中国の龍は爪が5本、なぜ日本の龍は3本なのか/THE OWNERhttps://the-
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華夷秩序のもとでは、中国の龍の爪が5本あったのに対して、属国として次の序列にあった朝鮮やベトナムの龍は、爪が1本足りない4本でしかなかった。
日本は華夷秩序のもとで、夷狄として蔑(さげす)まれていたから、龍の爪は3本しか許されなかった。そのために、室町時代のころから、日本から注文があって、日本へ輸出する龍の彫刻や絵には、すべて爪が三本しかなかった。
日本は中国の周辺諸国のなかで、ただ1国だけ、中国の属国となることなく、臣従して朝貢することがなかった。