あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

プラグマティズムとは何か|チャールズ・パースの哲学【プラグマティズム#1】

2024-04-28 06:10:34 | 哲学の窓

プラグマティズムとは何か|チャールズ・パースの哲学【プラグマティズム#1】

□注釈と引用 *1 動画シリーズの全体構成には伊藤 邦武先生の『プラグマティズム入門』をかなり参考にさせていただきました。非常に良い本ですので、ご興味があればぜひご一読ください。 https://amzn.to/3wcut6D *2 とはいえ、ベーコンの『ノヴム・オルガヌム』が発表されたのは1620年、デカルトの『方法序説』が発表されたのは1637年なので、当時は大陸合理論という完成した流れがあったわけではありません。あくまでも後世から見たときに、ベーコンの主張は合理論に対立しているという意味です。 *3 責務があったというか、彼らはそれが責務だと思い込んでいた、が正しい表現ですね。この辺りはプラグマティズムの中で議論され「そんな責務はないで」という意見も現れたりします。 *4 サイモン・ニューカムは若い頃、パースの父親であるベンジャミン・パースから薫陶を受けていました。その恩義に勝るほどの嫌悪感をパースに抱いていたようで、この辺りはわりとドロドロです。(ちなみにこの20年後にもカーネギー助成金を受け取ろうとするパースを妨害したことも知られています。どんだけ嫌いなんだよ・・・) *5 そもそも、プラグマティズムはそれそのものが「真理の定義」を再解釈する目的を持った哲学だと言えます。 □参考文献 プラグマティズム古典集成――パース、ジェイムズ、デューイ https://amzn.to/3RV5MTC プラグマティズム入門 (ちくま新書) https://amzn.to/422NggC アメリカ哲学入門 (現代プラグマティズム叢書) https://amzn.to/48P0pfK 真理・政治・道徳―プラグマティズムと熟議 https://amzn.to/491vjl3


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。