《 優れた方法は子どもを変える 》
教室掃除は仕事量が多いしたいへんだ。子どももやりたがらないし、指導に困っていた。
そんな時に野木森式掃除法に出会った。小学校1年生でも15分。中学生なら8分で終え、残りは水ぶきで隅々まで拭いてくれる方法である。
事前に、ほうき、から拭き、机運びの3グループを作っておく。それぞれ2~3名いればよい。(机は3名いるとよい。)
また、机は前に移動させておく。
ほうきは横に掃き始める。
その後を、から拭きが付いていく。
同時に机を運び始める。
教室後ろのゴミを、中央左側に固めておく。
前も同様に行う。
机は整頓しながら並べる。
できあがり!
残り時間に、全員で水ぶきにとりかかる。
この方法の優れたところは、同時進行で動くので、ロスがなく「協力」を実感できる。
ゴミと机が交差しないので、ゴミが散らからない。何より、この方法を教えると喜んで取り組む。
そして、教師は子どもたちをほめることができる。
優れた方法は子どもを変えるのである。