今日は十二支でいう“戌の日”にあたり、安産祈願をするのに縁起の良い日とされています。
ちょうど日曜日という事もあり本殿にてお祓いを受ける方、御守を受ける方も多くいらっしゃっておりましたが、当神社の安産の御守には少し変わった“安産布守”というものがあります。
「神皇産霊大神」「息長帯姫命」「岩長姫命」の御神名が内側に記されています
この御守は毎年8月の例大祭で御神輿を担ぐ際、棒などを固定していた晒布を使って奉製されたものです。
布を畳んだ内側に書いているため外からは薄く見えるだけですが、書き順に従って御神名とまじないの文字が筆で書かれています。
普通の御守よりも大判ですので畳んで持つか、衣服に挿む・縫いつけるなどして使います。 “肌身離さず持つ”という御守の元来の姿が残されている物とも言えます。
変わった見た目のせいか他の御守に比べあまり選ばれないのが残念ではありますが… 社頭にて見本もお出ししておりますので、ご興味のある方はお尋ね下さい。