座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

歯固めの石

2019年09月12日 | 神社知識・作法・歴史

本日、歯固めの石をお探しの方がいらっしゃったので、一つお渡しをしました。

『歯固めの石』...ご存知でしょうか?赤ちゃんが生まれて100日の頃に、大人と同じ食膳を用意してお祝いをする事を『お食い初め』と言いますが、その時に“丈夫な歯が生えるように”と祈念して赤ちゃんに噛ませる神社の石を歯固めの石と呼びます。

昔は直に石を赤ちゃんの口に入れて噛ませていましたが、今は危なくないように親が箸で一度石を持ち、その後赤ちゃんの歯茎に箸を触れさせるという方法で行われることが多いようです。

ご入用の方は神社の境内の石を好きに選んで持って行っても構いませんが、声を掛けていただければ歯固めの石用に洗って取っておいてあるものをお渡ししますので、神主や巫女へお尋ねくださいませ。


後片付けと復旧

2019年09月11日 | 境内の様子

境内の目立たないところの折れた枝や落ち葉などの回収が続いています。

また取り外した看板を元に戻したりちぎれて無くなった紙垂を付け替えたりと、境内を元に戻す作業を出来る範囲で少しずつ行っています。

紙垂は強風のせいでほとんどがちぎれてしまいました。

  午後になり各所の紙垂を交換する事が出来ました。

又、昨日まで境内にあった沢山の枝や落ち葉は造園屋さんが回収して頂き綺麗になりました。

後片付けは外のお祭りや御祈祷などの合間に行うので元の状態にするには数日かかってしまいます。

県内や千葉県などまだ停電が続いている所も沢山あるようです。残暑が厳しいなか大変な思いをされている方々にはなんと言っていいか言葉もありません。

一日も早い復旧を願っています。 


台風の後片付け

2019年09月10日 | 境内の様子

昨日から行っている台風による落ち葉や落ち枝の後片付けも、ようやく落ち着きました。

今回は記録的な強風の台風ではありましたが、倒木や大枝の落下がなかったのは幸いでした。また台風一過で晴天が続いたので掃除も捗りましたが、代わりに暑さは過酷なものでした...

枯れた小枝が多く掃除も一苦労です

今日の午後、いつも通りの境内に戻りました

しかし集めた落ち葉はまだ境内の端に山積みになっていますので、これを回収してもらって やっと終わりになります。

それに台風もこれで終わりではありません。次も万全の備えをしておきたいと思います。


台風15号

2019年09月09日 | 境内の様子

昨晩から明け方にかけて台風15号が関東地方に上陸し通過していきました。

当社の座間市も大変雨風が強く停電になったり等つめあとを残しました。

 

倒木等はありませんでしたが、落枝や落葉がおおくございました

まず最初に皆様がお参り出来るよう参道を開けることから始めました

一日かけて清掃奉仕につとめてまいりましたが、手がつけられなかった所もございます引き続き皆様が気持よくお参り出来ますようつとめてまいります。 


台風の備えて

2019年09月08日 | 境内の様子

今日は時折ざーっと強く降る時はあるものの晴れ間もあり湿気もあって非常に蒸し暑い一日となっています。

今日は日曜日の大安という事もあり、不安定の天気のなかお宮参りや自動車のお祓いなど午前午後途切れることなくご来社いただいております。

その中でも今晩から明朝にかけて通過する台風15号に備えて看板などの撤去と排水溝の確認などを行っています。

鳥居に付けていた厄除け表も撤去しました。

摂社の稲荷社からは御狐様一式を社務所へ一時避難させました。

側溝の確認などは昨日も行いましたが、駐車場などは本日行いました。

 

台風15号は小型の台風ですが965ヘクトパスカルと勢力は衰えておらず最大瞬間風速も60メートルと短時間ではありますが、短時間の内に甚大な被害をもたらす可能性があるかもしれません。

家の周りなど飛ばされそうな物や倒れそうな物がないか今一度ご確認いただき、今後の気象予報にはご注意下さい。


兼務神社例大祭

2019年09月07日 | 兼務神社

昨日申し述べた通り、今日は兼務神社四社の例大祭が執り行われました。

いずれも9月上旬の土日が祭日となっており、年によってはこのように同じ日に重なってしまう事もあります。農家の方にとっては今はちょうど稲刈り前の時期にあたり、その前にお互いを労う意味をも込めてお祭りをするようになったのではないかとの見立てもあるようです。

お祭りに相応しく快晴の中で神事のご奉仕をする事ができましたが、祭典の後に引き続いて子供神輿の渡御や奉納演芸を行う神社もあります。

今日のお祭りを円かに納められますと共に、氏子総代の皆様方がこれより後も穏やかにお過ごしになられます事を心よりご祈念申し上げております。

相模原市南区上鶴間本町鎮座の金山神社

祭典前は静謐な空気が漂っています

こちらは相模原市南区南台鎮座の二宮神社

子供神輿が出御する場面

相模原市南区新戸鎮座の諏訪神社。鈴緒は令和初の例祭記念で新調されたものです

暑い中大勢のご参列をいただきました


幣帛料の準備

2019年09月06日 | その他

今日は朝から強烈な日が差し、大変熱い一日となりました。

例年この9月の上旬は、当社が兼務をしている神社の例祭が続く時期となっており、明日だけでも兼務神社4社で例祭を斎行する予定で、今日は当日ご神前にお供えをする幣帛料を準備しました。

広義には、神様にお供えするものの総称で”みてぐら“や「幣物(へいもつ)」とも呼ばれています。しかし次第に、お供えをする食べ物である「神饌(しんせん」と区別され始め、今の幣帛は布・衣服・武具・などを主となっています。また、今の幣帛料は金銭を紙に包んだものでその幣帛の代わりとしたものですが、かつて布などが金銭の代わりとなっていたことから、その名残として変わったものと考えられます。

 


歳越大祓の準備はじまる

2019年09月05日 | 神社知識・作法・歴史

まだ夏の雰囲気を色濃く残すなかではありますが、社務所では早くも冬12月に行われる歳越大祓の準備が少しづつ始まっています。

歳越大祓とは6月に行われる夏越大祓と対をなす神事で、半年分の罪穢れを祓い清めると共に夏越大祓ならば暑い季節を、歳越大祓ならば年の瀬を無事過ごせるようにと祈願するものです。

普段の年間祭事は神職や氏子会等の関係者だけが本殿に入り神事を行うのですが、この夏と冬の大祓だけはどなたでも参列が可能で、また事前にお預かりした紙製の人形(ひとがた)をご本人の身代わりとしてお祓いを致します。

封筒の中に薄紙で作った人形と車形が収められています

今日準備を始めたのは氏子会の皆様へお配りする人形。その他にも以前神社でお祓いを受けた事がある方などへ向けて説明書を同封した人形を用意して、11月の末頃にはお渡しできるよう準備を進めています。

大分先の行事ではありますが、もしご興味があればお気軽に社務所へお尋ねください。


榊も実を付ける時期

2019年09月04日 | 境内の様子

蝉こそ鳴き止まないものの、今日は曇り空で涼しく秋を感じさせる一日になりました。

昼は日差しが強まって急に暑くなるという日が多かったので、ようやく過ごしやすくなってきたと少し安心します。境内を見るといつも神事に用いている榊に実が付きはじめていました。

花も実も葉の付け根から下がるように出るのが興味深い所です

榊はツバキ科の常緑小高木で、神社で神具や装飾としてよく使われる木です。

常緑樹ではありますが榊自体は夏の季語。そして春に花を、秋に実を付けます。

今はまだ緑色で硬い実ですが、熟すと紫色の汁が内側に溜まってつぶれた時に衣服に色が付く場合があり、白い着物を着る私達神主にとってはこれから慎重にならなければいけない時期ですね。

緑一色だった境内が段々と変化していきます。お彼岸の頃までにどれくらい景色は変わっていくでしょうか。


今月の行事予定

2019年09月03日 | 神社祭事並びに行事予定

午前中は薄日も差す先ず先ずの天気ですが、午後は一転して不安定になり雷雨も予想されています。

9月に入って3日になりましたが、今年は1日が日曜日という事もあり昨日ブログでも掲載させて頂いたように当社がお祭りを奉仕する相模原市南区上鶴間本町3丁目に鎮座する鹿島神社で例祭が斎行されました。

今月は当社が祭典を兼務する神社の例祭が斎行されます。

9月(ながつき)の行事予定

1日 日曜日  相模原市南区上鶴間本町3丁目鎮座 鹿島神社例祭

7日 土曜日  相模原市南区南台5丁目鎮座    二宮神社例祭

        相模原市南区上鶴間本町5丁目鎮座 金山神社例祭

        相模原市南区東林間4丁目鎮座   東林間神社例祭

        相模原市南区新戸鎮座       諏訪神社例祭

10日 火曜日 安産戌の日

14日 土曜日 相模原市南区上鶴間本町9丁目鎮座 長島神社例祭

15日 日曜日 月次祭

22日 日曜日 安産戌の日

どうぞ宜しくお願い致します。


令和元年鹿島神社例祭斎行

2019年09月02日 | 兼務神社

昨日、9月3日の早朝より当社が管理をしている相模原市南区上鶴間本町鎮座の『鹿島神社』にて例祭が斎行されました。

当社の例祭と同じように朝、本殿にて祭典を行いその後境内を宮出した御神輿が氏子区域を巡行し、陽が落ちてから宮入をします。

お囃子に合せて一歩ずつ御神輿が下り宮出をします

宮出の後、谷口の各町内を巡行します

日も落ち宮入も近づいて、より一層盛り上がりをみせます

本殿前にて還御祭斎行

宮司挨拶

例年この時期は、暑くなったり雨が降ったりと心配がされていますが、今年は天候にも恵まれ気温も落ち着き雨も降らず怪我無く終える事が出来ました。

鹿島神社の総代、世話人、神輿会並びに御関係の皆様大変お疲れ様でした。大神様のご加護を頂いての皆様のご多幸とご健勝、また谷口地区の益々の発展を心よりご祈念申し上げます。

 

 

 

 


七五三フェアー開催

2019年09月01日 | 七五三詣

先日この社務日記にも書かせて頂きましたが、本日午前10時より当社参集殿にて七五三フェアーを開催し、御祝着の展示・美容・着付け・写真室の予約などを行いました。

七五三は伝統的に11月15日頃に行われるものとされていますが、徳川綱吉が子の徳松のお祝い行った日であること、また稲の収穫が終わった時期であることに由来すると言われています。

現在では15日にこだわらず、ご家族の方が集まれる日に七五三のお祝いをする家庭が増えてきているそうです。

本日も多くのお子様、ご家族の方々にお越し頂きました。