座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

平成25年初午祭

2013年02月09日 | 神社祭事

本日は天候にも恵まれ穏やかな一日となっております。本日は初午。当社におきましても出張祭典と致しまして、企業や地元の稲荷社、個人の稲荷社にて初午祭のご奉仕が御座いました。

初午とは、二月の初めの午の日。この日に京都の伏見稲荷大社の御祭神が伊奈利山の三ヶ峰に顕れたと伝えられております。このため全国の稲荷神社の祭日となっております。また、ニの午(今年は2月21日)、三の午(今年は3月5日)も祭日としている神社もあり、稲荷信仰の篤さと広がりを実感できています。稲荷神はもともと農業の神様でありましたが、時代とともにその信仰が広まるにつれて、様々な御利益をもたらす神様として信仰されています。

当社の兼務神社氏子地域に鎮座致します惣吉稲荷大明神の初午祭の様子です。

相模原市指定文化財、相模原市登録文化財として、地域の隆昌と安全を御守り頂いております。

 是非ともお立ち寄り頂き、ご参拝下さい。

また、企業様をはじめ個人の稲荷社の初午祭ご奉仕がございました。それぞれの稲荷大明神様のご加護を戴き、本日ご参列頂きました皆様方のご健康ご多幸、また、企業様におかれましては会社繁栄、社運隆昌をお祈り申し上げ致します。本日は誠におめでとうございました。


地元小学生神社訪問

2013年02月08日 | その他

今日のちょうどお昼前、地元入谷小学校3年生の皆様が神社見学に来社されました。神社ではたびたび小・中学生の職場体験や見学、インタビューなどを受け入れておりますが、こうして教育に使っていただけるのは私達神主にとっても嬉しいことです。

また今回は事前に質問を考えてこられたと言うことで、それにお答えしていく時間を設けました。

Q:鈴鹿明神社の名前の由来は?

A:鈴鹿郷(今の三重県にあった)からお神輿が船で流れ着いたのがこの神社のはじまりと言われています。鈴鹿から来たので鈴鹿明神社と名付けられました。

Q:おみこしはなぜお祭りに出すの?

A:お神輿は神様の乗り物として作られました。お祭りの時は神様を乗せて町を歩くことで、そこに住む人達に神様の力を分けてもらうという意味があります。

お話の後は神社の各所の見学を行いました

色々な質問があり、なかには思いがけないようなものもあってこちらも勉強になりました。小学生ならではの視点といいますか、少し考え込んでしまうようなものもあります。皆様はこの質問にどうお答えになりますか?

『どうして神社には砂利がひいてあるのですか?』

『なぜお正月やお祭りの時に屋台がでるのですか?』

『こま犬はなぜ向かい合って座っているのですか?こま犬の役割は?』 …


春めいてきました。

2013年02月07日 | 境内の様子

昨日の天気とはうって変わって今日は暖かい陽差しが差し込んできています。

立春から徐々にではありますが、春を感じられるように境内も少しずつ華やいできました。

色々な花が咲き、また咲くのを心待ちにしているようです。

忠魂碑近くの椿が咲き始めています。

ろう梅と呼ばれる黄色い梅も咲いていて好い香りが漂っています。

東京では開花が発表された白梅も座間ではもう少し時間がかかるようですが、着実につぼみは大きくなっています。

昨日のような雪が降ったと思ったら今日は暖かな陽差しが差し込んで来るような、そんな三寒四温を繰り返しながら春本番へと季節は進んでいくようです。


節分を終えて

2013年02月05日 | 境内の様子

節分祭が終わり、暦の上では春を迎えました。その片付けも大方済み、元日から賑やかだった境内もここで一段落といった風情です。

ところで社務所ではたびたび、『厄払いは節分までに受けないと駄目ですか?』という質問をいただきます。

確かに元旦から節分までを一年の始まりと見て、その間に今後一年の事をお願いする、という方は多くいらっしゃいます。しかし中には体調や都合が合わず来られない、という方もいますし、遅くなると神様に失礼という事でもありません。

思い立ったが吉日、という言葉もありますが、神社ではいつでも門戸を開いております。

 

ただ「春」の響きとは裏腹に、今日は日付が戻ったような肌寒い一日になりました。明日は大雪との予報もございます。寒さに慣れてきた頃ともいえますが、皆様お身体ご自愛いただけますことをご祈念申し上げております。


第31回節分祭

2013年02月03日 | 神社祭事

本日、第31回節分祭を斎行致しました。日曜日ともあって多くの皆様にご参加頂きました。また、遠藤座間市長、甘利経済再生担当大臣をはじめ360名の皆様に豆撒きご奉仕頂きました。

約8000袋の豆を用意し、ご参加の皆様に拾って頂きました。また、座間警察署、座間市消防団第一分団、神輿保存会入谷睦、座間交通安全協会皆様に警備を戴き、無事に事故なく終えることが出来ました。ありがとうございました!

前方は子供スペース。みんなたくさん取れましたか?日曜日ともあって多くのお子まさにもご参加頂きました!

福豆には景品の紙を入れて撒かせて頂きました。

豆撒き奉仕者の受付の様子です。大変込み合いまして申し訳ありませんでした。

また、景品を提供して頂きました、個人、企業の皆様ありがとうございました!


本務神社・兼務神社節分祭のお知らせ

2013年02月02日 | 神社祭事

午前中は雨模様でしたが、11時頃からは晴天に恵まれ暖かい一日となりました。本日は厄除祈願をはじめ地鎮祭、入居のお祓いなど祭事のご奉仕がございました。

いよいよ明日は節分祭。天気予報も晴れ!皆様のが参加お待ち致しております。

明日は鈴鹿明神社の他、当社で兼務しております、鹿島神社、報徳二宮神社、長島神社、東林間神社で節分祭が行われます。

 

明日の節分祭開始時間のご案内

「鈴鹿明神社 13:00~15:00」・「報徳二宮神社 10:00・14:00の2回」・「長島神社 14:00~」・「鹿島神社 14:00~」・「東林間神社 午後より」となっております。

報徳二宮神社 相模原市南区相模大野6丁目11-25

長島神社 相模原市南区上鶴間本町9丁目17-32

鹿島神社 相模原市南区上鶴間本町3丁目7-11

東林間神社 相模原市南区東林間4丁目32-5


如月~月次祭~

2013年02月01日 | 神社祭事

本日は2月1日。月次祭を斎行致し、国の安泰と氏子崇敬者の安全をお祈り申し上げ致しました。

神奈川県神社庁2月まことの道

『たなつ物 ももの木草も天照らす 日の大神のめぐみ得てこそ』 本居宣長

「たなつ物」は田根つ物で、田に根を下ろした作物で五穀のことを言います。「百の木草」は色々の草や木や大地に生える千草のこと。そのいずれも、自然の恵みを受けて、初めて生成化育を全うすることが出来る。それが、日の大神(天照大神)に譬えたものに外ならない。天地の物の生成発展はもとより、私共が健康でおられることも、太陽の光の下で於いて、初めて、その効果が得られる。大地に足を踏みしめ、太陽の恵みを充分に浴びたものが健康であるように、自然と人生との関係がこの歌の裏に秘められている。 (神道分化会編『神道百言』より)

まことの道は社務所前に置いておりますので、ご自由にお持ち下さい。

如月 月次祭の様子