全員 output の方法は・・・・(2)
ICTは、これまで難しかった全員outputをはるかに容易にした。その方法のいくつかを紹介しよう。
【デジタル編】
① 共有のスプレッドシート(エクセル)
共有されたシートの自分のセルに、自分の考えを書き込むものである。
挙手制の授業なら数十分かかる全員の意見発表が、数分でできる。
書けない子には、「友達の意見を参考にしてもいいよ」で安心感を生み、全員のoutputを可能にする。
答えが多様に分かれる拡散的な発問に特に有効である。
入力し終えた子には、「なるほど、を〇人さがそう」などと、他の人の意見を読む時間をとることが重要である。
ここで、始めて共有が可能となり、全員outputにつながる。