《 じゃんけんで発言者を決める 》
遊び心(ゲーム性)は教師にも子どもにも必要。
じゃけんは、全員を授業に乗せるための技で、授業の序盤に使うと効果的である。
指名にも多くの方法がある。
授業日に、その日の番号の子を当てる人がいる。
当たる子が予想されて、他の子の緊張感をなくしてしまうため、お薦めしない。
いつ当たるかわからない緊張感は、全員を参加させるためにも大切である。
その他、指名なし討論、相互指名などの方法があるが、核心部分は教師による意図的な指名が授業の真髄である。
最適な発言者を指名できるのは教師しかいないからである。
・ 授業の冒頭部など、テンポよく多くを指名する場面
・ 目立ちたがり屋に活躍させる場面
・ じっくりと全員に考えさせる場面
・ じゃんけん等で、空気を和らげる場面
・ ふり返りで、全員に共通理解させる場面
それぞれに指名の目的と方法があるのである。