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10月27日の社説は・・・  

2013-10-27 05:41:52 | 社説を読む
各社、これまでに出ていない事を出してくるでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 国家戦略特区―地方の発想こそ生かせ
・ 教育と行政―現場の判断を縛るな

読売新聞
・ 東電会計検査 支援制度は維持できるのか
・ 活字文化の日 図書館を魅力ある知の広場に
 
毎日新聞
・ 日中関係 民間外交を改善の力に
・ 和食、世界遺産に もっと魅力を味わおう

日本経済新聞
・ 問題が多すぎるタクシーの規制強化
・ CO2削減目標を断念するな

産経新聞
・ 減反見直し 競争力強化へ避けられぬ
・ 中国紙への弾圧 言論の自由は普遍原則だ
 
中日新聞
・ 秋の味よ、永遠なれ 週のはじめに考える 

※ 朝日です。

「文部科学省は沖縄県竹富町の教科書採択をめぐって、県教委に是正要求を指示した。
 東京都や神奈川県の教育委員会は、特定の歴史教科書を選ばぬよう各高校に指導した。
 大阪市教委は、全国学力調査の結果公表を各校に義務づける方針を決めた。
 国―都道府県―市町村―学校を川になぞらえれば、いずれも川下の判断を川上から縛る動きとみることができる。
 わが国は戦前への反省や地方分権の理念から、なるべく上からの口出しを控え、川下の判断を尊重する制度を築いてきた。その理念がいま、転機に差しかかっているようにみえる。」


 毎日です。

「和食が、世界に誇るべき特色はいくつもある。
 まず、自然を大事にしている点だ。素材の旬にこだわり、地域の風土・気候に根ざし、材料を最後まで使い切ってむだにしない。
 また、見て美しく楽しい。どこからながめても同じ姿の対称的な盛りつけではなく、四季のうつろいも取り込んで食べる人を喜ばす。
 多様な調理法も例をみない。生のほか、焼く、煮る、蒸す、揚げる、あえる、発酵させる、干すと幅広い。この結果、包丁などの道具、食べ物を盛る皿や器も多彩だ。
 さらに「だし」に代表されるうまみが味の土台をつくっている。うまみは5番目の味覚として、英語でも「UMAMI」と表現される。
 そして、動物性脂肪が少なく食物繊維は多いので、健康にいい。
 こうした特色に加え、「おせちと正月」など年中行事に深くかかわり、家族や地域の絆を生んできた文化的な側面も評価された。」


 日経です。

「そもそも供給過剰という理由で、当局や既存業界が需給調整に乗り出すのは正しいことなのか。
 今の日本で外食チェーンから半導体産業まで供給過剰気味の市場にこと欠かない。これらの分野にタクシーと同じ処方せんを当てはめ、「新規参入禁止」や「供給力の強制削減」を実施すれば、各市場の縮小均衡は止まらず、日本経済全体の活力も衰えるだろう。
 各企業が創意工夫を重ねて競争し、そこで敗れたプレーヤーが退出することで、需給が再び均衡する。これが本来の道筋である。」

 それぞれもっともです。

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