もし朝日新聞がまともになって、本当のことを伝えるようになれば、日本は半年も経たずに良い方向へ大きく変わるだろう。
2019年10月19日
すると安倍は「あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の話を広めたためじゃないですか」と切り返した。と題して2019-05-17に発信した章を再発信する。
以下は前章の続きである。
フェイクニュースとの戦いは新たな次元に
フェイクニュースとの戦いを、トランプより先に始めていたのは、安倍晋三だった。
対談でも触れた、第二次安倍政権誕生前夜、2012年12月末の日本記者クラブの党首討論会で、朝日の星浩が慰安婦問題を糺した。
すると安倍は「あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の話を広めたためじゃないですか」と切り返した。
第一次安倍政権と同じように叩き潰そうとしたら、今度は安倍が、従軍慰安婦問題は朝日のフェイクニュースだと逆襲してきた。
安倍が憎くて仕方がない。
でも結局、吉田清治の嘘は隠し切れず、記事撤回を余儀なくされ、追い打ちをかけるように吉田調書問題が出た。
吉田調書も、この文書の解釈で、天下の朝日様が「福島第一所員が命令違反して撤退した」と読んだことにお前らは文句をつけるのかと開き直っていた。
渡部先生が巻き込まれたのと同じ、居丈高で増長した顔を見せていた。
ところが今回は、各紙の検証で、文書のどこにもそんなことは書いていないと糾弾され、結果、木村伊量社長の首が飛んだ。
米国では、前述した陰謀のアメリカ、カネのためなら国家転覆の破壊工作や戦争も辞さないグローバリズムが行き詰まり、有権者に見透かされた結果、ヒラリーが大統領選に落選した。
トランプは陰湿なアメリカの代表であるニューヨーク・タイムズやCNNから散々にこき下ろされたが、「彼らはフェイクニュースだ」とやり返していた。
そのトランプにいちはやく会って、あなたより前にフェイクニュースと戦い、勝ったのは私ですと安倍は言った。
あれは朝日に対する勝利宣言だった。
米国のメディアはまだ影響力があることを思い知らせようと、懸命にトランプを個人攻撃している。
しかし米国のジャーナリズムというのは結局、政府の動向についていかなければ生き残れないから、米国の作る国際秩序と戦争を支持していく運命にある。
そんな米国のメディアを師と仰ぐ朝日は、糸の切れた凧のように、ひたすら安倍叩きを加速させた。
それで森友・加計問題を引っ張り出したものの、安倍に、フェイクな朝日を信じますかと切り返され、もし私の関与があるなら辞任しますとけしかけられ、大騒ぎしたあげく、総選挙で自民党は単独過半数を大きく超える議席を獲得。朝日は再び敗れた。
今の日本の政治家で、まともな外交ができるのは安倍しかいないと思うのは戦前派の老人だけかと思っていた。
あとは反安倍の団塊の世代とそのジュニアと思っていたら、あにはからんや、若い人ほど安倍を支持しているという調査結果が出た。
ちょっと嬉しかった。
安倍政権が成果を挙げることで、日本は変わってきている。
若い世代ほど、フェイクニュースをフェイクだと感知できるようになっている。
これは大きな変化だ。
安倍自身もこの点に手ごたえを感じていることだろう。
その間、朝日は秘密保護法、安保法制、共謀罪、森友・加計と、政局づくりに失敗し続けた。
憲法改正ですら、賛否が拮抗しつつある自社の世論調査結果を認めざるを得なくなっている。
朝日はこれまで、世論操作で政局を作ろうとし、成功してきた。
ところが第二次安倍政権では有権者にそれが見抜かれ、しかもいくら世論操作しても負け続けている。
朝日の戦後的なやり方が限界にきている証拠ではないか。
紙面を見ても、朝日新聞は変わってきている。
アンチ安倍、アンチ原発、アンチ日本以外の部分では、健康雑誌に似てきた。
どうすれば便秘が治るとか、健康雑誌と女性雑誌がコラボしたような紙面づくりになってきた。
内部の人間に訊くと、部数減が止まらず、取材費も制限され、2016年にはタクシーチケットが廃止された。
さらに給料も、19年4月から平均160万円減額されることになったという。
新聞社がこのまま死んでいく運命だとすれば、フェイクニュースとの戦いの様相も変わる。
もし朝日新聞がまともになって、本当のことを伝えるようになれば、日本は半年も経たずに良い方向へ大きく変わるだろう。
この稿続く。
2019年10月19日
すると安倍は「あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の話を広めたためじゃないですか」と切り返した。と題して2019-05-17に発信した章を再発信する。
以下は前章の続きである。
フェイクニュースとの戦いは新たな次元に
フェイクニュースとの戦いを、トランプより先に始めていたのは、安倍晋三だった。
対談でも触れた、第二次安倍政権誕生前夜、2012年12月末の日本記者クラブの党首討論会で、朝日の星浩が慰安婦問題を糺した。
すると安倍は「あなたの新聞が吉田清治という詐欺師の話を広めたためじゃないですか」と切り返した。
第一次安倍政権と同じように叩き潰そうとしたら、今度は安倍が、従軍慰安婦問題は朝日のフェイクニュースだと逆襲してきた。
安倍が憎くて仕方がない。
でも結局、吉田清治の嘘は隠し切れず、記事撤回を余儀なくされ、追い打ちをかけるように吉田調書問題が出た。
吉田調書も、この文書の解釈で、天下の朝日様が「福島第一所員が命令違反して撤退した」と読んだことにお前らは文句をつけるのかと開き直っていた。
渡部先生が巻き込まれたのと同じ、居丈高で増長した顔を見せていた。
ところが今回は、各紙の検証で、文書のどこにもそんなことは書いていないと糾弾され、結果、木村伊量社長の首が飛んだ。
米国では、前述した陰謀のアメリカ、カネのためなら国家転覆の破壊工作や戦争も辞さないグローバリズムが行き詰まり、有権者に見透かされた結果、ヒラリーが大統領選に落選した。
トランプは陰湿なアメリカの代表であるニューヨーク・タイムズやCNNから散々にこき下ろされたが、「彼らはフェイクニュースだ」とやり返していた。
そのトランプにいちはやく会って、あなたより前にフェイクニュースと戦い、勝ったのは私ですと安倍は言った。
あれは朝日に対する勝利宣言だった。
米国のメディアはまだ影響力があることを思い知らせようと、懸命にトランプを個人攻撃している。
しかし米国のジャーナリズムというのは結局、政府の動向についていかなければ生き残れないから、米国の作る国際秩序と戦争を支持していく運命にある。
そんな米国のメディアを師と仰ぐ朝日は、糸の切れた凧のように、ひたすら安倍叩きを加速させた。
それで森友・加計問題を引っ張り出したものの、安倍に、フェイクな朝日を信じますかと切り返され、もし私の関与があるなら辞任しますとけしかけられ、大騒ぎしたあげく、総選挙で自民党は単独過半数を大きく超える議席を獲得。朝日は再び敗れた。
今の日本の政治家で、まともな外交ができるのは安倍しかいないと思うのは戦前派の老人だけかと思っていた。
あとは反安倍の団塊の世代とそのジュニアと思っていたら、あにはからんや、若い人ほど安倍を支持しているという調査結果が出た。
ちょっと嬉しかった。
安倍政権が成果を挙げることで、日本は変わってきている。
若い世代ほど、フェイクニュースをフェイクだと感知できるようになっている。
これは大きな変化だ。
安倍自身もこの点に手ごたえを感じていることだろう。
その間、朝日は秘密保護法、安保法制、共謀罪、森友・加計と、政局づくりに失敗し続けた。
憲法改正ですら、賛否が拮抗しつつある自社の世論調査結果を認めざるを得なくなっている。
朝日はこれまで、世論操作で政局を作ろうとし、成功してきた。
ところが第二次安倍政権では有権者にそれが見抜かれ、しかもいくら世論操作しても負け続けている。
朝日の戦後的なやり方が限界にきている証拠ではないか。
紙面を見ても、朝日新聞は変わってきている。
アンチ安倍、アンチ原発、アンチ日本以外の部分では、健康雑誌に似てきた。
どうすれば便秘が治るとか、健康雑誌と女性雑誌がコラボしたような紙面づくりになってきた。
内部の人間に訊くと、部数減が止まらず、取材費も制限され、2016年にはタクシーチケットが廃止された。
さらに給料も、19年4月から平均160万円減額されることになったという。
新聞社がこのまま死んでいく運命だとすれば、フェイクニュースとの戦いの様相も変わる。
もし朝日新聞がまともになって、本当のことを伝えるようになれば、日本は半年も経たずに良い方向へ大きく変わるだろう。
この稿続く。