座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

例大祭前の手入れ

2018年07月12日 | 境内の様子

早朝から雨が降り午前9時頃には上がりましたが、午後になるとまた雲が出て空模様が怪しくなってきました。

湿気が多いせいかとても蒸し暑く感じます。

毎日御祈願などの祭典の合間を利用して境内の清掃や花壇の手入れを行っています。

この花壇にはお祭りにあわせてミニひまわりを植えております。

まだまだ枯葉や折れた小枝などがあるので、ブローなどで風を送って奥にあるものを外に吐き出します。

天気が良いと草などの伸びも早く、お祭りまでに元に戻らないよう様子を見て少しずつ手入れを行っております。

あと半月、暑さの事もありますが天気の良い例大祭となるよう準備をしております。


夏の訪れ

2018年07月11日 | 境内の様子

熱帯夜から朝の強い日差し。関東地方では日増しに暑さが厳しくなっています。

関東地方だけは異例の梅雨明けとなり、人も虫もまだ準備の段階で暑さに慣れていないような感じです。

しかし、境内でも蝉がやっと鳴き始めました。又、クワガタなどの昆虫も出始めてきました。

昨日の夕方には近所の子供たちがカブトムシを見つけていました。

夏休みになると子供達が朝から虫取りに神社へやって来ます。

虫を捕まえて喜ぶ子供達のはしゃいだ声が境内にこだましてくると夏も本番となります。


地鎮祭について

2018年07月10日 | 出張祭典(地鎮祭・神葬祭・他)

今日も午前9時より何件か地鎮祭がありました。

梅雨明けすると天気も安定するので基礎工事等へ影響もなくスムーズに進められるので比較的外の御祭が多くなります。

地鎮祭を行うにはお施主様が直接神社に依頼をされるか、お施主様と施工業者が日程の打合せを行ってから施工業者が神社に依頼する方法があります。

 

当社へ地鎮祭など出張して行うお祭を行うまでの流れを標記致しました。ご予定をしていた日が、日柄が良い場合にはお伺いした時間ではお受けできない場合もございます。なるべく予定日や時間等余裕をもってお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。


茅の輪片付け

2018年07月09日 | 境内の様子

予定通り本日、夏越大祓で使用した茅の輪の片づけを致しました。

七夕の笹も先日外し境内は一息に元の姿へ戻ったという所ですが、付けた先月下旬と比べると真夏に向かって大きく前進している感があります。

さすがに陽射しを浴びて色は抜けてしまいました

毎日大変な暑さで、時折蝉の声も聞こえます。

皆様も体調管理には充分ご注意ください。


大安吉日

2018年07月08日 | その他

日差しが朝から強く一日通して暑い日となりました。

例年に無いほど今年は梅雨が短く暑い夏となるそうですが、8月1日には当社の例大祭がございます。

例大祭に向け準備は着々と進んできております、またこれからは境内の方も段々と夏越大祓式から例大祭へ向けて変わってまいります。

この茅の輪も明日の夕方には片づける予定です

午後に入り境内も落ち着きをみせておりますが、本日は大安・また日曜日ということもあり多くの昇殿参拝・外でのお祭りのお約束がございました。

昇殿参拝・御祈祷は9時~16時30分の間でしたら曜日問わずいつでも結構ですので、お気軽にお越しください。

外でのお祭りの際はご予約を頂戴しておりますので、神社の方にお電話下さい。

御祈祷の事、外でのお祭りの事ご不明な点等ございましたら、こちらの 046(256)1122 神社の方までお電話下さい。


七夕祈願祭執行

2018年07月07日 | 神社祭事

本日夕刻にて七夕祈願祭を執り行いました。

本日までたくさんの願い事短冊を笹に掛けていただきましたものをお祓いし、又願い事を神様にお伝え致しました。

6月23日より短冊を用意し、又今年はなるべく笹が枯れないよう色々工夫致しましたがなかなか思い通りにはいかず、結果例年のように大きな竹を用意する事となりました。

土曜日から始め夏越神事を挟んで行ったこともあり、ご家族おひとりおひとり短冊に願いを込めて下げて行かれ例年より多くの短冊を見る事となりました。

その皆さんの願い事が七夕の由来の下に叶うよう神様にも祝詞を奏上してご祈念申し上げました。

本年は大勢の人にご参加いただきありがとうございました。職員一同心より感謝申し上げます。


御神輿の起源

2018年07月06日 | 神社知識・作法・歴史

先日ここで例大祭ポスターの完成のお話をしましたが、その表紙を飾っているようにこの例大祭はやはり御神輿の渡御があってこそ、という感がします。

御神輿も所によって厳かなもの、華やかなもの、賑やかなものと様々ありますが、鈴鹿明神社の御神輿はとりわけ賑やかで勇壮なものと言えるでしょう。季節柄、通り雨に見舞われることもありますが、毎年夜の還御に至るまで熱気が冷める事はありません。

昨年の例大祭、出御祭の一場面

御神輿とは神様の乗り物で、お祭りの際神様に氏子地域へお出ましいただくことで、福徳をいただけることを祈願するものです。

実は御神輿の起源ははっきりとは分からないのですが、奈良時代の大仏建立の際、宇佐八幡宮の神様を京にお迎えする時に紫の御神輿が使われたというのが古い記録としてあるようです。

そして平安時代以降、天災や疫病などの災いを祟りによるものとし、それを鎮めるためにお祭りを行う『御霊信仰(代表的なものは牛頭天王や天神様)』が全国に広まるにつれて御神輿をかつぐ事も行われるようになったと言われています。

ちなみに御神輿によく似たものとして山車(だし)がありますが、こちらは平安時代の大嘗祭というお祭りで引かれた『標山(しるしのやま)』というものが原型だという事です。担ぎ方の違いだけと思っていましたが、元々別々のものだったようですね。


お祭りの諸準備

2018年07月05日 | 境内の様子

一日雨が降ったり止んだりで、お陰で猛暑というような陽射しはありませんが大変蒸し暑い日中となりました。

安産戌の日という事で安産祈願の方のご来社がありましたが、この天気では外でできる社務も限られていますので、他の時間はいきおいお祭りの準備をして過ごす事になりました。

勿論8月1日の例大祭に向けての準備が主なものですが、先日行われた夏越大祓の、次回に向けての準備もできる所を行いました。

写真は大祓当日に参列者の皆様に使っていただくための人形で、一つ一つ人形と祓具の切麻を一緒に半紙で包んでいます。

準備の中にはこのようにどうしても時間の掛かるものもあります。例大祭に関しても見落としのないようにしたいと思います。


七夕近づく

2018年07月04日 | 境内の様子

この一週間程でしょうか?風が強い日々が続いております。

境内の笹もこの強風に煽られていますが、七夕飾りはなんとか飛ばずにいてくれています。短冊も増え、気がつけばもう明々後日が七夕の日なのですね。

飾りも物によって意味があるそうで、この吹き流しは織姫の使う織糸を表しているとか

現在は笹に和歌やお願い事を書いて飾りと共に吊るす、というのが一般的な七夕の風習ですが、平安時代の宮中では“梨・桃・干鯛など山海の物に金銀各七本の針をさし、五色の糸を通してお供えする”という儀式が行われており、裁縫や書道などの上達を祈願する「乞巧奠(きこうでん)」というお祭りの影響が強く出ていたものであったようです。

他にも七夕は中国の牽牛・織女の二星の伝説、日本の棚機女(たなばたつめ)の伝説など複数の習俗が混ざり合って今に至っていると言われています。

地方により風習の違いはありますが、“晴れていれば織姫と彦星が会える日”というのは広く知られているところです。今年の七夕は…少し雲行きが怪しくなってきましたが、夜晴れることを祈っております。


平成30年例大祭ポスター完成

2018年07月03日 | 例大祭

本日も高気圧に覆われ30℃を超える大変暑い日となっております。とうとう例大祭まで1ヶ月を切りました。毎年神輿保存会入谷睦の皆さんが作製して頂くポスターが完成致しました!

今年で平成の元号のつく例大祭は最後となります。天皇陛下御即位30年の佳節に盛大にお祭りを斎行するため現在様々な準備を行っております。

今年は、昭和4年に修繕をし、平成の最初まで氏子の皆様に愛された旧宮神輿を例大祭に展示を考えております。当時の担ぎ手についてまとめた写真と説明を掲示し、劣化が激しくなってきましたので表に出すのは最後になるかもしれませんが多くの皆様に見て頂きたいと考えております。

是非7月31日、8月1日は神社へ足を運んで頂き、新旧の神輿をご覧下さい。


半夏生

2018年07月02日 | 

暦を見ると今日は『半夏生(はんげしょう)』半夏(カラスビシャク)の草が生える頃という意味で、この日を目安に田植えを終える、またこの日以降に梅雨が明ける、とあります。

ご存知の通り今年は半夏生を待たず梅雨は明けてしまいました。これ以降の夏の天気はどうなるのか、少し不安ではあります。

一方、いただいた稲穂は順調に成長しています。

7月の和名『文月(ふみづき)』には名前の由来に幾つかの説があり、その中には作物がその実を膨らませる“ふくみ月”から来たというものがあります。これから茹だる季節ではありますが、私達も実りを得られるよう怠けずに過ごして参りたいと思います。


文月1日月次祭斎行

2018年07月01日 | 神社祭事

もうこの時期になると朝から汗ばむ陽気となって参りました。

今朝午前7時より月次祭を斎行致し、氏子崇敬者様の御安寧・御隆昌をご祈念申し上げました。

例大祭まで後一カ月と一日一日と刻々と迫ってきております。この七月は準備の山場を迎える月でもございますが、この暑い陽気にも負ける事無くしっかりと準備を進めて参りたいと思います。