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落語家と行く なにわ探検クルーズ-2-

2010-06-28 06:39:31 | 取材・旅行
昨日に続き、「落語家と行く なにわ探検クルーズ」の紹介です。



桂きん太郎さんからの問題です。

Q1 大阪市には、橋がいくつあるのでしょう?

A1 881あるそうです。

Q2 東京23区と大阪市では、どちらが橋が多いでしょう?

A2 東京には約3,800あるそうです。断然東京ですね。
   ちなみに、京都には1,300、神戸には2,000あるそうです。

では、なぜ大阪の橋は有名なのでしょうか?
それは、街の面積に占める橋の面積の割合が日本一だからだそうです。

大江橋をくぐっています。


低い橋をくぐる時には、油圧で船位を下げる仕組みになっています。
船位を下げた時には、船室が湯船に浸かっているようになります。水面が、すぐ近くに感じます。



大江橋の下の天井には、船の屋根が擦った跡がたくさん残っていました。

このあたりは堂島といいます。
なぜ堂島か?

四天王寺の建材が嵐の後で流れ着き、ここで山のようになっていたことがきっかけです。

大阪城が見えました。


八軒家浜船着場です。


その名前の由来は、古くから京都・伏見と大阪を結ぶ三十石船の発着場で、江戸時代に八軒の船宿があったからと言われています。



この三十石船に乗って、坂本龍馬も寺田屋へ向かったそうです。

また、京都から船に乗り、「八軒家浜」を経由して熊野詣でをしたことから、熊野街道への起点としても知られています。

ちなみに、京都から大阪へは6時間、逆に大阪から京都へは12時間かかったそうです。

川口居留地跡に残るキリスト教会です。


川口居留地とは、1868年大阪開港と同時に設けられた外国人居留地です。
1920年に建てられたキリスト教会が面影を伝えます。

グラバー邸もここにあり、その後長崎へ移りました。

さらに、このあたりにあった中華街は神戸へ移りました。

和光寺からは、信州・善光寺の本尊が出現しています。

京セラドーム大阪は、かつて大阪ガスの工場がありました。
石炭を蒸し焼きにした、都市ガス発祥の地でもあります。

道頓堀川へ入るには、水位調節のために閘門がありました。


ちょうど、濡れている高さまで水位が上がります。

終点、湊町船着場に到着しました。


解説が楽しく、大阪を満喫できます。乗船券は、大人2,500円、子供1,250円です。

最後に、きん太郎さんから聞いた、大阪日本一を紹介します。

○ ひったくり件数
○ 駐車違反件数
○ 離婚率
○ 喫茶店 
○ チューハイ消費量
○ つまようじ

それぞれ、理由の解説が楽しめました。

みなさんも、落語家と行く なにわ探検クルーズ へお出かけ下さい。

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