ここ最近は日中の気温も20度越える日が多く、過ごしやすい日々が続いています。
4月も半ばを過ぎ、神社入り口の鳥居付近に咲いているオガタマノキが見頃を迎えています。
オガタマノキの名前の由来は、神道思想の「招霊」(オギタマ)から転化したものと言われており、和歌や俳句の季語としても用いられています。
古事記には、天照大御神が天の岩戸にお隠れになった際に、岩戸の前で舞った天鈿女命が手に持っていたものと言われています。
常緑樹なので榊の育たない地域では、古くより榊の代わりに玉串として用いられているところもあるそうです。
薄いピンク色をした花で鼻を近づけてみると少し香りもします。