朝の冷え込みも厳しく、霜柱が立って水溜りに氷が張るような日々が続いていますが春は着実に進んできています。
咲き始めた梅の花も境内の場所によっては見頃を迎えようとしているところもあり、また違う花が咲き始めようと蕾を大きくしています。
風はまだまだ冷たくて花々も凍えるようですが、陽射しがあれば暖かさを感じます。
梅の花も次々に咲き始めています。
さんしゅゆという花です。
さんしゅゆという花は、朝鮮半島原産の落葉小高木で、江戸時代に薬用植物として日本へ持ち込まれたものだそうです。
3月頃に黄色の花が咲きますが、果実が滋養、強壮などの効果があるとされています。
小さな花なので判りづらく、派手なところはないですが、木全体が黄色なるので目には付きます。
一方、神社には鎮守の杜といって木々が沢山あります。
先日お話したスギ花粉の原因となる杉の木もあり枯れたように赤く花を咲かせています。
季節には、色々なものが花を咲かせていますが、目で見て楽しめるもの、香りを楽しむものもあれば、人々を悩ませるものもあるのも確かです。
そうして春は本番を迎えるのです。