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『フィンランドの教育~教育システム・教師・学校・授業・メディア教育から読み解く~ 』

2020-06-26 14:59:39 | 教育関連情報

『フィンランドの教育~教育システム・教師・学校・授業・メディア教育から読み解く~ 』

2016/4/20 北川 達夫 (著), 中川 一史 (著), 中橋 雄 (著), 佐藤 幸江 (著), Tarja Malmi-Raike (著)

第1章 フィンランド教育システムの背景(フィンランドの教育制度
 フィンランドとはどのような国か―教育の背景にあるもの
 フィンランド教育の現在―学習指導要領改訂の動向)
第2章 フィンランドの教師(フィンランドの教師の一日
 フィンランド教師の見た日本の学校)
第3章 フィンランドの学校(学校年度・学校の特色・教科書
 教師・児童生徒・保護者)
第4章 フィンランドの授業(国語の授業
 合科的な授業の実際)
第5章 フィンランドのメディア教育(ICTを活用した授業
 フィンランドのメディア・リテラシー教育)

Books for Teachersに次の記事がありました。

ここから http://bookfort.hatenablog.com/entry/2016/10/15/163653 

一部引用します。

僕はこの最後のところ、「探求的な生活が、人生への糧になり、授業の糧になる」という一節が好きだ。

関連して、ライフネット生命の会長で、ものすごい読書家の出口治明さんの、「人が学ぶ方法は3つあります。 それは、人に会う、本を読む、旅をする(現場に行く)の3つです」というのも共感する。

フィンランドの教師も日常は大変そうだが、いまの日本の教師よりも、おそらく、探求的な生活、経験は豊富なのではないだろうか。これはPISAなど子どもの学力にすぐにあらわれないかもしれないが、子どもの好奇心にも直結してくる話だろうと思う。好奇心や探求心の低い教師からは、そう多くの好奇心をもつ子どもは生まれないだろう。

それから、もうひとつ重要なことは、教師になりたいと思う人が増えるかどうかにも影響するだろう。

先日ある中学校の先生と話していて、次の言葉が響いた。

総合的な学習の時間が失敗したのは、教師が総合的な人生を送ってこなかったからですよ」

 

 


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