お盆
2015年08月14日 | 暦
今年もお盆の時期に入りました。
この鈴鹿明神社の近隣でも、昨日“迎え火”を焚いたと思しき跡があちらこちらに見られます。
お盆は“盂蘭盆(うらぼん)”を略した言葉で、死者を供養し苦しみから救うという仏教行事に由来するものです。
しかしそれ以前から御先祖をお祀りする風習が日本にはあり、“初春と初秋の満月の日に御先祖が子孫の元へ訪れる”という行事のうち秋のものが仏教と習合し“お盆”になったとも言われています。
地域によっては神職が家々で祖霊祭を御奉仕して廻ることもあると聞きますが、多くの御家庭では“家族のお祭り”として営まれているようです。
16日の“送り火”まで御先祖が家に滞在されることになります。 皆様は一家団欒でお過ごしになっているでしょうか?