座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

平成27年御田植祭斎行致しました

2015年06月13日 | 

本日9時より座間市内に御座います田圃にて御田植祭を斎行致しました。多少の雨は降りましたが、風もなくお祭りに支障もきたすことなく斎行できました。

祭壇の様子

ご参列の皆様をお祓い致します

斎主祝詞奏上

御田植の儀

玉串拝礼

お祭りの結びと致しまして斎主の発声により神酒拝戴

御田植祭は文字通り田植えに際して土地神様や稔りの神様に豊作を祈るお祭りで、特に今日田植えをした稲からは年末に神社の注連縄が作られる事になっています。

お陰様を持ちまして、無事に御田植祭、また御田植まで執り納め出来ました。これからの成長が楽しみです。注連縄奉納同志会の皆様、本日はご苦労様でした。


神籬(ひもろぎ)の奉製

2015年06月12日 | 神社知識・作法・歴史

神社ではお祭りの中で多く榊(さかき)を用います。

単に装飾とする事もありますが、祭具としては 1.お祓いをするための『大麻(おおぬさ)』 2.御神前へお供えする『玉串(たまぐし)』 3.境内の外で神様をお招きするための『神籬(ひもろぎ)』 などに榊が必要になります。

明日の御田植祭は境内を離れ田圃の前で行うものです。 そのための神籬を奉製しました。

境内の榊から大枝を選んで切り取ります

葉を拭き、紙垂を下げて神籬とします

神の籬(まがき)と書いてひもろぎと読みます。 「籬」とは竹や柴で編んで作った垣根という意味で、つまりは“神様の場所”という事です。

神霊の宿る常緑樹を模したものですが、読み方の由来には「霊守木(ひもるぎ)」「生諸木(おひもろぎ)」など諸説あるようです。

 

つい先日まで弱い新芽が多く、榊を採るのに気を遣ったものですが、もう成長して立派な葉になりつつあります。 この季節のせいか或いは榊の生命力の強さなのか、どちらにしろ明日植える御米も力強く育って欲しいものです。


御田植祭の諸準備

2015年06月11日 | 神社祭事

今日は風が無いのでムシムシとして蒸し暑く感じました。

夜にはまた雨になるようですが、日中は時より日差しもあって洗濯物は乾いたのではないでしょうか。

今日は、明日が大安なので地鎮祭などの準備と13日に斎行する御田植祭の準備を行いました。

13日は今のところ雨は降らない見込みですが、気温が30度を超えるような予報です。

午前9時から祭典を行い、その後田植えを行います。

 

場所は先日お話したところです。

当日は、当社の注連縄奉納同志会の会員の方々が餅米を植えます。

準備祭具等

天気予報では今年の梅雨はなかなか明けないとの事、病気など発生しないと良いのですが。

 


境内清掃。

2015年06月10日 | 境内の様子

朝から陽射しもあり、久しぶりの晴天となりました。

雨が降って地面が柔らかいので、夕方から草むしりなどの境内清掃を行いました。

竜のひげなどが伸び始めています。

木々の下などを重点的に行いました。

毛虫など害虫も多く注意しながらの作業となりました。

明日の午後からまた雨印が付いています。 梅雨時期は降ったり止んだりの天候が続いてしまいます。


雨も上がり、静かな一日を迎えております

2015年06月09日 | 境内の様子

本日は6月9日にちなんで「ロックの日」だそうです。

今日は昨晩降り通づいた雨のお陰で、境内の木々も雨に打たれ生き生きとしてるように感じます。この時期に境内に花を添えてくれる紫陽花、すくすくと育った梅の実、また、新緑の境内。

梅雨に入ったこの時期も、じっくり散策すると気持ちがいいものです。

 

雨が降ろうが、猛暑であろうが、雪であろうが、いつも参拝者を出迎えてくれる狛犬。

日が出ず、ちょっぴり期待外れの弁天池の亀さんたちです。

昨晩降り続いた雨で、本日予定の地鎮祭も心配されましたが、ちょうど雨も上がり、涼しい中で地鎮祭を斎行出来ているのではと思いながらブログを書いています。

梅雨もまた四季折々には無くてはならないものです。この梅雨も日本の佳きところとして楽しんで過ごしていきたいと思うところです。。


梅雨入りを見越して。

2015年06月08日 | 境内の様子

今日の天気は曇り空。 夜からは雨が降り出すとの事。

気温は暑くもなく涼しくもなくといった感じで過ごしやすい温度になっています。

どうも今週中には関東地方も梅雨入りしたと思われるという状況になりそうなので、境内の梅を総出で収穫しています。

徐々に熟していて黄色くなった梅の実がポロポロと落ち始めていたので、今頃が収穫時期ともいえます。梅には細かい枝がいっぱいあって収穫するのにかなり引っかき傷が出来てしまいます。

思ったより収穫量が少ないようです。

神前にお供えを致しました。

風の影響でかなり枝の擦れ傷がありますが、ピンポン玉くらいの大きさまで育ちました。

梅雨入りするとしばらくは曇り空が続くようです。

気温も上がるとかなり不快指数が上がってくると思われます。

食中毒など菌やカビなどの対策も考えなくてはいけなくなる時期がやってきます。 

これらの季節、食中毒や体調不良などくれぐれもご注意下さい。


御田植祭を控えて

2015年06月07日 | 神社知識・作法・歴史

昨日は二十四節気で芒種(ぼうしゅ)の日でした。 “芒”、穂先のある穀物を播く時期という意味があります。

といってもこの地域ではもう田植はあらかた終わっているようですが、当神社の御田植祭は時期をずらした次の土曜日、13日に行われる予定です。

御田植祭の行われる予定の田

他の田ではもう苗が風に靡いています

御田植祭の行われる田では、注連縄奉納同志会の皆様の手により年末に注連縄の材料となる稲わらを得るため稲穂がつくられます。

毎年雨風の多い時期ですが、無事に斎行できる事をお祈りしております。

昨年の御田植祭斎行前の風景。この時のように晴天であって欲しいものです


昨夜の雨で。

2015年06月06日 | 境内の様子

雨は朝方にはあがり、日も差して晴れてくるのかと思っていましたが、午後になると雲がまた暑くなって少し暗くもなっています。

昨日の雨は久しぶりのまとまった雨となり、湧水にも沢山の雨水が流れ込んで神池の取水口の石を倒してしまいました。

池の水が濁ってしまったので、又取水口の石をもとに戻しています。

湧水も濁っていないので綺麗な水が少しずつ神池の注がれていました。

池の水も1時間から2時間ほどで入れ替わるのではないかと思います。



南天の花も咲いています。

2015年06月05日 | 境内の様子

今日は朝から雲の多い天気。 

午前中は時より陽差しもありましたが、午後になると今にも降り出してきそうな天気に変わってしましました。

昨日は榊が咲き始めたことをお伝えしましたが、今日は同じ白い花を付ける南天です。

 

白いのが花、黄色いのは雌しべか雄しべと思われます。

当社ではこの南天の葉を地鎮祭の鎮め物の一部として使用しています。

一年を通して使用するので境内のあちこちに植えてあります。

 

榊のように薫りはないのですが、年末になると赤い実を付けます。

南天や南天の実は、お祝いに使うお赤飯やお正月のおせち料理の飾りとして用いたりもします。

咳止めの漢方薬として南天の実を使用したりしていたようですが、今は特に喉飴などに加工されたりしていますよね。

難を転ずると言う意味にも用いられたりもしますね。

昔の人はいろいろと知恵を働かせて少しでも過ごしやすくするための工夫をしていたんですね。

 


榊の花も咲いて。

2015年06月04日 | 境内の様子

今日は少し雲は多めですが晴れ間も出ていて、空気は乾燥しているようですが昨日降った雨の為にそれ程空気が乾燥している感じもなく、風も涼しいので比較的過しやすい一日となっています。

季節は梅雨間近ですが、一昨日の紫陽花をはじめ色々な花が咲き始めています。

榊の花が咲き始めました。

 

一斉に咲き始めると鳥居、稲荷社付近は、かなり薫ります。

少し見づらいですが、枝には多くの蕾が付いています。

梅雨の季節は比較的気温も高いので、雨が降っていても花の香りは感じられるかと思います。

参拝の際、ちょっと榊の枝をご覧いただければと思います。

 

 

 


雨の境内

2015年06月03日 | 境内の様子

今日は六曜では友引、また干支では安産戌の日でもあります。

日柄の良い日ではありますが、昨夜から続く雨で、境内の人通りはささやかなものです。

砂利地ですが水溜まりができています

雨は昼までと聞きましたが、今は時折強く降って魚も見えないくらい

週末には大安を控えていますので、その準備や祝詞の清書などを行っています。

幸い今日は外でお祓いをする約束もありませんでしたが、九州から四国・中国まではどうやら梅雨入りした由。 これからこういった日も増えてきますね。

先月は大変暑い日が続きましたので、これからの雨で体調を崩される方も出てきそうです。 皆様もお身体ご自愛いただいてお過ごし下さい。


梅雨の季節も近づきつつ…

2015年06月02日 | その他

この数日間、例年よりも暑い日々が続き今日もまた暑い一日になりました。ただ午後になりますと明日から雨が降るからでしょうか、空が曇ったり晴れたりを繰り返し不安定な空模様です。

社務所の前の紫陽花も少しづづ紫、青と色を付け始めました

強風注意報も出ているそうです

 紫陽花の花を見ると、梅雨の季節が近づいて来ているように感じます。季節の変わり目は天候が不安定になります、どうか皆様におかれましてはお身体ご自愛下さい。


6月神社行事予定

2015年06月01日 | 神社祭事並びに行事予定

週が明け、ちょうど今日から6月に入りました。

和名では“水無月(みなづき)”。 これから梅雨に入るのに水が無いとは妙な名前ですが、「暑さで降った水も無くなってしまう」「田畑の仕事で水を使い切ってしまう」或いは単に「水の月、が訛ってみなづきになった」と呼び方には幾つか説があるようです。

《今月の行事予定》

1日(月)  8:30 月次祭

3日(水)  安産戌の日

13日(土) 9:00 御田植え祭

15日(月) 8:30 月次祭 ・ 安産戌の日

23日(火) 神奈川県敬神婦人連合会総会(参集殿)

27日(土) 安産戌の日

30日(火) 15:00 夏越大祓

今月の“まことの道”は教育勅語から『博愛』です。

西郷隆盛の言葉に「己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」とあるそうですが、誠実さを以て人に接する、というのはどこにあってもどんな仕事をしていても大切なことなのではないでしょうか。