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3月1日の社説は・・・

2013-03-01 06:26:53 | 社説を読む
安倍首相の施政方針演説に、各社はどう評価するのでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 施政方針演説―さあ、仕事をしよう
・ 保育所不足―切実な声を受け止めよ

読売新聞
・ 施政方針演説 政権交代の果実を具体化せよ
・ 教育再生提言 いじめの抑止につなげたい
 
毎日新聞
・ 施政方針演説 楽観論の肉付けが要る
・ PM2.5指針 国内の削減策も怠るな

日本経済新聞
・ 越境汚染を正しく恐れよ
・ 高支持追い風に安倍首相は懸案に挑め
 
産経新聞
・ 首相施政方針演説 強靱な国へ自立と創造を 安全な原発の再稼働進めよ

中日新聞
・ 施政方針演説 弱者切り捨てでは困る
・ 経済の再生 働く者が増えてこそ

※ 朝日「安倍首相が施政方針演説にのぞんだ。」
「与党も野党も、しっかり仕事をしよう。 」

これまでの決められない国会と対比しています。


読売「「緊密な日米同盟は完全に復活」「憲法改正へ向けた議論を深めよう」
 安倍首相の施政方針演説には政権交代を印象づける言葉が目立った。
 「自立」をキーワードに「強い日本」を目指す、という基本姿勢は、前向きに評価したい。」


毎日「狙い通りに株高と円安が進み、各種世論調査では内閣支持率も上昇している。そんな自信の表れだろう。安倍晋三首相の施政方針演説は憲法改正への意欲を示すなど持論をじわりとにじませる内容だった。

 同時に目を引いたのは、「世界の成長センターに」「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指す」「世界一安全・安心な国」といった言葉の列挙だ。日本の将来に対し、ともすれば悲観論ばかりが語られがちな中で、国のトップがプラス思考を前面に打ち出したことを、まず私たちも前向きに評価したい。」


日経「平易な言葉で語ろうという思いは伝わってきた。第2次安倍内閣で初めての施政方針演説で、安倍晋三首相は各省の重要政策を並べるスタイルを排して、「自立」をキーワードに演説を組み立てた。」
「首相はこの好機を生かし、TPP交渉への参加で待ったなしとなった農業改革や規制改革に果敢に立ち向かうときである。」


産経「内外の危機を乗り越えて「強い日本」を再生するカギは「自立」の精神にある。安倍晋三首相が行った施政方針演説を貫く最大の柱である。

 戦後日本が忘れがちで、逆境をはね返すために今最も必要な「自立」を明確にしたことを評価したい。このことは、「一身独立して一国独立する」という福沢諭吉の言葉を引き、「(政府と国民一人一人が)自ら運命を切り拓(ひら)く意志を持たないかぎり、未来は開けない」という表現に象徴される。」


中日「安倍晋三首相による施政方針演説は「自立」に貫かれた。その大事さは理解するが、自立したくてもかなわない弱者にこそ手を差し伸べるのが政治の姿である。基本を忘れてもらっては困る。」


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