普通草花や樹木は切った後切り口を水につけておくと水を吸って長持ちします。 しかし竹についてはそれが通用しないようで、幹を切って水につけてもこの季節はすぐに葉が萎れてしまいます。
「濡らした布で葉の部分を包んでおく」というのが一つの解決策ではあるのですが、この方法も裏に仕舞っておく時にしか使えないものです。 神社では注連縄を張る時や装飾の意味で竹を使う事が多くありますので、一旦設えた竹をどう長持ちさせるかというのが課題でありました。
ですが先日、新しい方法を耳にしました。 「根ごと竹を掘り出して水につける」というものです。
竹は一帯が地下茎で繋がっている構造になっていますが、それぞれの根本には小振りの根がついていて、どうやらそこを残せば水を吸い上げるのではないかという話です。
今回は試しにという事で小さめの竹を水につけてみました。 上手くいくと良いのですが…