彼岸入り
2017年09月20日 | 暦
“暑さ寒さも彼岸まで”の言葉通り、今日は陽射しも隠れ涼やかな一日になりました。
市内のあちらこちらで彼岸花も咲き始めています。 数年前は神社の境内にも咲いていましたが、元々誰が植えたわけでもなかったためか、ここしばらくは境内で目にすることはなくなりました。
彼岸花は異称の多い花で、“曼珠沙華(まんじゅしゃげ)”という仏教由来の名前の他に、“地獄花” “死人花” “幽霊花”など。 少々不吉な名前が多いのはそもそも彼岸花が毒草で危険な植物であるためとも言われます。
ただそれ以上に、他の花と違う超然とした美しさが色々な呼び名を生んだのだとも考えられます。 彼岸花が咲くのはほんの一時のものですが、秋が深まってきたことを感じさせますね。