今日は朝から曇り空、気温も過ごしやすく吹く風もさわやかに感じます。
先日の台風で枝が折れたり多くの葉が散って、境内全てを掃き清めるまで2日間かかりました。
この座間ではまだ県指定の谷戸山公園などがあり緑も多く、また木々が植わっているご家庭もあり自然が残っていますが、市街地になると神社などの境内に残る鎮守の杜は貴重と言えます。
しかしながら、その神社境内も都市化の波におされて境内に隣接して住宅が立ち並び、 落ち葉や枝が住宅の敷地に落ちたりして苦情をいただくこともあります。
神社の境内の回りに高いビルなどが立ち並び、風の抜ける道となっている場合も多く、一昨年の台風では数十本という数で倒木の被害が出た神社もありました。
倒れた木々を片付けるには多額の費用がかかり、全てが神社の負担となりました。
鎮守の杜は、春を迎えて暖かい陽が差し込む頃は新緑の瑞々しさを感じ、夏の暑い日差しを遮る安らぎの場所ともなります。
今年は特に雨の降らない気温の高い日が続きましたので、参拝に来られた方が木々の木陰で涼をとっている方が多く見受けられました。
そこに緑地があることで安らぎを感じ、気持ちを落ち着けてゆったりとした時間を過ごすことが出来るのです。
木々や緑地は大切だけど、落ち葉などの処理が大変。
散歩やちょっとした旅行で森林浴をすれば家の近くになくても良いかも。
と考えておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、木々がもたらすものをもう一度見直してはいかがですか?