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NIEのすすめ-新聞記事に意見をもとう-

2010-03-16 07:18:11 | 社会科関連情報
NIEはご存じですか?

NIE(Newspaper in Education)とは、 学校などで新聞を教材として活用することです。

全国のNIE実践校では、工夫をこらした多彩な取り組みが行われています。
たとえば・・・

・新聞から知っている文字を探し出す(小学校低学年)
・新聞記事や広告を切り抜きパンフレット「あこがれの海外旅行」を作って、地理の授業で使う(中学校)
・各紙を一面から最終面まで精読して、最も興味をもった記事を選び、内容について論述する(中・高校)
・政治、経済、社会、文化、スポーツ、地域ニュースと各面にわたってクラス全員で考えてみたいテーマを手分けして探し出し、ディベートの素材にする(小・中・高校)
・生徒一人ひとりが作った理科に関する新聞切り抜きシートを集約して、現代版「理科百科事典」を作る(高校)

いろいろありますが、「学びになっているか」がおおきなポイントです。

「学び」につながらない学習活動は、時間の浪費にすぎません。
総合的な学習の時間に、やたらカレーライスを作っていたのと似ています。

上で紹介したものの中では、やはりこれは欠かせません。

・各紙を一面から最終面まで精読して、最も興味をもった記事を選び、内容について論述する(中・高校)

そうです。
新聞記事に対して、いかに自分の考えを持つかです。
それが出来れば、批判的に読みとることも出来ます。

練習です。

昨日の次の新聞記事から、みなさんはどのような感想を持ちましたか?
正解はありません。

私の感想は、近日中に紹介します。



同文を引用(中日新聞)
(以下引用)

【北京=池田実】中国の第11期全国人民代表大会(全人代=国会に相当)第3回会議は14日、都市部を優遇してきた全人代代表の選出方法を、都市部と農村部を人口比で平等になるよう見直す改正選挙法を採択するなどして閉幕した。閉幕後に記者会見した温家宝首相は、人民元レートについて「低すぎることはない」と述べ、人民元相場の安定が世界経済の回復に大きく貢献していることを強調した。

 温首相は「自国の輸出を促進するために、別の国の為替レートの引き上げを強制することは、一種の保護貿易的なやり方だ」と強調し、切り上げ圧力を強める米国などを批判した。「むしろ(圧力は)人民元改革に不利になる」と訴えた。

 さらに米国債の安全性について「心配だ。実際の行動で投資家を安心させてほしい」と、財政再建に取り組むように要求した。

 台湾への武器売却やチベットといった米国と対立している問題についても「中米関係は最も重要な外交関係だ。しかし米国が中国の主権と領土を損ねていることが大きな障害となっている」などと、米国側の努力を求めた。

 一方、温首相は「国内でインフレが発生すれば、格差を拡大させ、社会の安定に影響する」と懸念を表明。「状況の変化に応じて、政策の柔軟性を高める」とし、状況次第で金利引き上げなどを行う可能性も示唆した。

(引用終)





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