今、御社殿の西側にあるカヤという樹木が実をつけています。とても強い香りですが、森林浴するような清々しい香りが境内に漂います。ご参拝の方からこの時期になると良く尋ねられますが、緑色の仮種子に包まれている種子はまるでアーモンドのようです。
カヤという樹木は、庭木として扱われることもあって、比較的身近な樹木のようです。
木自体は目が緻密で耐久性があって風呂桶や碁盤や将棋盤としても利用されているようです。
かつてはこのアーモンドのような種子から油をとり、食用や灯火用として利用されていたそうです。ここ数週間はこの種子が境内に落ちていますので、まだしばらくはこの香りが楽しめそうです。
皮が割れ、種子がのぞいたところ