当社の神輿庫は参道の手水舎を過ぎた左側にあり、現在担がれている神輿と以前担いでいた神輿とが一緒に納められています。
左が今の神輿、右が旧神輿
当社の例大祭は毎年8月1日。 前日の午後に神輿を社殿の中に安置し、夕刻に神輿の前にて宵宮祭を斎行します。
例大祭の祭典は午前9時30分より斎行し、午前11時に出御祭を斎行し氏子区域内を約11時間程かけて巡行します。
いつ頃造られたかは不明ですが、昭和4年に大規模な修繕がなされたという記録が残っています。
当社の氏子区域は入谷西、東からなる星の谷、皆原、鈴鹿長宿の3地区からなっており、地区の巡行は毎年順番にかわります。
平成8年に氏子中の奉納により新調されました。
現在の神輿渡御は平成6年に発足した神輿保存会入谷睦が奉仕していますが、それ以前は各地区より6名が選抜され合計18名のみで担がれていました。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で例大祭は縮小を余儀なくされ、祭典のみとなり神輿の巡行は中止となってしまいました。
新年明けての緊急事態宣言解除後には感染拡大も縮小傾向にありましたが、4月頃から変異ウイルスが各地で広まりをみせており、今後の動向にも注意が必要となっています。
今年の例大祭はどのようになるかまだまだ予断が許されませんが、良い方に向かうよう祈念するばかりです。