今日は思いの外風も冷たく、参拝に見える方の数も土日に比べ控えめに見えます。午後の空いた時間でこの4月より奉職している新しい神職と共に、本殿にて祭式作法の練習を行いました。
神事における作法は実に細かく決まっていて、例えば『二拝二拍手一拝』で頭を下げる角度は90度、拍手の際は胸の前で合わせた手の右手を指一節分下げてから肩幅まで開き…といった具合です。
祭式作法は長年そのままでいると段々と自己流に、楽な姿勢に変わっていってしまうものです。それを防ぐために他人の作法を見て自分を戒める事や人に作法を教えるという事が良い刺激になります。
年度初めの物事が改まる季節、私達も自らの作法を見直したいと思います。