７月１日の社説は・・・

いよいよ７月です。今年も下半期に入ります。
骨太方針が中心。ギリシャ続報もあるか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　ギリシャ不安―ユーロ分断避ける道を
・　アスベスト禍―ピークはこれからだ

読売新聞
・　骨太方針決定　アベノミクスを深化させよ（2015年07月01日）
・　ギリシャ危機　混乱の拡大防ぐ最善の努力を（2015年06月30日）
　
毎日新聞
・　アジア投資銀行　国際的信用がカギ握る
・　箱根山噴火　正確な情報を速やかに

日本経済新聞
・　成長と財政両立の宿題は山積みだ
・　ギリシャを破綻国家にせぬ道を模索せよ
　
産経新聞
・　骨太方針　「二兎」追う道筋を見せよ　成長への過大な期待許されぬ

中日新聞
・　新幹線火災　引き出すべき教訓は
・　箱根山小噴火　情報の出し方に工夫を

※　骨太方針が３社、ギリシャも３社ありました。

中日が、フットワーク軽く、昨日の新幹線内自殺です。

「よりによってなぜ新幹線だったのか。ＪＲ東海道新幹線のぞみ２２５号であった火災は、乗客の男が図った焼身自殺が原因だったようだ。動機の解明を急ぎ、安全管理の在り方を再検証しなくては。」

「日本の鉄道の安全確保は、乗客のモラルと信用に委ねられてきた面が強い。もし、その場に居合わせたらどうすべきか。私たちにも問い掛けはあるだろう。」

本当に迷惑な話です。ＪＲは、そして、被害に遭われた方は誰に怒りをぶつければよいのでしょうか。

これが、もし映画館の出入り口付近で同じ事が起こったら？　飛行機内でおこったら？
ぞっとします。


骨太方針。

読売です。
「民間活力を引き出す規制緩和などで高い成長を実現し、財政赤字の解消や社会保障制度の再構築など構造問題の解決を図る。経済成長と財政再建の二兎にとを追う基本戦略を堅持したのは妥当である。」

日経は厳しい見方です。
「日本経済の最大の課題である成長力の強化と、財政健全化を両立する道筋を示せたとはいえない。むしろ課題を浮き彫りにした。」

産経も疑問視しています。
「問題は実現可能性である。骨太方針は歳出改革に踏み込まず、成長頼みに過ぎている。その成長戦略も、３％以上の名目成長率を目指すのに十分なのか。」

３％以上の名目成長率は高すぎないか？
というより、実現しなくてはなりません。
頼みますよ、安部総理。