女の祈り》と役割が被るが、
こちらのユニットが残っていても撃てる場合がある点がポイント。
必要なければ撃たずに済ますことも出来るので、
その意味では腐りにくい。
相手が2体以下だと撃てない点には注意。
その意味では《祈り》とはうまく住み分けできているとはいえる。
・赤属性
無限の炎…3点
今回各色に「5回使うまでトリガーに残り続ける」インターセプトが追加されている。
赤はシンプルな1000点火力で、
MTGでいうところの「X火力」に近い。
今回BP6000のユニットが増えているので、
「あと1000点」の後押しとして使うのが有効そう。
・黄属性
永遠の光…1点
黄は例によって行動権消費だが、
1体タップに3CPというのはやはり重い。
「1枚で最大5体までタップできる」という点をうまく活かしたいが、
使い切るまでの間トリガーを圧迫する点には注意。
・青属性
永劫の魂…1点
青も例によってレベル2限定の破壊。
1枚で5体破壊しうる点は注目に値するが、
やはりCP3は重い。
《エクトプラズム》をはじめとする3CPのインターセプトが余り使われていないことを考えると、
活躍は限定的になりそう。
・緑属性
悠久の大地…2点
他がCIPで発動なのに対し、
緑は戦闘時に使うコンバットトリックになっている。
1000BP単位で調整できるので《サバイバル・プログラム》の使用条件を満たしやすい、
相手のBPを減らすので《魔将・信玄》を強引に溶かすことができる、
などといった使い方が考えられるが、
単体では《開戦指示》以下のコストパフォーマンスで、
総合的な使い勝手は今ひとつ。
――
以上、全30枚のカードのレビューをしてみました。
果たして実際の使われ方はどうなるのか、
今から楽しみです。
尚、同じようにカードレビューを試みようという人も募集しています。
「全てのカードをレビューする」「1点から5点までの5段階評価(端数不可)」
という感じでやってくれると助かります。
皆様の挑戦を楽しみにしています。
――
◎リンク集
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2015-02-24 新カードレビュー
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【CoJ】Ver1.3EX1 新カード紹介【画像あり・所感付き】
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2015-02-24 COJ1.3Ex1 新カードレビュー
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2015-02-25 Ver.1.3 EX1 カードレビュー
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りれんざの雑記帳(りれんざさん))
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