毎年、元旦から節分にかけて本殿での御祈祷の際にはお祓いを受ける方に格衣(かくえ)という着物をつけていただいております。
来た服装の上から(上着を着たままでも)羽織り、胸の前で紐を結ぶ簡単な衣ですが、一同が白い格衣をつけて参列される様はこの時期ならではのもので、清々しいものです。
格衣は元々神主が略式の装束として着ける物ではありますが、御気持新たに御祈祷に臨んでいただくため、この時期に限り参列者の皆様に着けて頂いております。
明日、節分が終われば次の日はもう立春。 もう、と言うべきかようやく、と言うべきか悩ましい所がありますが、これで神社の冬の行事も一段落です。