あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

5月31日の社説は・・・

2013-05-31 05:37:13 | 社説を読む
アフリカ、インド、脱北・・・、国際関係が賑やかになってきました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ アフリカ開発―資源頼みから脱却を
・ クールジャパン―利益より日本の良さで

読売新聞
・ 選挙制度論議 政治の安定へ衆参同時改革を

毎日新聞
・ 医療事故調 信頼確立の第一歩だ
・ アフリカ開発会議 互恵関係を築きたい

日本経済新聞
・ 日印の戦略的関係をどう築いていくか
・ 医薬研究に高い透明性が要る
 
産経新聞
・ 日印首脳会談 経済と安保で連携強めよ
・ 財政健全化 目標実現こそ成長支える

中日新聞
・ 見直そう土との共存 世界農業遺産
・ 選択制の議論を進めよ 夫婦別姓訴訟

※ アフリカ、インドが2社ずつ並びました。明日も続くと思われます。

 今日は日経を取りあげます。

「高血圧治療薬の効果を調べる大学の臨床研究に、製薬会社の社員が身分を隠して関与していたことがわかった。」

 このニュースに驚いた人はどれくらいいるのでしょう。
 当たり前じゃないの?と思ってしまいました。

「京都府立医科大など5つの大学が中心となった臨床研究の結果、血圧を下げるだけでなく、脳卒中や狭心症などのリスクも抑える効果があるとされた。同社は研究結果を製品の宣伝に利用してきた。」

 もちろん、不正はいけません。

「府立医大の研究グループが発表した論文で不適切なデータ使用などが発覚し、論文が撤回された。」

「教授の研究室はノバルティス社から多額の奨学寄付金の提供を受けていた。そして今回、同社の社員が論文のデータ解析に携わったことが明らかになった。」

 しかし、産学連携は大きな流れです。

「医薬品開発に産学の連携は不可欠だ。革新的な医薬品や医療機器をこれからの日本の成長の柱にしていく必要がある。大学の研究と企業の製品化を円滑に橋渡しすることがこれまで以上に大切だ。

 それだけに医薬品の効果や安全性を調べる研究には透明性が求められる。医師や企業は高い倫理意識を自らに課す必要がある。」 

 産学連携の「産」は、利益を生み出すのが使命です。

 倫理意識というモラルに委ねられているのが現状で、現実とのギャップがあるのも事実です。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。