１１月１２日の社説は・・・

法務大臣が更迭？されました。

 

朝日新聞

・　葉梨法相辞任　首相の判断　信頼揺らぐ

 

読売新聞

・　法相辞任　軽口をたたくにも程がある
・　企業決算好調　社員や取引先に恩恵及ぶよう

 

毎日新聞

・　葉梨法相が辞任　首相のお粗末な危機対応
・　日本の東南アジア外交　対等なパートナーとして

 

日本経済新聞

・　日本の半導体は今度こそ復活できるか
・　職責の自覚欠く法相の辞任劇

 

産経新聞

・　葉梨法相を更迭　任命者の首相は猛省せよ
・　次世代半導体　過去の失敗を繰り返すな

 

中日新聞

・　葉梨法相辞任　政権担う能力あるのか
・　質問権を行使　実態解明を迅速・適正に

 

※　全社法相でした。

 

朝日です。

 

「人の命を奪う究極の刑罰を、ウケ狙いの軽口に使う。法相としての適格性を欠くことは明らかで、辞任は当然だ。」

 

ウケ狙いの軽口は事実でしょう。

ただ

辞任は当然だ

とは思いません。

 

読売です。

　同じ自民党岸田派に所属する外務副大臣のパーティーで、法相の職務について「朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけ、という地味な役職だ」と述べていた。

　葉梨氏は、自らの仕事を「受け」も狙って紹介しようとしたのだろうが、人間の命を奪う死刑執行の重みを考えれば不見識過ぎる。

不見識過ぎるのも事実でしょう。

ただ、辞めるほどとは思いません。

パーティージョークを録音し、切り取って問題にされたら、言論の自由はかなり制限されます。

以前には、オフレコと断ったのに記事になったケースもありました。

 

日経です。

 

職責の自覚欠く

 

その通りです。

でも、あえて言いますが、更迭は重すぎると私は思います。

 

　日本の「言論の自由」は軽すぎます。

 

　言論の自由を守るべきマスコミが、言論の自由を狭めているのです。

 

　確認しましょう。

 

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。