文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

朝日が韓国系の新聞じゃないかと言われるのは、こういう日本人の心をまったく理解できないからだ

2022年12月20日 23時37分09秒 | 全般
以下は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が2020/12/31に出版した最新刊からである。
日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読である。
特に、朝日新聞という自分達の国を世界に向かって貶める事に快感をもっているだけではなく、その為なら、どんな捏造でも行う、先進諸国の何処にもない愚劣な新聞で生計を立てている人間達と、これを購読している人間達。
わけても、ドイツに学べ、と言って来た所謂学者達。
この新聞の反日記事を利用して反日記事を書き続けて来た南ドイツ新聞で生計を立てている人間達。
この新聞等を購読し、毎年、年末に、ジョン・ラーベが捏造した南京大虐殺物語を、恒例行事として放映しているテレビ局で生計を立てている人間達、
結果として、反日思想を持っているというドイツ国民の約半数。
米国の、韓国の代理人であるアレクシス・ダデン等の学者と称する人間達は必読である。
世界最高の本であると言っても過言ではない。
p18-p29
日本人の「品位」を理解できなかった朝日の報道 
今から12年前のある朝、みずほ証券がジェイコム株を「1円で61万株売り」と発注した。
今どきの機械はたいしたもので即座に「誤発注」の警報を鳴らしたが、担当者は無視した。 
1分30秒後、担当者がミスに気付く。
取り消しを打ち込んだが東証側のプログラムはなぜか袒否した。
三度も試みたが駄目だったので電話で東証に取り消しを求めたが、これも話がスムーズに通らず、結局、16分後にストップ高でやっと取引が止まった。 たった16分だが、その間に大手から中小の証券会社にデイトレーダーらが干し草の山の中から、この売り注文を見つけた。 
いずれもが「発注者のミス」を認識した。
つけ込めば濡れ手に粟の大儲けになるとモルガンスタンレーとか今は亡きリーマンブラザーズとか、名前を聞いただけでいかにもいかがわしそうな証券会社が殺到し、それに小悪党を気取るデイトレーダーが買いに入った。
16分でみずほの損失額は400億円に達した。 
ときの金融担当相は経済音痴で知られた与謝野馨だったが、祖母晶子の血も引いていたから人の道は知っていた。
他人様のミスにつけ込んだ株屋の騒乱を「美しい話ではない」と言った。 
証券会社もさすがに恥ずかしかったか、返納に動き出したが、これに朝日新聞が噛みついた。 
「美しくないとはなにごとか」「今度の取引で(証券会社が)上げた利益は法律やルールを破って稼いだものではない」(2005年12月16日社説)と。
を殺した。 
違法でなければ何をしようと勝手だ。
なんでお上が口を出すのかという主張だ。 
日本人が日本人であるのは他人にとやかく言われて居住まいを正しているからではない。
お天道様に恥じないことをそれぞれが心掛けて振る舞うから日本人なのだ。 朝日が韓国系の新聞じゃないかと言われるのは、こういう日本人の心をまったく理解できないからだ。
当時の社長、秋山耿大郎もそれが分からない。
我が子が二度も薬物でパクられても親は無関係です、違法ではないですと社長の座にしがみつき、でも、みのもんたの息子が捕まれば「それでニュース番組で偉そうに言うか」と朝日は紙面で目茶苦茶叩いた。
だって批判するのは違法じゃないもの。 
その朝日に先日「3弁護士戒告」という記事が載った。
読んでも意味不明だが、要するに誤発注みずほが起こした訴訟の話だ。 
みずほの損失が大きくなったのは誤発注取り消しをすぐ受け付けなかった東証のプログラムのせい。責任は東証にあると訴えた。
東京地裁もそれを認め、一方でみずほも誤発注した上、警報を無視した過失があるから「責任は車証7みずほ3」とした。 
まあ納得の判決だが、みずほは不満で、東証はもっと賠償しろと控訴した。
そのときに岩倉具視の末裔を含めたみずほ側の3人の弁護士が名前を伏せて各種法律雑誌に「みずほの主張が正しい」とする論評を寄稿した。 
弁護士たちは控訴審では白分たちの匿名論評をさも他人が書いたもののように取り上げて「これこの通り、法曹界でもみずはの肩を持つ意見が大勢を占める。一審判決は見直すべきだ」と主張した。 
朝日が「声」欄の投書を恣意的に選んで「世論はこれこの通り」とやる、あるいは朴槿恵や「ニューヨーク・タイムズ」にご注進して「国際世論はこう言っている」とやる手口と同じだ。 
それを日弁連が見抜いた。
こういう朝日新聞的行為は「弁護士として品位を欠く」となって今回の戒告処分となった。 
日本人の敵、植村降に107人もが馳せ参じる弁護士連中に品位があったとは知らなかったが、朝日だけがこの日弁連の処分を取り上げたのはなぜか。 
「品位がない」のは別に違法ではない。
それが罰せられることが問題と思っているのか。
そんな朝日の購読をやめることはまったく違法ではない。


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