昨日はコバさん迎撃の為に夕方から吉祥寺入り。
この日は何故かプレイヤーが非常に多く、
プレイ回数は少なかったものの、
充実した対戦が出来ました。
またアルカディアのカードゲーム本も購入し、
今から色々楽しみにしていたりします。
そんな訳で第9回エース杯のレポートに入ります。
今回は予選最終試合、
あの地からやって来た「刺客」が参戦します。
----
予選第5試合(Shiina、時雨、セイ、おのっち)
SDB発祥の地、福岡から転勤してきた「福岡の刺客」時雨が、
エース杯に初参戦。
福岡の対戦レベルの高さを、
地元勢に見せ付けることが出来るかに注目したい。
<<<試合開始>>>
マップは博物館(朝)、南東スタート。
天女の羽衣の詠唱は無く、
おのっちとShiinaが鍵取りに行くが、
先に到着したのはおのっち。
時雨のシーカッター+白2の祠待ちを審判の石像で無力化し、
ほぼベストというべき滑り出し。
一方出遅れたセイとShiinaは先回りして祠横に付け、
次ターンの勝負に賭ける。
おのっちが鍵を取って迎えたホルダーターン。
石像の効果で祠が時雨とShiinaに挟まれる位置に移動したことで、
回避手段に不安があったもののここは天女の羽衣を使用。
ピノ+白でまずは祠1つ獲得となった。
祠の位置の関係上、
Shiinaと時雨の早押し勝負となったチェイサーターン。
これを制して1番を取った時雨は、
Mr.ジェントル+威圧のオーラと力任せの攻め。
対するおのっちの支援は無く、
ここは時雨に鍵が渡る。
一方早押し合戦からあぶれたセイは、
次の祠の中央で待機、
石像の効果で祠が動いたところに攻め込もうという構えだ。
さて鍵を手に入れた時雨は、
石像の効果に移動した祠にMr.ジェントルを配置、
手札に白2枚を残してまずは祠1つを獲得。
この守りはそう簡単には崩せず、
祠2タテも十分射程圏内だ。
試合開始から5分を経過したところで迎えたチェイサーターン。
ホルダーに一番近いのは祠中央で待ち構えていたセイだが、
侵略で使える手札が無かったか、
それとも移動手段が無かったか、
ホルダーを目の前にして立ち往生してしまう。
その間に直前の戦闘で出遅れたShiinaが戦闘1番を獲得。
そのShiinaの侵略は、十分移動数を稼いだメカニモンク。
そして戦闘シーンになり、まずShiinaの支援心眼が公開される。
両者のパラメータが上がった直後、時雨の支援が公開されるが――これが何と「光の盾」。
移動数を稼いだことが裏目になった、
とサテライトに突伏しそうになるShiina――ところが何と反射は不発して大ダメージが直撃。
突伏したのは時雨の方であった。
幸運にも戦闘を制し、
鍵を手に入れたShiinaはそのまま1つ目の祠を獲得。
メタル・ハーン配置+手札青1白2で逆転を狙う。
この「笹塚の破壊神」Shiinaに攻め込んだのは、
前ターンの間に先回りをしていたおのっち。
次の祠には自身の置いた審判の石像があるということで、
祠待ちを恐れる必要の無いおのっちの侵略は、
ほぼ鉄板と思われるバルキリー燕+心眼。
しかし「鉄板」はあくまで「鉄板」であって「勝ち確」ではないのが世の常。
Shiinaはこれをトットーで避けて凌ぎ、
前の戦闘でオーバーキルを食らったおのっちはここでライフアウト。
これによって次の祠は空となり、
試合の流れはいよいよShiinaに傾きはじめた。
勢いに乗るShiinaはクララ配置+手札白として、
2つ目の祠を獲得。
出遅れた序盤から一気に予選通過ラインまで漕ぎ着けた。
マップが昼に変わり、
先回りをしていた時雨とセイのスピード勝負となったチェイサーターン。
これを制したのは既に祠1つを取っている時雨で、
その侵略はシータンク。
Shiinaの支援古代樹の実にかすめ取りを直撃させ、
再び鍵を手中に収める。
2度に渡って出遅れた「市川の暗殺者」セイはここでライフアウト。
予選通過はほぼ絶望的となってしまった。
さて再度ホルダーとなった時雨は、
冥斧ヴァル配置+手札赤として2つ目の祠に到着、
祠数でShiinaに追い付く。
手札は1枚だがヴァルの能力を考えると、
全ての色支援の可能性を考えなければならない為、
チェイサー達にとっては攻めづらい相手だ。
この「福岡の刺客」に攻め込んだのはおのっち1人のみで、
残る2人は祠横待ち。
そして次の祠は石像の効果の関係で空。
時雨にとってはここを守れば入城という重要な戦闘だ。
まず時雨はヴァルの能力で手札に緑を追加。
続いておのっちの侵略モンスターが公開される――ネオン。
そして両者の支援が公開される。
おのっちの支援、アンデッドソード。
対する時雨の支援――カブトス。
耐久+10の効果も、
捨て山の十分に乗ったアンデッドソードを前にしては、
オーバーキルを防ぐのがやっとだった。
既にライフアウトを喫していることもあり、
予選通過を果たすには入城するしかないおのっち。
残り5分の表示の中、
おのっちは審判の石像を置いて2つ目の祠を獲得するが、
手札を残すことが出来ず、
祠横の2人が逃げてくれることを祈るしかない。
祠横のShiinaとセイの動きに注目が集まるチェイサーターン。
耐久値24の石像を前に両者は一斉に駆け込み、
そして1番を取ったのは――既に祠2つを取っているShiinaだった。
次の祠には自身のメタル・ハーンが置かれているということで、
祠待ちの心配の無いShiinaは、
ブレスト伯爵+コングボスで強引に耐久値24を貫通。
これで鍵を奪うとそのまま3つ目の祠に辿りついて入城、
準決勝の切符を手に入れたのだった。
<<<試合終了>>>
序盤出遅れ気味だったShiinaが、
要所での確率勝負を制して流れを掴み、
入城で1位を獲得。
「福岡の刺客」時雨はエース杯初参加ながらも、
堅実なプレイングで2位となり、
ポイント差で予選通過となった。
優勝が期待されたおのっちはライフアウトが響いて3位。
バルキリー燕での侵略が不発に終わったのが悔やまれる。
そして大会優勝経験豊富なセイは、
一度も戦闘に絡むことが出来ずに屈辱の0点終了。
実は最近の大会では不調が続いており、
なかなか波を取り戻せずにいる様だ。
次回大会での「完全復活」に期待しよう。
----
予選を振り返ると、
序盤で出遅れたプレイヤーが終盤で逆転して1位、
という試合が相次いだことが注目される。
やはり最後まで諦めずにベストを尽くすことが、
大会で勝利する為の鍵と言えるかも知れない。
また確率勝負で試合を左右されたプレイヤーも多く、
特に即死16%を決められたリチアにとってはまさに「痛恨の一撃」であった。
こういった「確率」をいかに味方に付けるか、
あるいは克服するかは常に考えておく必要があるだろう。
この日は何故かプレイヤーが非常に多く、
プレイ回数は少なかったものの、
充実した対戦が出来ました。
またアルカディアのカードゲーム本も購入し、
今から色々楽しみにしていたりします。
そんな訳で第9回エース杯のレポートに入ります。
今回は予選最終試合、
あの地からやって来た「刺客」が参戦します。
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予選第5試合(Shiina、時雨、セイ、おのっち)
SDB発祥の地、福岡から転勤してきた「福岡の刺客」時雨が、
エース杯に初参戦。
福岡の対戦レベルの高さを、
地元勢に見せ付けることが出来るかに注目したい。
<<<試合開始>>>
マップは博物館(朝)、南東スタート。
天女の羽衣の詠唱は無く、
おのっちとShiinaが鍵取りに行くが、
先に到着したのはおのっち。
時雨のシーカッター+白2の祠待ちを審判の石像で無力化し、
ほぼベストというべき滑り出し。
一方出遅れたセイとShiinaは先回りして祠横に付け、
次ターンの勝負に賭ける。
おのっちが鍵を取って迎えたホルダーターン。
石像の効果で祠が時雨とShiinaに挟まれる位置に移動したことで、
回避手段に不安があったもののここは天女の羽衣を使用。
ピノ+白でまずは祠1つ獲得となった。
祠の位置の関係上、
Shiinaと時雨の早押し勝負となったチェイサーターン。
これを制して1番を取った時雨は、
Mr.ジェントル+威圧のオーラと力任せの攻め。
対するおのっちの支援は無く、
ここは時雨に鍵が渡る。
一方早押し合戦からあぶれたセイは、
次の祠の中央で待機、
石像の効果で祠が動いたところに攻め込もうという構えだ。
さて鍵を手に入れた時雨は、
石像の効果に移動した祠にMr.ジェントルを配置、
手札に白2枚を残してまずは祠1つを獲得。
この守りはそう簡単には崩せず、
祠2タテも十分射程圏内だ。
試合開始から5分を経過したところで迎えたチェイサーターン。
ホルダーに一番近いのは祠中央で待ち構えていたセイだが、
侵略で使える手札が無かったか、
それとも移動手段が無かったか、
ホルダーを目の前にして立ち往生してしまう。
その間に直前の戦闘で出遅れたShiinaが戦闘1番を獲得。
そのShiinaの侵略は、十分移動数を稼いだメカニモンク。
そして戦闘シーンになり、まずShiinaの支援心眼が公開される。
両者のパラメータが上がった直後、時雨の支援が公開されるが――これが何と「光の盾」。
移動数を稼いだことが裏目になった、
とサテライトに突伏しそうになるShiina――ところが何と反射は不発して大ダメージが直撃。
突伏したのは時雨の方であった。
幸運にも戦闘を制し、
鍵を手に入れたShiinaはそのまま1つ目の祠を獲得。
メタル・ハーン配置+手札青1白2で逆転を狙う。
この「笹塚の破壊神」Shiinaに攻め込んだのは、
前ターンの間に先回りをしていたおのっち。
次の祠には自身の置いた審判の石像があるということで、
祠待ちを恐れる必要の無いおのっちの侵略は、
ほぼ鉄板と思われるバルキリー燕+心眼。
しかし「鉄板」はあくまで「鉄板」であって「勝ち確」ではないのが世の常。
Shiinaはこれをトットーで避けて凌ぎ、
前の戦闘でオーバーキルを食らったおのっちはここでライフアウト。
これによって次の祠は空となり、
試合の流れはいよいよShiinaに傾きはじめた。
勢いに乗るShiinaはクララ配置+手札白として、
2つ目の祠を獲得。
出遅れた序盤から一気に予選通過ラインまで漕ぎ着けた。
マップが昼に変わり、
先回りをしていた時雨とセイのスピード勝負となったチェイサーターン。
これを制したのは既に祠1つを取っている時雨で、
その侵略はシータンク。
Shiinaの支援古代樹の実にかすめ取りを直撃させ、
再び鍵を手中に収める。
2度に渡って出遅れた「市川の暗殺者」セイはここでライフアウト。
予選通過はほぼ絶望的となってしまった。
さて再度ホルダーとなった時雨は、
冥斧ヴァル配置+手札赤として2つ目の祠に到着、
祠数でShiinaに追い付く。
手札は1枚だがヴァルの能力を考えると、
全ての色支援の可能性を考えなければならない為、
チェイサー達にとっては攻めづらい相手だ。
この「福岡の刺客」に攻め込んだのはおのっち1人のみで、
残る2人は祠横待ち。
そして次の祠は石像の効果の関係で空。
時雨にとってはここを守れば入城という重要な戦闘だ。
まず時雨はヴァルの能力で手札に緑を追加。
続いておのっちの侵略モンスターが公開される――ネオン。
そして両者の支援が公開される。
おのっちの支援、アンデッドソード。
対する時雨の支援――カブトス。
耐久+10の効果も、
捨て山の十分に乗ったアンデッドソードを前にしては、
オーバーキルを防ぐのがやっとだった。
既にライフアウトを喫していることもあり、
予選通過を果たすには入城するしかないおのっち。
残り5分の表示の中、
おのっちは審判の石像を置いて2つ目の祠を獲得するが、
手札を残すことが出来ず、
祠横の2人が逃げてくれることを祈るしかない。
祠横のShiinaとセイの動きに注目が集まるチェイサーターン。
耐久値24の石像を前に両者は一斉に駆け込み、
そして1番を取ったのは――既に祠2つを取っているShiinaだった。
次の祠には自身のメタル・ハーンが置かれているということで、
祠待ちの心配の無いShiinaは、
ブレスト伯爵+コングボスで強引に耐久値24を貫通。
これで鍵を奪うとそのまま3つ目の祠に辿りついて入城、
準決勝の切符を手に入れたのだった。
<<<試合終了>>>
序盤出遅れ気味だったShiinaが、
要所での確率勝負を制して流れを掴み、
入城で1位を獲得。
「福岡の刺客」時雨はエース杯初参加ながらも、
堅実なプレイングで2位となり、
ポイント差で予選通過となった。
優勝が期待されたおのっちはライフアウトが響いて3位。
バルキリー燕での侵略が不発に終わったのが悔やまれる。
そして大会優勝経験豊富なセイは、
一度も戦闘に絡むことが出来ずに屈辱の0点終了。
実は最近の大会では不調が続いており、
なかなか波を取り戻せずにいる様だ。
次回大会での「完全復活」に期待しよう。
----
予選を振り返ると、
序盤で出遅れたプレイヤーが終盤で逆転して1位、
という試合が相次いだことが注目される。
やはり最後まで諦めずにベストを尽くすことが、
大会で勝利する為の鍵と言えるかも知れない。
また確率勝負で試合を左右されたプレイヤーも多く、
特に即死16%を決められたリチアにとってはまさに「痛恨の一撃」であった。
こういった「確率」をいかに味方に付けるか、
あるいは克服するかは常に考えておく必要があるだろう。
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