岸田首相「解散先送り」で政権支持率はヤバい事態に…LGBT法案と少子化対策はどうする
髙橋 洋一
経済学者
嘉悦大学教授
岸田首相「解散先送り」で政権支持率はヤバい事態に…LGBT法案と少子化対策はどうする(髙橋 洋一) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) (gendai.media)
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それにしても、LGBT法案の扱いは酷かった。
もともと、岸田首相の頭は広島サミットで一杯だった。
特に、核廃絶にこだわった。しかしG7のうちアメリカ、イギリス、フランスの3ヶ国は核保有国だ。
長期的な理想程度で、合意文書のはじめの一行くらいならアメリカらも容認しただろうが、一枚にわたる文書まで及んだのには困惑しただろう。
そのために、アメリカを懐柔するために、アメリカ民主党政策の一つの象徴であるLGBT法案を岸田政権は飲んだのだろう。
今年2月の新井勝克総理大臣秘書官(当時)の不適切発言から、昨年参院選公約にもなかったLGBT法案の国会提出発言、4月の岸田夫人訪米、その後の岸田政権執行部の後押しなど、筆者の視点からすれば異例づくめだった。
サミット後は、選挙調整がギクシャクした公明党への配慮もあったのかもしれない。
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2023/6/18, in Osaka