座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

久しぶりの大雨

2017年05月13日 | 境内の様子

早朝は一時止んだ時間もありましたが、本殿を開く頃から雨が段々と強くなり、予報通りの大雨になりつつあります。

この季節の雨ですから寒いものではなく気持ち良く感じる方もいるかとは思いますが、ちょうどお出掛けの方には悩ましい雨と言えます。

こうした日は昨日までの様に境内整備や草むしり…とはいきませんが、お足元の悪い中お祓いを受けに来ていただける方もいらっしゃいますし、祝詞を書く事、紙垂を奉製する事、また今ですと来月に控えた“夏越大祓”の準備等、内側にも目を向けるべき所が多々あります。 神社は“ハレ”のお祭りを行う所ですので、私達もそれを意識してご奉仕に努めたいと思います。


参集殿祈祷者控室にて

2017年05月12日 | 神社知識・作法・歴史

午前中はかなりの陽射しがありましたが、午後は一変して雲の多い天気となってしまいました。

御祈祷で来社された方は、受付を済ませると参集殿の控室にて祈祷の準備が整うまで暫しお待ちいただきます。

お待ちいただいている間に当社の神事や由緒についてや御祈祷の際に行う玉串拝礼などの作法についての参拝のしおりを作成致しました。

来社の際に質問などのQ&Aなどもあり、様々な事柄についても紹介させていただいております。

当社の由緒や祭事

玉串拝礼の奉仕方法など

御祈願に来られた際はぜひお目をお通しいただけたらと思っております。

又、しおりに載せた方が良いと思われる事柄がございましたら、職員へお申し出いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。


舞台の修繕

2017年05月11日 | 境内の様子

一昨日から職人の方の手により、本殿に繋がる回廊の舞台の修繕が行われています。

この舞台は節分の豆撒きの際などに使われるところで、平成5年の御本殿の造営に先んじて作られたものです。 そのため所々朱が剥がれているところもありました。

こうした作業は専門の方にお任せするしかありませんが、私達も夏の例祭に向けてできる所から境内を綺麗にしていかなければなりません。

今日は日差しも強く暑い中での作業になりましたが、ご苦労様でございました。 また明日以降も続きをしていただくことになりますが宜しくお願い致します。

今年の節分祭の様子


巣立ちの季節。

2017年05月10日 | 境内の様子

朝から霧雨が降り、午前中いっぱい降っていました。

気温も20度にとどかず少しヒンヤリとしています。

昨日まで土ぼこりが上がっていた境内も少し潤っています。

境内の所々で鳥の巣があるらしくこの時期になると激しく親を呼ぶ雛の声がしています。

外手水舎に小さい鳥がいるので心配と参拝者の方からお話しがあり見に行ってみると。

可愛らしい鳥が一生懸命鳴いていました。

飛ぶ練習でもしていたのでしょうか。

親を呼ぶ声と親が子を呼ぶ声とが境内に響いていました。

今日は少し寒くて雨も降りような生憎の天候となってしましましたが、もう少しで巣立ちの季節を迎えるのでしょうか。


シャクナゲ色とりどり。

2017年05月09日 | 境内の様子

今日は気温が高いものの陽射しが無いので昨日よりは少し過ごしやすいかも知れません。

本日は大安という事もあって、午前中は御祈願や地鎮祭など外の御祭も複数あり忙しく時間が過ぎていきました。

午後になるとちょっと境内に目をやる時間も出来て、シャクナゲが咲いているのに気が付きました。

濃いピンクの花のシャクナゲです。 

今年は花芽が多く付いているので長く楽しめそうです。

こちらは薄いピンク

こちらも花芽が多く付いています。

花を見ると気持ちも安らぎ、心が豊かになりますね。

この時期は次々とお花が咲いて気持ちが良いです。

しかし、ちょっと雨が少ないのが気になります。

空気がカラカラの状態となっていて全国各地で山火事や火災が発生しています。

風の強い日も多いので火の元には十分注意して下さい。


草木の手入れ

2017年05月08日 | 境内の様子

“目に青葉”、この鈴鹿明神社は森と言えるほど樹木が多いわけではありませんが、新緑に囲まれた境内は陽射しを反射して眩しいくらいです。

風で葉の擦れる音が清々しい…そんな季節ですが、この時期ならではの苦労というものもあります。

最も困るのが、玉串などで使用する榊にも一様に新芽が出てしまう事です。

新芽というのは採りたてですと透き通るような緑色で大変美しいのですが、まだ葉としては弱弱しく強い日差しに当てられると焦げたように茶色くなってしまいます。 季節の事ですので今は新芽の出ていない榊はほとんど無く、綺麗な状態でお祭りに使うためにはなかなか頭を悩ませる所です。

 

薄めた薬を撒くところ

また境内の草むしり・剪定・虫取りも始めなければならない時期です。

専門家ではないのであくまでできる範囲ではありますが、参拝の方の安全を第一に、境内を整えていきたいと思います。


御神輿修繕へ!

2017年05月07日 | その他

平成8年に当社宮神輿を新調してから約20年が過ぎ、昨年の例大祭を終え、各所に修繕個所が見られました。

神輿修繕について氏子会にて協議を行い、この度、神輿の修繕のため奉賛金を募り、神輿修繕の運びとなり、本日、茅ケ崎の神輿康さんへ運搬して参りました。

神輿会会長の挨拶と氏子会会長挨拶

修繕を行う宮神輿

修繕前に神輿会の皆様がなごり惜しく甚句一曲を披露し境内を練り歩きました!

これより茅ケ崎へ!

茅ケ崎へ到着!

神輿修繕を終え、新しい命が吹きこまれたリニューアルした神輿は今年の7月中旬に戻ってくる予定です!今年の例祭は新しくなった神輿をお披露目できますので8月1日は鈴鹿明神社例祭へお越し下さい!


新緑に風強く。

2017年05月06日 | 境内の様子

今日は朝から暑いほどの陽射しが降り注いでいます。

気温も25度を超えているのではないでしょうか。

しかし、風が強く吹いているので爽やかな感じがします。

午前中境内の清掃をしましたが、風によってまた落ち葉や新芽、木々に咲く花などが沢山落ちてきました。

風向きによって一塊になっています。

房状の花も風の強弱によって集まりの形を変えてゆきます。

駐車場はアスファルトなので落ち葉の動きが面白いです。

少し前の天気予報では雨マークがついていましたが、徐々に良い方へと変わりました。

明日も気温が夏日になるようで少し暑さを感じる一日になりそうです。


座間の大凧

2017年05月05日 | その他

今日は5月5日、“こどもの日”であり、五節句の一つ“端午の節句”でもあります。

この日は男子の健康を祝し成長を願って、家族でお祝いをする日として知られています。 しかし座間の人にとっては“凧を揚げる日”という印象の方が強いのではないでしょうか?

社務で移動中、大凧まつりの会場にて。大いに賑わっていました

『座間市史6 民俗編(平成5年版、座間市)』によれば、座間をはじめ相模川下流域では凧揚げに適した河川敷が大いに広がっていたため、昔から大人子供の娯楽として凧揚げが親しまれ、また長男誕生のお祝いとして名前や家紋を書き入れた凧が作られ贈られるという事が行われていたそうです。

皆で大凧を揚げる事も少なくとも幕末頃からは行われており、段々縁起をかついで大型化していく一方で、きちんと組織化されるまでは事故もあったり、昭和30年代の高度成長期には若者が大勢都会に進出するなどして維持に困難が伴うものになりました。 しかし現在では『座間市大凧保存会』『座間市大凧まつり実行委員会』の皆様が中心になって凧揚げが続けられています。

 

風や雨の影響で揚げられない年もありますが、今年はこの社務日記でも書いた通り良風に恵まれ凧が揚がったようです(昨日)。

鯉のぼりや柏餅も勿論良いものですが、やはり座間では大凧がこの時期の風物詩ですね。


御朱印も多く。

2017年05月04日 | その他

座間市は今日と明日の二日間、相模川グランドにて大凧祭りを開催しております。

今年はどうやら大凧は天高く上がっているようです。

今年の言葉は『稀 風』

 

来場者は多いらしく神社にお参りされてから行かれる方と帰り際にお参りされる方とあり朱印を求める方がいつも以上に多いように見受けられます。

神職や筆耕の先生も次から次へと印ていきます。

社紋等を押してお渡しします。

明日も天気は良さそうですが、風が強いと大凧はあがりません。

この分では明日も朱印は多そうです。


カラタネオガタマ

2017年05月03日 | 境内の様子

今日から大型連休に入って大安の日。

朝からお宮参りが多く、なかには七五三でお参りされる方もいて遠方の住所も見受けられました。

参道のカラタネオガタマが咲き始めました。

花は地味なのでどこに咲いているか分りづらいですが、バナナの様なメロンの様な甘い香りが境内一面に漂います。

良く見ると可愛い花です。

しかし葉が繁る所では花は目立ちません

午前中はそれ程香りませんが、午後になると強く香って来ます。

中国原産の花で、日本のオガタマノキと似ていますが、別物だそうです。

春先の梅、晩春のカラタネオガタマと香りを楽しむ花も良いものです。


神奈川県神社庁相模中央支部祭式研修会開催

2017年05月02日 | その他

本日午前9時より当社も所属致します神奈川県神社庁相模中央支部の祭式研修会が参集殿にて開催されました。

参加者は当支部員はもとより近隣の相模原支部、相模湘南支部からも参加がありました。

祭式研修会は、日頃の祭典に於いての笏の持ち方や足の進め方など基礎的な祭式が中心となっており、毎日の繰り返しで自己流になりがちな作法を修正する場でもあります。

研修会は毎年行われております。

研修会の前に正式参拝を行ました。

講師先生による玉串拝礼

正式参拝の後、開講式を執り行い、引き続きすぐに研修となりました。 

午前中は基本作法 

午後は狩衣を着装をしての作法をご教示いただきました。

午前9時から午後4時までの研修となり、閉講式を執り行い各研修参加者には修了證が授与されました。

講師先生の講評をいただきました。

毎年の事ですが、神職として有意義な時間を過ごす事が出来、又緩みがちだった祭式作法も少し修正することができたように感じます。

講師の先生本日は誠にありがとうございました。


5月神社行事予定

2017年05月01日 | 神社祭事並びに行事予定

桜が散って陽射しも春のものとは違ってきたようです。

本日午前7時より常の通りに月次祭が斎行されましたが、その後はにわか雨が降ったり雷鳴が聞こえたりと複雑な空模様の一日となりました。 早いものでもう暦の上では“初夏”となるようです。

月次祭奉仕の様子

《今月の行事予定》

1日(月) 7:00~ 月次祭

2日(火) 神奈川県神社庁相模中央支部 祭式研修会

11日(木) 安産戌の日

15日(月) 7:00~ 月次祭

23日(火) 安産戌の日

月替わりで神社庁から出されている“まことの道”、5月は上の一首です。

内外(うちと)とは文字通り内側外側の意味ですが、この場合は伊勢の神宮たる『内宮(天照皇大神宮)』と『外宮(豊受大神宮)』を指すものでしょうか。

五月晴はまだ暑すぎるという事もなく、人の心を穏やかにするものがありますね。