以下は月刊誌WiLL2月号に、ハンパじゃない日本偉人伝、と題して掲載されている、歴史啓蒙家・小名木善行と芸人居島一平の対談特集からである。
p162-p167
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
佐々木道誉、楠木正儀、二宮尊徳、宮沢賢治、秋山好古・真之兄弟…今の日本人にも受け継がれる偉人たちのDNAとは
道徳は暗黙のルール
前文省略。
日本再生請負人《二宮尊徳》
小名木
明治維新の頃、多くの日本人は西洋文化のほうが日本よりも優れた文化だと思い込んでいました。
ところが、西郷隆盛は違った。
「西洋は野蛮だ」とし、「もし西洋が本当に文明の国であったなら、開発途上の国に対して慈愛の心を持ち、よくよく説明説得して、文明開化へと導くべきであるのに、それとは逆に、時代に遅れた国に対してほど、むごく残忍なことをし、自分たちの利益のみをむさぼってきたではないか。これは明らかに野蛮である」(『西郷南洲遺訓』)と喝破しています。
居島
本来であれば貧しい国を見つけたら、豊かになるように教え導くのが当然だろうと、西郷は思っていたわけですね。
ところが、当時の西洋は力の信奉者で、搾取するばかり。
だからこそ、日本は明治維新の後、気高い精神文化を守るため、西洋列強に呑み込まれないよう富国強兵に励んだと。
小名木
西郷もそうですが、日本は危機的な状況に追い込まれると、救世主のような人物が突然登場します。
明治時代、そういう日本人を海外に紹介するために執筆されたのが、内村繿三の『代表的日本人』(西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮を紹介)です。
大変な名著ですが、なかでも二宮尊徳(1787~1856年。経世家、農政家、思想家)に注目したい。
居島
と言いますと。
小名木
安倍晋三元首相は「日本を、取り戻す」をスローガンに掲げ、政治生命をかけて事に当たっていた。
二宮尊徳もさまざまな地域で復興を成し遂げており、まさに日本再生請負人と言っても過言ではありません。
この稿続く。
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