近くのお店でも季節物として落雁や果物の籠盛、鬼灯などが売られるようになりました。
今日は新暦でのお盆の迎え火の日です。
お盆という呼び名は仏教の『盂蘭盆(うらぼん)』から来たとされますが、不詳ながら仏教以前の“初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫の元を訪れる”という古い行事が元にあると言われています。
その後平安時代に怨霊信仰の発生や時勢の不安などから“死者の魂を慰める”という考えが広まり、初春の行事が『御正月』、初秋の行事が仏教の盂蘭盆と合わさって『お盆』になって家庭のお祭りとして定着したという事です。
地方によってお盆の時期は差異がありますが、この辺りは8月15日を主とした月遅れのお盆で行う家の方が多いでしょうか。早いもので夏も深まってきたという事ですね。