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7月24日の社説は・・・

2017-07-24 05:48:02 | 社説を読む
東京五輪関係か。

朝日新聞
・ 難民と日本 人命を守る視点こそ
・ 都心大学定員 規制は活力を生まない

読売新聞
・ 東京五輪3年 成功へのハードルを越えよう(2017年07月24日)
・ 死刑と再審請求 「後回し」執行から踏み出した(2017年07月24日)

毎日新聞
・ 相模原事件から1年 命の重さを改めて考える

日本経済新聞
・ 東京五輪の成功へ課題を克服したい
・ 実感に近い車の燃費表示を

産経新聞
・ 東京五輪まで3年 高揚感とともに迎えたい 写真あり
・ 中国の言論統制 「プーさん」まで御法度か写真あり

中日新聞
・ 本当に必要なものから 自動運転の開発

※ 五輪関係が3社、他は分かれました。

朝日です。
「国内外に逃れた避難民や難民が昨年末、第2次大戦以降で最多の6560万人になった、と国連が発表した。

 日本に保護を求める人も年々増え、昨年は今の難民認定制度ができた1982年以降で最多の1万901人になった。

 だが難民認定されたのはわずか28人。他の先進国と比べて桁違いの少なさで、認定率も際だって低い。彼らに安全な場所を提供する国際責務を日本が果たしているとは到底いえない。」

「困っている人を助けたい。そう心から願う日本人が誇れる難民制度を望む。」

難民受け入れの問題は、日本にとって大きな問題です。
多民族国家が当たり前の欧米と違って、ほぼ単一民族で過ごしてきた日本は、同列で考えるには無理があります。
余りにも違う文化、風俗習慣、宗教。
理想はわかりますが、現実的にはハードルは高いと思います。


毎日です。
「障害者を差別視する意見は今もネットなどで散見される。社会的格差が広がり、自己責任が過度に求められる中で、障害者にゆがんだ視線を向ける人は多いのかもしれない。

 ただ、どんな人にも生きる権利はあり、重度障害者もそれは同じだ。肉親や周囲の人々を通して社会に何かしらの影響力を発してもいる。障害のある子からさまざまな刺激や影響を受けて偉大な功績を残した芸術家や経済人は少なくない。

 被告の主張は優生思想に影響を受けたものだと指摘される。しかし、優生思想の基となったダーウィンの進化論は、優れたものや強いものが生き残ることを示す考え方ではない。たまたまその時代の環境に適したものが生き残るに過ぎないという自然の摂理を示したものだ。

 地球環境や資源の有限性に直面し、未開拓のフロンティアが消失した世界で私たちは生きている。他者の存在を認めない偏狭な考えこそ、現代の環境に適していないと言うべきではないだろうか。

 互いの価値観や個性を認め合い、支え合いながら共存しなければ、社会の維持や発展は望めない。あの痛ましい事件はそのことを私たちに訴え続けている。」

哲学の問題です。
イギリスで1944年に作られた障害者雇用法から、まだ70数年しかたっていません。
しかも、戦争で障害を負った人の救済が基本で、今の仕組みとは意味が違います。
まだまだ時間がかかるかもしれません。


中日です。
「 高齢者らがアクセルとブレーキを踏み間違えて悲惨な事故が後を絶たない現状を考えれば、事故防止のための技術を最優先させる。高齢化や過疎化で鉄道経営が成り立たない地域が増えており、お年寄りらの足となる自動運転バスの実用化を急ぐべきではないか。

 「二〇年までに世界最先端のITS構築」「二〇年以降、自動運転システム化のイノベーションで世界の中心地」などと世界一を掲げるが、あまりに上滑りしていないか。」

自動運転は、追突事故などのヒューマンエラーを大幅に減らすことができます。

○年後には義務づけ、というようになってほしいと思います。

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