今日は大安吉日、特に午前中は日差しも出て明るい日中になりましたが、そんな中急に地面が濡れ始めたのに気が付きました。
天気雨、所謂『狐雨』とか『狐の嫁入り』と呼ばれるものですね。
一見明るい境内ですが
数回雨が降る事がありました
神社では稲荷神社の神使としてお馴染みの狐ですが、この雨の場合はそれと違って一種の妖怪としての狐が題材になっているようです。
この天気雨が狐の仕業、という言い方は日本の割と広い地域で使われているようで、その由来も地方によって様々です。分かりやすいところでは「狐が自分達の婚礼の行列を人に見られないように雨を降らせている」など。ただ妖怪が起こす変わった天気、というのとも少し違った言い方です。
今では科学的に言い表す事も可能なのでしょうが、古くからの言い回しというのは何となく人情のある、味のあるものですね。