今日は朝から雲の多い天気。
午前中は時より陽差しもありましたが、午後になると今にも降り出してきそうな天気に変わってしましました。
昨日は榊が咲き始めたことをお伝えしましたが、今日は同じ白い花を付ける南天です。
白いのが花、黄色いのは雌しべか雄しべと思われます。
当社ではこの南天の葉を地鎮祭の鎮め物の一部として使用しています。
一年を通して使用するので境内のあちこちに植えてあります。
榊のように薫りはないのですが、年末になると赤い実を付けます。
南天や南天の実は、お祝いに使うお赤飯やお正月のおせち料理の飾りとして用いたりもします。
咳止めの漢方薬として南天の実を使用したりしていたようですが、今は特に喉飴などに加工されたりしていますよね。
難を転ずると言う意味にも用いられたりもしますね。
昔の人はいろいろと知恵を働かせて少しでも過ごしやすくするための工夫をしていたんですね。