夕べからの雨も日の出頃には止み、今日は終日穏やかな晴天となりました。
境内は木々に囲まれて風も無いせいか日向を歩くと暑く感じられる位でしたが、ふと上を見上げると梅の花が開いているのを見つけました。ついこの間「開花はまだ」と記事に書いたばかりのような気がしますが、時の経つのは早いものです。
紅梅の花
白梅。境内を囲むように植わっています
梅は、学問の神様「天神様」として祀られている菅原道真公が愛好していたことでも知られていますが、決して派手ではない淡い美しさをもつ花です。お花見が広まる江戸時代以前は桜より梅の方が尊ばれていたと聞きますから、日本人の美意識のふるさとといってもいいかもしれません。
境内はこれから梅の開花~桜の開花~梅の結実と華やかな時期を迎えます。本格的な春の到来ももう目の前といったところです。