この10月も半分を過ぎ、今年ももう晩秋といっていい季節になりました。毎年この頃から11月中頃にかけてが七五三のお祝いの時期にあたります。今日は昨日とうって変わって終日晴天に恵まれ、大勢のお祝いのご家族が来社されました。
境内、正午頃の様子
また、秋といえば収穫の時期でもありますが、これにも神社とは切っても切れない関係があります。日本人がお米、稲作をとても大切に考えてきた事は皆様ご存じの事と思いますが、その年の新穀を神様へお供えする重儀が11月23日の『新嘗祭(にいなめさい)』です。
この鈴鹿明神社でも毎年、地域の氏子の方より新穀のご奉納がありますが、今年も新嘗祭に先立って和稲(にぎしね。籾を取り去った玄米)をご奉納戴きました。少し早いですがご報告の意味を兼ねて幣殿へお供えをしました。
氏子の芥川様、島村様、鈴木様よりそれぞれご奉納戴きました
秋は景色の移り変わりも大きく何かと気ぜわしい季節でもありますが、神社にとってはお祝い事の多い季節でもあります。落ち葉が増えるのが難点ではあるのですが、清々しい季節を迎えられて嬉しく思っています。