オミクロンか・・・
・ 北朝鮮ミサイル 「瀬戸際」許さぬ結束を
・ 経団連春闘方針 賃上げは好調な企業の責務だ
・ 建設統計不正の報告書 「事なかれ」はここだけか
・ 受験生の安心と安全を守れ
・ 噴火と津波情報 検証を重ねて次に生かせ
・ 重点措置の拡大 先手の対策を躊躇なく
インフルエンザによる死者は?5月3日の記事を再掲します。
日本では、次のように説明されています。
インフルエンザの年間死者数はどのくらい?
2018年のインフルエンザによる死亡者数は、厚生労働省が毎年発表している人口動態統計によると3325人。この年、米国では1万人弱の死亡者数が報告されており、日本と比較すると死亡者数にかなりの差が見られます。インフルエンザによる死亡者数として発表されるこの数字には2つの種類があります。
1つは、インフルエンザに感染したことによって死亡した人、つまりはインフルエンザが直接的に死の原因となった人です。先ほどの3225人という数値はこれを意味しているものです。もう1つは、インフルエンザにかかったことによって自分が罹患している慢性疾患が悪化して死亡されたというものです。この2つをあわせた死亡率のことを超過死亡概念といい、WHOが提唱しているのですが、この数値が毎年約1万人程度と厚生労働省では発表しています。
出典 https://www.clinicfor.life/articles/covid-072/
他の資料を見ても、おおよそ、年間1万人程度というのが定説のようです。
それでは、死者を年齢別にみてみると、
これは日本の例です。新型コロナでは、若い人の死亡率が低い、ないしは死者がいないのは世界的にみられる傾向です。
それではインフルエンザによる死者の年齢分布は? 日本の場合です。
出典 「新型コロナウイルス Q & A」P.31 http://www.jsdn.gr.jp/CMS/wp-content/uploads/17f1e0c9350126f77fa30ea205381dd2.pdf
5歳から9歳の死亡率が、全年齢層で一番高いのです。
インフルエンザは予防接種も治療薬もあります。それでもこの数字です。
こと、子どもに限れば、インフルエンザの方が新型コロナよりはるかに怖いことがわかります。
コロナの死者数は、
2020年1月18日からの統計で、18,446人。1年あたり約9,200人。これはインフルエンザの数値と似ています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
コロナの死者は、交通事故、あるいは自殺でも、コロナにかかっていればカウントされます。
インフルエンザはそうではないようです。
どっちが怖いのでしょうか?