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ハイドン:交響曲第66番変ロ長調 (スコア付き)

2023-07-19 06:30:45 | 音楽雑感&関連サイト

ハイドン:交響曲第66番変ロ長調 (スコア付き)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン: 交響曲第66番変ロ長調 Hob.I:66 (スコア付き) 作曲年代:1775–76年 演奏:ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア

00:00 第1楽章 Allegro con brio (変ロ長調) 06:09 第2楽章 Adagio (ヘ長調) 13:52 第3楽章 Minuet – Trio (変ロ長調) 17:20 第4楽章 Finale. Scherzando e Presto (変ロ長調)

《交響曲第66番変ロ長調》は、ハイドンがエステルハージ家に仕えていた時期の作品である。作曲年代はよくわかっていないが、《第66番変ロ長調》《第67番ヘ長調》《第68番変ロ長調》の3曲が1779年に「作品15」として出版されており、それ以前の1775–76年ごろの作品と考えられる。 ハイドンは、1760年代後半から1770年代前半ごろまで、実験的ともいえる多彩な技法を駆使した作品を多く作曲した。これは、退屈した聴衆に注意を向ける目的もあったようだが、雇用主である貴族からのひんしゅくを買った。したがって、1775年ごろの《第66番》と《第68番》は、いわば「教科書通り」ともいえる古典派の様式に従った作品になっている。 一方、第2楽章に突如1音だけピチカートがあったり (08:06)、第4楽章は10小節フレーズであったりと、ハイドンらしいユニークな発想も見つけることができる。


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