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12月2日の社説は・・・

2015-12-02 05:48:41 | 社説を読む
COP21,人民元か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 温暖化とテロ 連帯すべき二つの脅威
・ 水木さん 伸びやかに異界見せた

読売新聞
・ パリ首脳外交 対テロ連帯アピールする場に(2015年12月02日)
・ 人民元の国際化 自由な取引へ金融改革を図れ(2015年12月02日)
 
毎日新聞
・ 新国立競技場 都民の声も反映させよ
・ 小学生の暴力 社会問題ととらえよう

日本経済新聞
・ 中国は国際通貨にふさわしい改革を急げ
・ 実効ある心の健康対策を

産経新聞
・ パリに150首脳 対テロ団結の決意示した
・ 法人減税前倒し 成長を促す投資に充てよ
   
中日新聞
・ 人民元の国際化 もう一段の改革努力を
・ 障害者の虐待 通報には誠実な姿勢で 

※ COP、人民元 共に3社でした。

毎日が小学生の暴力を挙げています。

「小学生の暴力が増えている。とりわけ低学年の増え方が心配だ。「突然キレる」「感情のコントロールができない」などといった現象が学校現場でいわれる。」

「文部科学省が今秋まとめた統計によると、全国の小中高校で起きた2014年度の「暴力行為」は5万4242件だった。このうち中学や高校は減ったのに、1万1468件の小学校は4年連続で増え続け、最多を更新した。」

私は増えているという実感はないのですが、他の問題が減少し、相対的に目立ってきたのは事実だと思います。
低学年のやんちゃは昔からありました。

「文科省は「就学前に家庭でのしつけができていない」面などを挙げ、専門家は今の子供たちの抱えるストレスの大きさを指摘する。」

それもあります。

しかし、多くは発達障害、または、愛着障害ではないかと思います。

「幼い子供は、自分の境遇や思いを言い表す力が未熟である。暴力を振るう原因は単一ではないが、親からの放置、貧困格差、生活苦、虐待など、生活環境のさまざまなストレス要因もからみ合う。そのストレスの背後に社会のひずみがある。」

「「子供の問題」というより、子供が負わされた「社会問題」というべきではないか。大人社会のひずみが、子供に濃い影を落とし、心身の不安定な状況にも追いやる構図。」

社会のせいにしたいのは新聞社らしい意見ですが、もっと冷静に分析すべきでしょう。



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