本日、鈴鹿明神社では午前十時より祈年祭(きねんさい)が斎行されました。祈年祭は『としごいのまつり』とも呼ばれるこの一年の豊作を祈念する祭事で、秋の収穫祭である「新嘗祭(にいなめさい)」と対になる春祭として、古くより大変重んじられてきました。祈願をする、というよりは毎年の実りの感謝を申し上げる、という事に大きな意味がありますが、今年も氏子会の方々のご参列をいただき、無事お納めすることができました。
半月ほど開花が遅れるようです
本来ならば明日で「雨水(うすい)」という時期を迎えますので、徐々に空気や雨が温み草木が成長する、という頃なのですが、今年はまだまだ寒さが抜けないようです。境内には梅の木が多く植わっているのですが、昨年開いていた蕾も今年はまだ固く閉じたまま。夕方近くには弱くですが雪も降り、花見の季節までは大分待つことになりそうです。